海外と日本で生じる視聴環境の格差
久しぶりにビデオデッキを起動し、いらないテープを選別してみたり…。
ビデオデッキはHDD&DVDレコーダーを導入してからどんどん使用頻度が落ち、最近ではさっぱり使わなくなってしまいました。
(同じような方多いんじゃないでしょうか?)
自分の場合、ここ一年くらいで累計でも5時間も起動しなかったと思います。(今日の分を除けば)
久しぶりに使うと、HDDやDVDのように瞬時に頭出しができず、巻き戻しや早送りの手間がかかって使い勝手の悪さが目につきます。
昔はこれでも不満を感じずに使ってたんですよねぇ……。(録画前にはカセットを入れ替えて予約待機状態にしないといけなかったし。重ね録りの悪夢も…。)
アナログ放送には変なコピーコントロールがかかっていないので、VHS時代に録画した番組のうちお気に入りのやつはDVDや(まだ持ってないけど)BDにコピーして将来的にも見続けられるのが良いですね。(変換して携帯プレーヤーでも再生できるし)
デジタル放送になるとこれができず、「一度でもDVDやBDディスクに書き込んでしまうと、二度と他の場所へ移動できない」というアホ仕様になってます。
これはやっぱり将来的に問題になると思います。
(ディスクからHDDや別のメディアにダビングができるEPNを導入してくれればなぁ……)
ディスクの枚数が増えてくると、見たいと思った番組を探し出すのに手間がかかってしまいます。
将来的にHDDの大容量化がどんどん進み、10TB、20TB以上のHDDを搭載したホームサーバーが家庭に導入されるようになると、HDDの空き容量が許す限りお気に入りの番組や映画をホームサーバーにどんどん入れておいて(HDDクラッシュに備えて一応録画ディスクの方も保存しておく)、「見たい」と思ったら瞬時に番組を検索して再生可能・・・・・・・・・という素晴らしい将来が訪れるはずだったのですが、日本ではアホなコピーコントロールがデジタル放送に勝手に課せられてしまい、そのせいで「ディスクからホームサーバーのHDDへ番組をコピーする」という事ができず、結局ホームサーバー自体で録画した番組以外はいちいちディスクを探した上、ドライブにつっこんで再生を開始しないといけないという面倒くさい事になりそうです。
海外ではデジタル放送でも変なコピーコントロールがかかってないところが多いので、大容量ホームサーバーが登場した後は上記のような快適な番組視聴環境ができあがるんでしょうね。
日本と海外では将来的には番組視聴においてアメニティ(快適さ)に格差が発生してしまうわけです。
音楽についてはHDDやメモリーカード内に大量に貯めて、瞬時に検索して再生……という環境がすでにできあがってます。 (いちいち手間をかけてMDやCDを探してセットして再生するという人は、ゼロではないもののもうかなり少なくなってるでしょう。)
本来は映像についても音楽と同じような道を辿るはずだったのですが、日本では放送にコピー信号を付加したせいでおかしな事になってしまいました。
コピーコントロールについては、本当に海賊版対策になるならまだ若干許せるんですがねぇ…。
ところがすでにコピー信号を外す機械を簡単に作られちゃって、当の海賊版業者からはガンガン複製されまくってるってのが……。
ユーザーに無駄に不便を強いるだけで、まともに海賊版対策として機能してないってのがアホすぎて泣けます。
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