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09/25/2009

感染予防>ワクチン接種

東京大学の教授がインフルエンザ感染の数理モデルを作成し、「個人個人が感染拡大防止を心がけると国内の感染者数を大幅に減らす事ができる」という研究結果を発表しましたね。
感染人数(患者から他の人へ感染させる人数の平均値)を一割減らすだけでワクチン1600万人分と同等の効果があると。
二割減らすと累計感染者数は40%にまで落ち込むと。

海外では感染拡大を抑えるために「感染者が安易に出歩いて感染を拡大させた場合は罰則を与える」という法律を急遽盛り込んだ国がどんどん増えてきました。
日本も同じように「感染を拡大させないよう」法律あるいは条令でなんらかの罰則を設けた方がいいと思うのですがね。
こういうのは個人個人のモラルとかにまかせるのは無理があります。
罰則がないと人は従いませんよ。

感染者は家でおとなしく療養しておくべきなのですが、自己中心的な人物は何も考えず外出したり、仕事に行ったりしてるようです。
結局そのせいで仕事場でも感染を拡大させて会社にダメージを負わせる事になるし、通勤途中でうつされた人にとってもたまったもんじゃありません。

熱がひいてもすぐにウイルスの排出が止まるわけではないのに、子供の熱がひいたからという事ですぐに学校に行かせる馬鹿親がいたりするのも勘弁して欲しいです。
子供は特に重症化しやすいようですが、こういう親のせいで自分の子が新型インフルエンザになり、脳炎になって重い後遺症が残ったり、最悪死んだりした場合はそういう馬鹿親は責任が取れるのでしょうか?

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09/13/2009

clip studioのサービスが気になりますね。

二年前ほどにスタートしたコミックスタジオのコミュニティサービス「ComicStudioコミュニティ in Filn」は11月27日で終了してしまうようですね。
ツールのテクニック紹介や相談、素材(トーン・3Dモデル)の配布、数々の賞金付コンテスト(気軽に参加できた月刊1コマコンテストなども)があってわりと充実していたのですが。

ただ、現在ベータテスト中のclip studioの方で一部サービスは引き継がれるようですね。

clip studioの方は、私はベータテストには参加してないのですが、ベータテスト募集要項を見ると「おひねり」機能みたいなのを盛り込むようですね。
filnのコミュニティの方でも「ほぉ」ポイントを稼ぐと商品などに交換できましたが、あれはセルシスが諸経費を全て負担していました。
今度のclip studioの方は、ユーザーがポイント(1ポイント=1円)をお金を出して購入し、お気に入りの漫画があったらそこに「おひねり」として渡すみたいな感じになりそうです。
漫画だけでなく素材配布者や役に立つクチコミを紹介した人にもおひねりできるようになるといいですね。

金の話をするといやらしいかもしれませんが、やはり「金を得られる」という風にした方が、より優れた作品や素材が集まりやすいと私は思います。
(まぁニコニコとかでも無償でも面白い・優れた作品を提供してる人はいっぱいいますが。)

重厚な作品でも、短い作品でも、描いて投稿して人気を獲得すれば数百円、場合によっては数千円かそれ以上手に入る……となれば、やはり投稿する側にも多少励みになります。
3D素材やトーン素材でも、「役に立ったよ」という事でポイント(お金)でお返ししてくれるプロやアマチュアの漫画家の方もいるでしょう。素材製作者にとっても励みになります。


どうやって「ポイント購入に至らせるか」が問題ではありますけどね。

・作品をアップロードするには毎月210円くらいの会員費用がかかる。(税別200円のうち100円はセルシスがもらい、残りの100円はおひねり用の100ポイントとしてユーザーが自由に利用できる)
(あるいは作品や素材のアップロード自体は無料だが、有料会員でないと作品や素材のページに「ポイントの投入」ボタンが表示されないとか。)


これだけでは「作品をアップロードする人ら」しかポイントを購入しないので、「読むのオンリー」な人もポイント購入に至らせるように、

・clip studioの作品は無料会員だと途中までしか読めない(ただし作品の紹介やユーザーレビューは読める)が、月210円(100ポイント付)払えば、全部の作品が読める。

という風にしたらどうでしょうかね?
clip studioにアップロードした作品は携帯電話でも読めるようになるので、うまくいけば携帯組から大量におひねりをもらえる作者も出てくるでしょう。

今年4月に書いたこういう漫画掲載(漫画投稿)サイトはどうでしょう?のエントリで提案したように、「特定の作品(あるいは作者に)一定のポイントを与えると、特別な『おかえし』の絵(PC用壁紙や携帯用待ちうけ)がもらえる」という風にすれば、気に入った作品の『おかえし』もらいたさにポイントを喜んで投入してくる人もいるでしょう。
同じくあの時提案したように「追加支援ポイント」制度もあれば、ヘビーなファンはもっとお金を作者につぎ込んでくれると。
読者からのフィードバックを受けて、作者はよりやる気を出すと。

うまく機能すれば、かなり面白い『場』になりそうな予感がします。
アップロードできる作品はコミスタ作品に限らなくなったので、他ソフトで作ったアマチュア作品はもちろん、雑誌で発表されたプロの埋もれた佳作の掲載もokでしょう。
コミックバンチで昔掲載された松葉ひろたかさんの「ジャングルジャンク」はマンガ市場やdreamtribeで読めるようになってますが、こっちなら作者にお金が入りますよね。
登場キャラの書き下ろしイラストを描いた「おかえし」画像を用意しておいてくれたら、私は喜んでポイントを投入しそうです。
同じくコミックバンチで発表された浮田愛さんの「漂流少年」も、埋もれさせておくには惜しい気がします。clip studioで発表すれば意外に金が集まるかも。
このような感じで、「アマチュアの新規作品のみならず、各雑誌で発表されたプロの数々の名作読みきりが集まる場」にもなれば面白いですね。
それらが携帯やPC(ビュワーがfilnのと同じ形式ならPS3でも)で月210円で読めるとなると、結構な読者を集められそうな気がします。

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