06/13/2006

映画雑感:エンド オブ ザ ワールド

エンド・オブ・ザ・ワールド 完全版

<エンド オブ ザ ワールド>
核戦争によって地球の北半球は放射能に汚染されてしまいます。
南半球にも放射能はじょじょに迫ってきますが、その時北半球のとある場所から電子メールが定期的に送られてくる事にオーストラリア政府は気づきます。
「もしかしたら放射能に汚染されていない場所が北半球にあるのでは?そこに移住すれば人類は絶滅から逃れられるのでは?」という希望を胸に、潜水艦は調査に向かうのですが…。

子供の頃に『風が吹く時』というアニメを公民館で観た事があります。
のんびりとすんでいた田舎のおじいさんとおばあさんが放射能に被爆し、ゆっくりと死んでいくという悲惨な内容の映画でした。
おじいさん、おばあさんが最後悲惨な風貌で死んでいく様は、子供心にかなりショッキングでした。
このアニメは大人になってからテレビで放送された時にもう一度観たのですが、その時も観終わった後にかなり気分が悪くなったのを覚えています。

この『エンド オブ ザ ワールド』は、『風が吹く時』を彷彿とさせます。
映画全編に核戦争や放射能の恐ろしさ・悲惨さが描かれており、救いようのない物語となっています。

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06/10/2006

映画雑感:フォーリングダウン

フォーリング・ダウン

<フォーリングダウン>
妻との離縁・仕事の○○・その他の鬱憤がたまっていた主人公が、交通渋滞を機に遂にキレてしまい…。

以前TUTAYAで借りようかどうか悩んだ挙句、結局借りなかった映画です。
機会があれば観たいとは思っていました。

パッケージのストーリー概要を見て想像してた限りでは、正直もっとショッキングな展開になるかと思ってましたが、実際に観てみると、主人公がキレたわりには結構思い止まる部分が多々あり、いまいち中途半端な感じです。
正直もっといくとこまでいって欲しかった感じ。

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06/08/2006

映画雑感:絶叫屋敷へいらっしゃい!

絶叫屋敷へいらっしゃい!

<絶叫屋敷へいらっしゃい!>
道路標識を無視したために逮捕され、その地方を治める判事の屋敷へ案内された4人。
屋敷内は様々なギミックが仕込まれており、4人はそこからの脱出を計るのですが…。

お馬鹿系映画です。
人によっては見る価値すらない映画だとは思いますが、自分はわりとこういうのは好きだったり。
屋敷内のギミック(白骨コースターとか馬鹿げてて笑える)や、庭を管理する二人が無駄にグロテスクだったりと、全編に漂うB級くささがたまりません。

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06/07/2006

映画雑感:ウェールズの山

ウェールズの山

<ウェールズの山>

地図の製作のために山の高さを測量にきた二人のイギリス人。
村人達は彼ら二人を当初は温かく迎えるも、測量によって自分達の愛する山の高さが”山”として認定されるのに必要な高さを満たしていない事を知る。
なんとかして"山"として認定してもらおうと村人達が取った行動とは…。

実話をベースにした映画で、おおらかな村人達が目的のために一致団結して行動する様が描かれています。

ストーリーはすごい単純で、映画としては正直面白い作品とは言えないのですが、自分達が生まれ育った地元の山を愛する気持ちとかは痛いほど伝わってきました。

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06/06/2006

映画雑感:ガープの世界

ガープの世界

<ガープの世界>
一応ヒューマンドラマ系かな?
ロビン・ウィリアムス扮するTSガープの人生が描かれています。
ガープの母親はちょっと変わりものですね。
ガープの父親について「負傷して体は動かないのに、○○は(以下略)」の部分は笑いました。
その他に登場するキャラも、一癖二癖あったりも。

若かりし頃のロビン・ウィリアムスは独特のカッコ良さがありますね。
(タイプライターを打ってるシーンでの顔アップ時の瞳の冷たさがなかなか良かった。)

古い映画ですが、この映画はまぁわりと良かったです。
大人向けの風刺というか皮肉みたいな話もあったりするので、子供と見るのはおすすめできませんが。

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06/03/2006

映画雑感:ゴースト ニューヨークの幻

ゴースト ニューヨークの幻
<ゴースト ニューヨークの幻>

突然殺害されてしまった主人公サムが、ゴーストとなりながらも、残された恋人を守るために奮闘するのですが…。

久しぶりに見たけど、あいかわらず脚本のうまさに唸ります。
開始からラストまで退屈する事なく観る事ができました。
ウーピー演じる霊能者も非常にキャラがたっていて面白いし。
楽曲の良さもあいまって、ラストシーンはやっぱり感動してしまいます。
デミ=ムーアはそんなに好きな俳優ではないのですが、この作品に登場するデミ=ムーアはなんともかわいらしいですね。


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05/20/2006

映画雑感:虚栄のかがり火

虚栄のかがり火

<虚栄のかがり火>
エリート証券マンのマッコイ(トム・ハンクス)は、愛人とのドライブ中、自分の車で人をはねてしまう。
その時運転していたのはマッコイではなく愛人だったのだが、マッコイ自身がはねた事になり、やがて……。

この映画は「サスペンス」とよく紹介されてますが、どことなく作品全体がユーモラスな雰囲気となっており、またサスペンス要素はかなり薄いです。
なんかサスペンスというよりドタバタ系といった感じ。

冒頭のブルース・ウィリスの登場シーン・語りでは結構面白そうな雰囲気を醸し出していますが、映画の中身は正直内容かなり薄め、かったるい展開であまり面白くありませんでした。


トム・ハンクス, ブルース・ウィリス, メラニー・グリフィス, モーガン・フリーマンと、豪華俳優が多数出演しているのがもったいない感じです。

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05/07/2006

映画雑感:エレファント

エレファント デラックス版

<エレファント>

アメリカのコロンバイン高校で実際に起こった二人の少年による大量殺戮事件を題材とした映画。
冒頭では視点(キャラ)を変えて、ごく日常的な高校の風景が描かれ、やがて銃を所持した二人の少年が校内に突入し、大量殺戮が始まる。
ストーリー性は高い作品ではないし、ドキュメンタリー作品や事件の考証映像とも違うと思います。
終始淡々とした感じで映像が展開します。
フィクションでなく実際に起こった事件を題材にしているという事もあり、観ててかなり気分が悪くなりました。

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04/22/2006

映画雑感:リアルブラッド

リアルブラッド
<リアルブラッド>

自動車ディーラーをしているアルという中年が、街の喫茶店でとある美女(アンジェリーナ・ジョリー)に出会います。
「家まで車で送って欲しい」と彼女に言われ、モハベ砂漠にある彼女の家まで車で送るのですが、そこで彼はトラブルに巻き込まれ……。

俳優や俳優の演技・絵作りなどでは及第点なものの、脚本がかなりダメすぎて全然面白くなかったですね。

「若い女性とモハベ砂漠に旅に出た中年の男。しかしその旅は一転して恐怖に変わっていく」みたいな解説がありましたが、この映画はサスペンスやホラーとは無縁だと思います。
(映画内で早い段階でサスペンスやホラーとは無縁であるというネタばらししてるしなぁ……。)
そういうのを期待して観ると、肩透かしを食うどころか、怒りすら覚えるでしょう。
テイスト的には、むしろ”どうでもいいドタバタ劇”といったところ。(そう見ても中途半端な感じはするけど)

アンジェリーナ・ジョリーのヌードシーンがあるものの、これも無理やり入れた感じがしますね。
別に無くても全然かまわなかったですよ。

それ以外にもところどころにある不必要なシーン、観てて欠伸が出るような場面、どうでもいい展開、盛り上がらないラストシーンなどなど、観終わった後に「あー、時間を無駄にしてしまったなぁ」という感想しか出てこなかったです。

"視聴者を楽しませる"という観点が根本的に欠落しており、なんか”ただ映画を作ってみました”みたいな感じがします。

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04/19/2006

映画雑感:もういちど

もういちど
<もういちど>

夫も子供もいる年老いた女性が、若い頃恋人同士だったおじいさんと再び出会った事をきっかけに、再び恋に目覚めるという話。

スカイパーフェクTVガイドでは「感動作」と書かれてましたが、正直あまり感動する部分が無かったです。

再び恋に目覚めるのはともかく、それでこの年で性欲まで再び目覚めるというのはどうなんでしょう?
(演技とは言え、おじいさんとおばあさんが裸で抱き合うシーンはひたすらキツかった……。「ウェイク アップ ネッド」みたいなじいさんの裸なら笑えたけど。)

『老人の恋』なので、ある程度年をとらないと良さがわからないんですかね?

この老女の夫が、妻からいきなり「別の男と寝たわ」とか言われて狼狽するシーンは、ちょっと同情したくなりました。

「禁じられた遊び」をどこか彷彿させる音楽は結構印象的でしたね。

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