津波で流されていった私物をどうやって持ち主の元に戻すか?
通常の地震のみの場合は私物は家の中にそのまま残ったり、家屋が一部壊れても家の周りに散らばる程度ですみます。
しかし今回のように津波被害も発生すると、私物が本来の場所より大きく流されていって、どこに行ってしまったか探すのが難しくなります。
中には家族の思い出の品もあると思いますが、これをどうやって元の持ち主に還るようにするか……。
いつまでもその場に置いておくわけにもいかず、かといって復興のために勝手に思い出の品を廃棄・焼却してしまうというのも…。
googleさんは業務時間の20%を使ってgoogleの収益にはまったく関係ないシステムやアイデアを考えてもいい事になっていて、現在震災被害にあった方を支援するシステムをいろいろ考え出して順次展開していってるようです。
オークションサイトのような感じで、物が元の持ち主のところへ還るようなシステムを構築できないですかね?
・探しています (外見の様子を言葉で表現 「赤いバッグで持ち手のところにはこういったストラップがついています」みたいな。場合によっては手描きイラストも掲載)
・預かっています・ここにあります (画像を何枚も掲載しつつ「こういう肖像画を現在我が家で預かっています」「○○はここにあります」と文章で説明)
タグで特徴を列挙し、検索しやすいようにして。
被災された全ての人がPCやスマートフォンなどを使って参加できるわけではないでしょうが、少しでも多くの人が自分の大切な物を見つける事ができるようになれば…。
嘘をついて持ち主でない人が物を手に入れようとしたりするのが心配ですね。
住所の登録については役所が間に入って、戸籍などを使って嘘の住所・指名では登録できないようにした上で、その住所に送るようにするとか。(仮設住宅などに住んでる場合はそちらに転送してもらう)
後で嘘ついて物を手に入れたのが発覚した場合は、これは刑事罰の何に該当するんですかね?詐欺罪?参加の際には「嘘をついた場合はあとで刑事罰を食らう場合があります」と強調した方が良さそう。
ところで詐欺と言えば義援金募金詐欺がさっそく発生してますが、あちこちであっという間に発覚して逮捕されてますね。
今は携帯で簡単に撮影できる(される)ようになってますので、いつの間にか募金詐欺の様子が撮影されて、昔以上に簡単に身元が判明して捕まりやすくなってるようです。