shade10.5でイラディアンスキャッシュが改善された?
shade10.5アップデータが公開されましたね。
ずっと放置状態だったトゥーンレンダラのバグがようやく解消されたようです。
事前の告知ではshade10.5で追加された新機能についてのみ紹介されていたのですが、どうやら本日公開のアップデータの説明によると、なんと「イラディアンスキャッシュ機能」についてもきちんとメスが入れられていたようです。
shade10の時のレビューでは「イラディアンスキャッシュは、キャッシュトレランスの値を大きくすると細部のディテールが省略されまくって使い物にならない」と私は書いたのですが、10.5はその点変わっているようです。
実際に昔レンダリングしたshade10の画像と、今回新たにレンダリングしなおしたshade10.5の画像を比較してみましょう。
(*当時の設定データがなかったため、カメラおよびレイトレーシングの画質・キャッシュの品質の値は多少違ってるかもしれません。)
↓キャッシュトレランスの値を-2.0にしてレンダリングした画像(上がshade10、下がshade10.5)
キャッシュトレランスの値が小さい時は、以前の方が陰影表現が良かったかもしれません。
↓キャッシュトレランス0にしてレンダリングした画像(上がshade10、下がshade10.5)
shade10では「融けた雪だるま」のごとく細かいディテールが無くなっていたのに対して、shade10.5では細かい部分のディテールは残っています。
(ただ、それでもやはりキャッシュトレランス-2やOFFにした時と比べて色々陰影情報が無くなっていますが…。)
↓キャッシュトレランス2にしてレンダリングした画像(上がshade10、下がshade10.5)
shade10では無残なくらいディテールがなくなっていたのに対して、shade10.5では細かい部分の陰影情報がまだ残っています。
オブジェクトの床下の影が薄くなって接地感が減ってるのと、オブジェクトのところどころにシミっぽいアーティファクトが発生してるのは気になりますが、ディテールが消し飛びまくっていたshade10の時より遥かにましになってるように思います。
(キャッシュトレランス-2やOFFの時と比べて、まぁ別物になってしまってはいますが…。)
と、まぁこのような感じで、shade10.5では細部の陰影ができるだけ残るようにイラディアンスキャッシュのアルゴリズムが改良されているようです。
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