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09/24/2010

ブログ閲覧によるウイルス感染が急増してるようです

ウイルス感染被害のレポートによると、最近はブログを閲覧した際にウイルスに感染させられたという被害が急増してるようです。
多分『ウイルス感染を目的としたコピペブログ』を訪問してしまって、ウイルスに感染させられた被害者が増えてきているのでしょう。

Copyblog 

上記はgooRSSリーダーで「コミックゼノン」でキーワード登録した際に現在上の方に表示されてるブログ一覧です。
緑の線をひいてるブログは、全てが「コピペブログ」です。
正規のブログよりコピペブログの割合の方が多すぎて笑えます。

コピペブログはサイト名(ブログ名)や記事タイトルが日本語という事で一見普通のブログに見えますが、実際はサイト名も記事タイトルも、記事本文も、全て他人のブログの文をコピペして自動で作りだされた『偽ブログ』です。
この手の偽ブログは全てとは言いませんが、『新種のウイルスに感染させる実験場』となっています。
アフィリエイトやアクセス数稼ぎのためにコピペブログを日々大量に自動で作ってpingを送信してるならまだ可愛げもありますが、実際の目的は「ウイルス感染させる事」です。

以前にもコピペブログについて以下のエントリを書いて注意を促した事があります。
RSSリーダーでウィルス感染しないように

コピペブログのurlは特徴があって、だいたいurlを見ればコピペブログかどうかわかります。
urlを見てからブログを見る癖をつければそういう偽ブログを訪問してしまってウイルスに感染させられる確率はかなり少なくなりますが、それでもたまにひっかかった時の事を考え、基本的にRSSリーダーではjava scriptやactiveXは常にOFFにしておいた方がいいでしょう。
OSには常に最新のパッチをあて、アンチウイルスソフトも最新のアップデータを適用していればjava scriptやactiveXをONにしてても安心かというと、実際は新種のウイルスの中には既存のパターンではスルーして感染させられてしまうものも誕生したりしています。
だから、「ウイルス感染目的のコピペブログは訪問しない」と「誤って訪問してしまった時のためにjava scriptやactiveXは常にOFFにしておく」の二段構えで対処しましょう。


そういやtwitterなどでよく利用される短縮urlってのも、あれ大丈夫なんですかね?
urlが本来のサイトの物とは別物が表示されるため、urlを見てから怪しいサイトかどうかは判断できませんよね。
twitterで

「これ面白いね。→短縮url」

みたいな感じで紹介されたリンクを気軽にクリックすると、ウイルス感染サイトに飛ばされた・・・・・なんて事は普通に起こってたりするんじゃないでしょうか。
それともbit.lyに登録する前にそのurlに危険性が無いかチェックしてくれてるんですかね?

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09/17/2010

海猿全12巻が漫画on webで現在無料で読めるようですが…

映画「ザ・ラストメッセージ ~海猿~」の公開にちなんでか、佐藤秀峰さんが運営している漫画配信サイト・漫画on webで、現在佐藤秀峰さんの代表作 海猿の全12巻が一ヶ月間だけ無料で読めるようになっています。
「漫画on webで読者登録をすれば無料で読める」との事で、サイトの登録読者を一気に増やす目的で無料で公開したのでしょう。

ただ、「大半のユーザーが読者登録をして海猿を読んだ後、以後サイトにはまったく訪れない」という展開も考えられます。
漫画on webのポイント(漫画on web内での通貨)を購入して、お金をサイトに落としてくれる人は、今回のキャンペーンで新規登録した人のうちのごく一部となるのではないでしょうか。

「読者登録をすれば無料で海猿全12巻が読める」ではなく、「読者登録をした上で300円分以上のポイントをキャンペーン期間中にチャージ(購入)した方は、海猿全12巻が無料で読める」という風にした方が良かったのではないでしょうかね?
「海猿自体は無料で読める」という点では同じであるものの、まずサイトで使える通貨を300円分(かそれ以上)チャージする必要があると。

こうすれば、海猿全12巻を無料で楽しんだ後、「せっかく300ポイントチャージしてあるんだから、この300ポイントでサイト内の漫画をいろいろ買ってみるか……」って感じで、お金を落としてくれる事になります。

例えば5000人の方が300ポイントずつチャージしてくれると、あわせて150万円分のポイントがチャージされるわけです。
その150万円分のポイントについては、全員がすぐに全ポイントを使うわけではないでしょうが、少しずつ漫画on web内の漫画を買っていってくれて、漫画on webで作品を発表してる漫画家さん達にそれなりの金が入り潤う事になります。
佐藤秀峰さんも他の作品を買われて、150万円のうちいくらかは佐藤さんの元に入るのではないでしょうか。
(サイト内での販売ランキングを見ると佐藤さんの作品が結構売れてるようなので、100万円分くらいは佐藤さんの方にいってしまったり)


もし今後も似たような感じで「あのブラックジャックによろしく全巻が一ヶ月間だけ無料で・・・」とか「あの新ブラックジャックによろしく全巻が一ヶ月間だけ無料で・・・」とかのキャンペーンをやる場合は、今度は「読者登録した方は無料で」ではなく、「(読者登録した上で)キャンペーン期間中にポイントを300ポイント以上購入してくれた方」に限定した方がいいと思います。

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09/13/2010

コミックゼノンはダメですね

コミックバンチの後継雑誌の一つ、月刊コミックゼノンのラインナップが発表されたようですが、どうもラインナップがいまいちですね。

コミックバンチを創刊号から最終号まで買い続けていた自分にとっては、バンチからどれだけの作品が移ってくるか気になっていたのですが、蓋を開けてみると、コミックスを買うくらい続きが楽しみな作品はコンシェルジュくらいになってしまいました。
そのコンシェルジュも、コンシェルジュ プラチナムとタイトルを変えて主人公も変更するみたいです。(旧コンシェルジュに出てきたあの男性が主人公に?)

他のは「雑誌を買っていたら読む」けど、「このために雑誌を買う」ほどではない作品ばかりがバンチから引き継がれました。
今までバンチを読み続けていた人を引き込むにしては、いまいち魅力のないラインナップですね。

バンチからの読者引継ぎはあまり望めそうにないのでコミックゼノンは新規読者獲得で頑張らないといけませんが、「新雑誌」としてみると、現段階では絵やタイトルだけの公開とはいえ、読者をひきつけるような作品がいまいち見つかりません。
見事なくらいどうでも良さそうな作品ばっかりです。
(というか月刊誌のわりに掲載作品がギャグ作品入れても14しかないって…。アフタヌーンは35以上の作品が載ってるのに。コミックゼノンはページ数がかなり少ないんですかね?)


サイバーブルーとかキャッツ愛とかを漫画家を変えて無理やり新規連載させるくらいなら、その分本格的なSF漫画とか格闘漫画、サスペンス漫画とかを連載開始した方が良かったのでは?
原哲夫さんとか北条司さんの過去作品の名前を拝借した作品(作画は別の人)は、設定やストーリー展開に制約がありそうで、なんか期待できないんですよね。


創刊号は800円とやけに高めの値段だし、ラインナップはあまり魅力的ではないしで、コミックゼノンは正直「大丈夫かいな?」という気がします。
自分はバンチとのつきあいが長かったのでゼノンは買うつもりでしたが、ラインナップのダメっぷりを見て一気に買う気がなくなりました。
今後はコンシェルジュは単行本で楽しむ事になりそうです。

コミックバンチは月刊@バンチと月刊コミックゼノンに分かれてしまいましたが、そのどっちもバンチに比べると大幅にパワーダウンしてるのは否めないですね。

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09/10/2010

まんがサイエンス12巻が今月出ますね

あさりよしとおさんの学習科学漫画「まんがサイエンス」の12巻が今月17日に発売されます。

掲載誌での連載の方は数年前から過去エピソードの再録ばかりで新規エピソードは描かれていなかったのですが、どうやらコミックス12巻は、今までのコミックスでは未収録だったエピソードをまとめたものになるようですね。

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09/03/2010

「やらない偽善よりやる偽善」とは言いますが、これはダメすぎ・・・

エコキャップ8000個、ワクチン費用に ウンノハウス社員らが集める
http://yamagata-np.jp/news/201009/02/kj_2010090200027.php

社員50人が取引先と協力して、ペットボトルキャップを8000個集め、銀行に託したというニュースです。
銀行はこれを換金してめぐまれない国の子供達のワクチン費用として関係団体に送金すると。

一見微笑ましい事に見えますが、これ明らかにおかしい。
リンク先にも書かれていますが、「ペットボトルキャップ800個で20円になる」らしいです。
つまり、8000個のキャップではたった200円にしかならんと。

社員50人(+取引先)でたった200円の寄付しか集められなかったわけですよ。
たった200円寄付するために、こんな風にニュース記者呼んで撮影してもらって記事にもしてもらうのもどうかと思うし。
200円寄付なら一人で余裕でできるんじゃないでしょうか?

取引先の協力人数が不明ですが、仮に社員と取引先あわせて100人いたとして、一人100円ずつ寄付してもらったら、1万円の寄付が集まると。
ワクチンにすると500人分。
ちまちまとキャップを8000個集めて結局200円(ワクチン10人分)しか寄付金を集められないよりも、はるかに効率よく寄付金を集められると思うんですが・・・。

エコキャップ運動については外国からもつっこまれており、「エコキャップ運動はリサイクル団体や運送会社の金にはなっても、実際の寄付金額はたいしたことない。それなら直接寄付金を募った方がはるかに多くの金を海外のめぐまれない国に送金できる」という事になってます。

「社員50人+取引先で集めたキャップ8000個を寄付」は一見数字的にはインパクトがありますが、これを実際の金額ベースで書くと「社員50人+取引先で集めた200円を寄付」と、なんともお馬鹿なニュースになってしまうと。

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