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01/27/2011

PSPの次世代機が発表されましたね

携帯ゲーム機もそろそろ世代交代の時期にさしかかりました。
任天堂さんの3DSはもう昨年発表されており、発売もいよいよ来月にせまりましたが、一方もう一つの携帯ゲーム機の雄・PSPの後継ハードについてはなかなか情報が出てきませんでした。

本日ようやく情報が解禁されましたが、性能が自分の予想よりもかなり上で驚いています。
PS3のMGS4のデータをコンバートして動かしていた映像がありましたが、解像度以外についてはPS3のあのMGS4とほとんど遜色ないグラフィックで動作させる事ができるみたいですね。
他のPS3向けソフトでも同じくデータをコンバートして動かしていたプレゼンがいくつかあり、その性能の高さにはびっくりするばかりです。

PS3やxbox360と性能が似通っており、これらの機種間では移植もしやすいとの事なので、今後はこの次世代PSP(NGP)とPS3・xbox360の三機種マルチでソフトを出してくるところが多いでしょうね。
すでにPS3・xbox360で出したソフトを次世代PSPに移植してくるケースも結構ありそうです。

PS3では戦場のヴァルキュリアというタイトルがお気に入りの一つだったりしますが、2や3はPSPに舞台を移したせいか、グラフィック面でも内容面でもどうしてもPS3で作られた1作目より大幅に見劣りする感じになってしまい残念でした。
しかし次の作品を次世代PSP向けに作れば、グラフィック面でも内容面でも1作目と同等の作りこみにできそうです。
PS3や360にも移植、あるいは同時発売できるので、開発費の回収も楽になるでしょう。

モンスターハンターシリーズも、次回作は当然次世代PSPをメインハードとして開発されるでしょうが、今後は据え置き機用のモンハンと携帯機用のモンハンの垣根が無くなってしまい、「モンハン4は次世代PSP・PS3・xbox360の三機種マルチ(wiiHDが出るなら四機種マルチ)で発売」とか普通にカプコンはやってきそうです。

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01/26/2011

今の政府は本当におかしいですね…

国会中継見ましたが、過去最大クラスの赤字国債を発行しておいて、「赤字国債の発行額をここまで抑える事ができた。民主党ならではで、自民党ならこうはいかない。」とか誇らしげな顔で語ってましたね。
完全に頭がおかしい。

衆議院選挙のマニフェストでうたっていた「財政改善」を実現するどころか、逆にばらまきしまくって財政を大幅に悪化しておいて、そのくせ「マニフェストの多くを実現できた」とか言ってるし……。

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01/25/2011

地デジ受信不良時の救済策を総務省には用意してもらいたいですね

いよいよ今年の7月に地上アナログ放送が終了となりますね。

すでに地上デジタル放送受信環境へ移行した家庭も多いと思いますが、「天候が悪い時に地上デジタル放送の受信レベルが低下し、場合によっては画面がまったく映らない瞬間がある」というのに遭遇したところも結構あるのではないでしょうか。
アナログ放送時代は天気が悪くなって電波レベルが落ちても、多少画面の映りが悪くなる程度ですみましたが、地上デジタル放送はデジタルならではの足きり(この受信レベル以下になったらアウト)というのがあって、「天気が悪くなると画面がまったく映らない・音も鳴らない時がある」というなんとも情けない事が起きてしまいます。

住環境に恵まれていてまわりに遮蔽物がない立地なら、天気が悪い時もそれなりの受信レベルを維持できてこの悩みには遭遇しないでしょうが、実際はまわりの環境によって「晴天の時だけはきちんと映るのになぁ・・・。」みたいな感じで悪天候時にはうまく受信できなくて泣かされている家庭も多いようです。
そういうところでは、アンテナを高性能のにしたり、ブースターを間にかまして問題解決にあたろうとするも、実際はうまく改善できないところも……。

バラエティ番組なら、放送時にたまたま天気が悪くて受信不良を起こしても、まぁ見れなかった時のダメージは比較的軽いように思います。
しかしシリーズ物のアニメやドラマなどは、受信不良で画面まっくら・音も出ないという事になってしまうと精神的ダメージがきつすぎます。
放送中30分(あるいは一時間)まるまる画面が映らないままという事はまずないでしょうが、大事なシーンで運悪く画面が映らなかったりしたり…。
後でディスクに焼くためにレコーダーで録画してる場合は、その回はケチがついた感じになってしまいます。(せっかく何度も見ようと録画したのに)

受信不良でうまく視聴・録画できなかった人のために、「放送後二週間以内は一番組300円くらいでネット経由でレコーダーにダウンロードして、DVDあるいはBDに書き込みできる」みたいな救済策を総務省には用意してもらいたいですね。
高すぎないなら有料でもかまわないので。
アクトビラというビデオダウンロードサービスがありますが、あれもサーバーから映画や番組をダウンロードした後、ディスクに書き込めたりします。あれと同じような仕組みを使うと。
「放送後二週間以内」という期限を設けているのは、番組を保存する期間が長いほどサーバーのHDDをより圧迫するし、いつまででもダウンロードできてディスクに焼けるとDVDやBDの売り上げに多少影響を与えるからです。(BDに比べて画質が悪かったり、おまけ映像が無いとはいえ)


連続物の途中の回が天候のせいでうまく見れない事に何度も遭遇してしまうと、安心して地上デジタル放送で番組を楽しむという事ができません。
受信不良に遭遇した場合も、スカパーとかですぐに放送してそちらで正常に視聴・録画できるならいいのですが、実際は番組によっては放送までまたされたり、一向にスカパーで放送される気配がないのもあったり…。
かといって1枚数千円するDVDやBDを買うほど金に余裕があるかというと…。
(というか元からDVDやBDを買う人は受信不良は気にしないでしょう。)

アナログ放送時代は「天気が悪いと番組の受信に失敗する」なんてアホな仕様はなかったのに、デジタルでは普通にそういうのが起きてしまう。
それに対してはきちんと何らかの対策を用意するべきだと思うのです。

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01/16/2011

なんかずれてますね……

菅首相が「赤字国債発行額が税収(歳入)を上回ってる状態が続くと財政が破綻してしまう」みたいに言ってますが、じゃあ歳出の若干の削減と増税による歳入の増加で、毎年の赤字国債発行額が今の40兆円超から自民党時代のような30兆円、あるいはもっと減らして20兆円になったら財政は破綻しないかというと、そんな事はないですよね。

「毎年の赤字国債発行額が税収を上回る事が異常」ではなく、「毎年赤字国債を発行する事(歳出が歳入を上回ってる)自体が異常」でしょうに。
戦後の財政破綻・ハイパーインフレ、それによって起きた大きな経済の混乱を反面教師として法律で赤字国債の発行を禁止したはずなのに、昭和の途中から毎年の時限立法で無理やり赤字国債発行を認めさせて、それを続けて国の借金は1000兆円近くにまで膨らんでしまった。
地方の分の借金をあわせるととっくに1000兆円越えているし。
今のところ国債はほとんどが国内で消化できていますが、今のペースで借金増やしたら10年経たずに国内で消化しきれなくなりますよね。
国内で消化できないと海外資本が国債を買ってくれるかというと、日本の国債みたいな金利の低い商品はまず買ってくれないでしょう。
海外に買ってもらうために金利を引き上げると、今度は膨らみすぎた借金の借り換えの際の利払い費が大変な事になってしまいます。
もう国内で国債を消化しきれなくなった時点でアウトです。

増税自体はもう仕方ないのかもしれませんが、それと同時に歳出の大幅な削減もやらないと結局ずるずると借金は増え続け、いつか限界点に到達して財政は破綻してしまいます。
公務員給与の大幅な削減、高校授業料の無償化廃止、子ども手当ても廃止、年金の支給額や保険の負担額も資産に応じて負担を増加させる(国の負担を減らす)、生活保護の支給額を減らすなど、多面的に歳出の削減をしないとダメでしょう。
福祉サービスも、今までのサービスは「身の丈にあってない」んだから、減らす(あるいは受益者の負担を増加させる)のは当然。
そうやっていろいろ削減して、さらに特別会計を一般会計に組み込んだ後に、「赤字国債の発行額を20兆円以下(もうちょっと頑張って10兆円以下)にまで減らせたものの、それでも足りません。」という事で増税を認めさせるという段階を踏まないと、歳出のろくな削減もせずにいきなり「増税します」じゃ国民の多くは納得しないでしょう。

中途半端な歳出削減、中途半端な増税で、結局ずるずると国の借金は増やし続けて、ある日突然財政が破綻、経済が大きく混乱。
銀行は連鎖的に倒産して、あまりにも倒産件数が多いのでペイオフの1000万円すら国は補償できなくなる。
銀行が倒産すると資金繰りが悪化して多くの企業も連鎖的に倒産。
パナソニック、東芝、シャープ、ソニー、任天堂、カプコン、コナミ、集英社、講談社、小学館、ユニクロ、NTT、ソフトバンクなどなど、見知ってるような多くの企業が連鎖的に倒産あるいは残っても二束三文で海外資本に買収され、日本人が作った企業なのに海外のものになる。
個人は、貯金は銀行倒産時に失うか、ひどいインフレで価値を失い、勤め先も倒産で金が入らなくなったら、どうやって食っていけばいいのやら。
食料買うにも金がいるし、そもそも店頭にきちんと食料品が並ぶかどうかも怪しい。輸送には燃料がいりますが、円が価値を大きく失えば、燃料の確保も難しくなります。
水、ガス、電気、ゴミ収集などのインフラサービスも維持できるのかどうか。水の浄化ができない、ガスが供給されない、電気も使えない、ゴミ収集がまともにされなくて個人個人の家がゴミ屋敷と化す。
「財政破綻してもたいした事は起きない」みたいな事言ってる人もいますが、「国が財政破綻する」とまず間違いなくひどい事が起きるでしょう。
近年のデフォルトではアルゼンチンが一番被害が少なかったですが、そのアルゼンチンすら国内の経済は大きく混乱し、連鎖的な倒産が起き、失業率が馬鹿みたいな高い数字になり、多くの人が国外へ逃げ出す事になりました。
戦後の日本クラスの財政破綻が起きると、もっとひどい事になります。
国の経済が大きく混乱し、国民の生活がめちゃくちゃになるような事態だけはなんとしても避けていただきたい。
例えそのために今より生活水準を下げたり、生活が苦しくなる事になっても。

そういや子ども手当ての海外へのばらまきはどうなったんですかね?
昨年段階では「海外在住の子どもへのばらまきは批判があったので、来年度では国内に住んでる子どもだけ対象にする事を検討する」みたいな事を言ってましたが。
まさか「検討しただけ」で今年度もあいかわらず海外在住への子どもへのばらまきを続けたりしないですよね?

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