消費税増税で全ての小売がしないといけないあの苦行……
消費税増税の話が活発になってきましたね。
実際にいつ消費税が上がるかわかりませんが、もし消費税が増税される際には『全ての小売』がとあるしんどい作業をしないといけなくなります。
それは『店内の全ての商品の値札を貼り替える』という作業です。
消費税が3%から5%に上がった時は値札は外税表示(消費税を除外した価格で表示)だったので、消費税が変わろうがレジの設定を変える程度ですみました。
作業的にはほとんど時間がかからず、簡単に切り替えできました。
ところが税込み表示が強制されるようになったせいで、今度の消費税アップの際には、「店内の全ての商品の値札を貼りなおさないといけない」という作業(苦行)が待っています。
店頭だけでなくネットショップも同時にやってるところは、そっちの方でも価格の変更作業を余儀なくされます。
小さいお店でも1000点以上の商品が店内にあるのは普通で、それら全ての商品の値札を漏らさず貼りかえないといけないと…。
ゆっくりと時間をかけて順次変更していけるならまだましですが、税率は一日で切り替わるため、半日以内に全商品の値札を一気に貼り替えする事になります。
例えば2011年の4月2日に消費税の税率が10%になるとしたら、前日の4月1日の閉店後(午後8時とか午後10時とか?)から、翌日の開店時間(朝の10時とか?)までに「店内の全商品」の値札を一気に貼り替えしないといけないと……。
物販系は販売競争が激化しており、人件費を抑えるためにできるだけ少ないスタッフで構成してるお店も多いでしょうが、その少ないスタッフで短い時間の間に一気に全商品の値札を貼りかえろと……。
一部の商品ならともかく全商品貼りかえとなると値札シールも結構な量を用意しておかないといけないでしょうね。(当然金がかかる)
日本国内の全小売で全商品の値札貼り替えが行われるわけで、その値札シール・インクの消費量たるや…。
政府はどれだけ消費税として国に取られてるかぼかすために内税表示(総額表示)が導入されましたが、いざ税率アップの際にはどうなるか何も考えてませんでしたね。
全国の小売がどれだけしんどい目にあうかを。
しかも「当面は10%」とかいってますが、民主党も自民党もまたいくらか後には消費税を再びアップする気まんまんで、税率変更の度に全国の小売は何度もこの苦行をしないといけないと……。
お店によっては半日で値札の切り替えは無理という事で金をかけてバイトを雇ってスタッフを増員したり、あるいは「値札の切り替えが終了するまでお店を休む」という事をするところも出てくるでしょうが、どっちも余計なお金がかかるんですよねぇ。
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