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12/30/2008

サラリーウーマン七年目



電撃プレイステーションの付録四コマで連載中の「サラリーウーマン7年目」の単行本が遂に出ました。

電プレ四コマで現在連載している作品の中では、「家族ゲーム」「ユッカ」と、この「サラリーウーマン7年目」が特にお気に入りだったりします。
絵はわりとシンプル系(表紙まんま)で、女性向けゲーム(アンジェリークとか)大好きのOLが仕事とゲームを両立させながら生活しているという、実体験を元にした作品です。

電撃プレイステーションの四コマ作品は、プロの漫画家も連載してたりするのですが、読者投稿作品がいつの間にか連載するようになったものも多く、この作品も現役のOLの方が投稿して連載が続いた末に遂に単行本が出るまでになったというものです。

漫画家をめざして無かった人が、ひょんな事から自分のコミックスを出すようになったという事で、ご本人もびっくりしている事でしょうね。

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12/09/2008

マシンパワーを使ったペット育成ゲームがそろそろ登場してもいい頃なのでは?

DSで「ハムスターと暮らそう」というハムスター飼育ゲームを作った会社が、今度PSPで「ハムスターチャンネル」とい うソフトをダウンロード形式で12月18日より販売開始するようです。

「ハムスターチャンネル」は2800円と安価なのは良いのですが、「ハムスターと暮らそう」みたいに飼育系ではなく基本的に見てるだけみたいなのですぐに飽きたりしないかちょっと気になります。
(値段が800円とかなら迷わず購入していたのですが。)

公式サイトがすでにオープンしているので覗いてみたのですが、公式サイトの動画を見るとPSP(携帯機)なのにわりと ハムスターのグラフィックがいい感じなのが確認できます。
鼻のひくひくとかもきちんと再現していますね。
あとはどれだけ多彩なモーションをしてくれるのか…。


携帯機(DS)ではこういうペットゲームがすでに色々出ていますが、携帯機は性能が低いのでやはりグラフィックやモ ーションはそれなりですね。
本物の動物と比べて「見てるだけでも癒される」感じは弱いように思います。
性能の低い携帯機ではなく、できればPS3やXbox360みたいなマシンパワーのあるハードで作りこんだペットゲームとい うのも一度見てみたいと思います。
PS3やXbox360の性能を存分に使った「ハムスターと暮らそう」を。

PS3では「AFRIKA」という動物撮影ソフトがありました。
「実写に匹敵する」とはさすがに言えませんが、それでもゲーム内に登場する動物のグラフィックやモーションはかな りリアルになってきており、特にモーションは実際の動物並になまめかしい感じがして良かったです。
(歩行時の四肢の動きや体表の変形具合とかがかなりリアルでした。肉のぷりぷり感とかもきちんと再現。)

AFRIKAは同じエリアに何種類も動物を登場させるせいもあって各動物のモーションパターン数がやや少なめでしたが 、ハムスターのみが登場するゲームなら、より多彩なモーションをメモリに格納できると思います。
「アンチャーテッド」みたいにモーションブレンドをリアルタイムで行えばモーションのバリエーションもさらに増や せるでしょう。

次世代機ではグラフィックの開発コスト上昇が問題視されていますが、ハムスター飼育ゲームならそこまでグラフィッ ク面の製造コストは増大しないでしょう。
(一般のアクションゲームみたいに作り込んだオブジェクトを大量に製作しないといけないわけではないし。)
メインのハムスターを作りこんでファーシェーダーを使い、後はケージやケージ内に設置するオブジェクトや食べ物、 おもちゃなどを作ればいい程度だと思います。
(マシンパワーがあるのでポリゴンは潤沢に使えるし、ピクセルシェーダーでオブジェクトの質感も多彩に表現できま す)


ダウンロード形式で「ハムスター基本飼育セット」というのをまず1800円くらいで販売し、その基本セットではそこそ この種類のハムスターやオブジェクト、食べ物やおもちゃを収録しておきます。
これだけでも基本的に飼育が楽しめるのですが、追加のDLCでハムスターの種類(種別や体毛のパターン、体型)を増や せたり、ケージのデザインを変えられたり、ケージ内に置けるオブジェクトやおもちゃ・食べ物の種類を増やせるよう になれば、ユーザーは追加のDLCも購入するようになると思います。
リトルビッグプラネットみたいに1個100円~300円くらいの「うっかり手を出してしまう価格」で様々なDLCを出してい けば、メーカーにとって良い収益を産み出してくれるのではないでしょうか。

スクリーンキャプチャー機能も搭載しておけば、ソフト内で撮影したハムスターの画像をPLAYSTATION HOMEのマイスペ ースなどに貼る人も出てきて、それを見たフレンドが自分もハムスターを飼いたくなってソフトを購入するようになる ・・・という感じでソフトの販促にもなります。

また、SCEが提供しているPHYRE ENGINE(旧称PSSG)を使って製作すれば製作コストが抑えられる上、Xbox360への移植 も容易となり、PS3・Xbox360の両方でダウンロード販売してよりユーザー数の多い市場でソフトの販売が行えます。
(wiiでも出せればさらに市場が広がって良いのですが、wiiだとグラフィックレベルをPS2並に下げる必要があり、本来 の「マシンパワーを使ったペットゲーム」という趣旨とはかけ離れてしまうので今回はwiiは対象外とします。)

ペットの愛らしさは万国共通で受けると思うので、外国でも売れてPS3・Xbox360版あわせて最低でも20万は固いと思い ます。(うまくいけばハーフミリオンやミリオン越えも)
基本セットを1800円というお手軽価格で出すのが肝で、この手のゲームはこれくらい安価に買える方がより多くの人に 手を出してもらいやすいと思います。
また、ダウンロード販売なら、一般の店頭セルみたいに「中古で安く買えるようになると新品の売り上げが止まってリ ピート発注がなくなる」という事もなく、長期間継続してソフト(基本セット)やDLCが売れ続ける事でしょう。


今回はハムスター飼育ゲームを例に挙げましたが、犬や猫などの飼育ソフトでも同様に需要はあると思うので、このよ うな「1800円くらいで買える基本セットと追加のDLC」という形で、マシンパワーを使った色々なペットゲームを出せば それなりの需要があって売れていくと思います。
(マシンパワーを使った魚のゲームならpcでは出ているんですけどね。哺乳類系のをもっと充実して欲しいものです。)

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