映画雑感:エンド オブ ザ ワールド
<エンド オブ ザ ワールド>
核戦争によって地球の北半球は放射能に汚染されてしまいます。
南半球にも放射能はじょじょに迫ってきますが、その時北半球のとある場所から電子メールが定期的に送られてくる事にオーストラリア政府は気づきます。
「もしかしたら放射能に汚染されていない場所が北半球にあるのでは?そこに移住すれば人類は絶滅から逃れられるのでは?」という希望を胸に、潜水艦は調査に向かうのですが…。
子供の頃に『風が吹く時』というアニメを公民館で観た事があります。
のんびりとすんでいた田舎のおじいさんとおばあさんが放射能に被爆し、ゆっくりと死んでいくという悲惨な内容の映画でした。
おじいさん、おばあさんが最後悲惨な風貌で死んでいく様は、子供心にかなりショッキングでした。
このアニメは大人になってからテレビで放送された時にもう一度観たのですが、その時も観終わった後にかなり気分が悪くなったのを覚えています。
この『エンド オブ ザ ワールド』は、『風が吹く時』を彷彿とさせます。
映画全編に核戦争や放射能の恐ろしさ・悲惨さが描かれており、救いようのない物語となっています。