別のウイルスも大流行してるようです。
現実世界では新型インフルエンザ感染者続出で騒動になっていますが、ネットワークの方でも「GENO」というコンピューターウイルスの感染者がどんどん増えていっており騒動となっているようです。
感染の仕方・感染後の挙動の悪質さから、全ての人がこのコンピューターウイルスに対してきちんと対策をしないといけないみたいです。
アンチウイルスソフトでは現在まともに検出できない(できてもまた亜種がでて検出されなくなる)ので、「アンチウイルスソフトを導入してても知らないうちに感染してしまう」という面倒な事になっています。
感染のさせ方は、「ウイルスに感染するスクリプトが仕込まれたサイト」を閲覧しただけで感染するといった感じになっています。
その「ウイルスに感染するようなスクリプトが仕込まれたサイト」ですが、一般のユーザーのサイトが以下のような手順を踏んでどんどん改変されていっており、すごい勢いで増加していってるようです。
・ウイルスに感染するスクリプトが仕込まれたサイトを閲覧したユーザーのPCが知らないうちに感染。(アンチウイルスソフトは検出できず防御不可)
↓
・感染したユーザーが自分のサイトを持っており、サイトの更新を行うとFTPパスワードが盗まれる
↓
・盗んだFTPパスワードを使ってユーザーのサイトにアクセスし、ウイルスに感染させるスクリプトを仕込む(プログラムで自動的にこの処理が行われているらしい。
このような感じでウイルスに感染してしまったユーザーのサイトを「ウイルス感染の場」に変えていってどんどん被害を拡大させていってます。
(小林製薬の一部ページも管理者がこのウイルスに感染したせいで改変されてスクリプトを仕込まれたみたい。)
ウイルスに感染すると各種パスワード類やデータを外部に流出させる可能性もあるとの事ですので、ご自身のPCが感染してないかの確認と、してない場合は今のうちに感染しないよう対策をきちんと取るようにした方がいいでしょう。
詳しくはまとめサイトなどを見てください。
(掲示板では愉快犯が悪質なスクリプトを仕込んでるサイトへのリンクを貼ってたりするので、くれぐれもそういうのにひっかからないように。)
感染してた場合は
・OSのクリーンインストール
・OSのクリーンインストール後に各種パスワード類を全部変更
・サイトが改変されているので、サイトのソースを見ていって不審なスクリプトを全部削除する
(仕事でwebページ製作をやってる人はそっちも改変されてるかも・・・。)
とやる事が多くて死にそうですね。