mentalrayは難しい
現在softimage xsiのレンダラー「mental ray」で色々テストしてます。
(製品版がまだ届かないので、体験版で練習中)
xsiのmental rayは、「ユーザー自身が考えてパラメーターを設定し、好みの絵を作り出す」という傾向が強く、shadeのレンダラーと違い色々調整するのに苦労します。
なんだか、まるで今までAT車に乗ってた人が、MT車(というかF1マシン)に乗り換えて苦労をしてるよう。
性能はあるものの、きちんとうまく動かそうとするのに熟練が必要な感じです。
shadeでは簡単に綺麗にレンダリングできたのが、こっちではまだ触り始めたばかりか、逆に汚くなってしまったり・・・。
レンダラーの設定もそうですが、マテリアルのシェーダー設定も慣れと上達が必要なようです。
(その分表現力が高いですが。)
現在GIレンダリングのテストをしてますが、こちらのソフトではファイナルギャザリング(FG)をメインに扱い、補助的にフォトンマッピング法を併用するというやり方が一番いいのでしょうか?
フォトンマップを切ってFGのみでレンダリングしようとしても、反射回数に制限があるのか、色々な箇所が暗いままで、その部分を明るくしようと各種設定をいじるも、うまくいきません。(一部の色が飛びすぎたり、全体の明度が上がったものののっぺりしたり)
フォトンマッピングを併用すると、暗すぎた場所もほどほどに照らされ、思ったような絵に近づくのですが、これが正解なのかいまいち確信が持てません。
(なんかやり方とか間違ってそう?FGのみでも明るい絵が出せるのかな?)
xsiでのGIレンダリングについては、ノイズの少ないかつディテールもそこそこある絵を早くレンダリングできるようですが、「フォトンマッピングのみでレンダリングして調整」→「ファイナルギャザリングのみでレンダリングして調整」→「フォトンマッピングとファイナルギャザリングを同時にONにしてレンダリング」(場合によっては各々の明るさ調整も行う)という前段階での調整作業&レンダリングしまくりで結構時間がかかるので、こっちはこっちでshadeとは違った苦労があるようです。
・shade→調整自体は楽だが、ノイズの少なくかつディテールのあるGIレンダリングを行おうとすると馬鹿みたいに時間がかかる
・xsi→調整にそこそこ時間を取られるものの、本番のレンダリングではわりと早くレンダリングできる
といった感じでしょうか。
合計時間の短さではmentalrayの勝利ですが、shadeのGIレンダラーがもっと賢いアルゴリズムを搭載するようになったらあるいは逆転するかもしれません。
shadeのレンダラーも、cinema4DのAdvanced Renderみたいにプレパスでサンプリングポイントのわりふりを行い、それからレンダリングを開始するとかしたらディテールを損なう事なく高速にノイズの少ない絵をレンダリングできるようになるのではないでしょうか?
(それでもノイズが発生する場合もあるようですが…。当のcinema4DユーザーはAdvanced Renderに満足できず、より高品質なレンダラーvrayに流れていってるし。)
シーンによって向き・不向きがあるようで、IBLの場合、shadeのパストレでイラディアンスキャッシュを切った状態でレンダリングした方が楽にそこそこの時間で綺麗な絵が作り出せると思います。
(床やテーブルの上に置いたオブジェクトをレンダリングするだけ、みたいな反射が少ない場合ですが)
パストレーシング法とは違ってFGやフォトンマップ法ではこういったシーンでは若干ディテール表現で遅れをとるような気がします。(レンダリングは早いですが)
一方、屋内などの絵はFG+フォトンマッピング法のxsiの方が有利な感じです。
パストレーシング法と違って短い時間でノイズの少ない絵が出せるし、ラジオシティ法と違ってモデリングにあまり気を使わなくてもいいようですし。
(モデリングに気を使わなくてもいいものの、前述したようにレンダリングの調整作業が必要ですが・・・)
ただ、こっちでもきちんと調整しないと高周波ノイズ(つぶつぶノイズ)や低周波ノイズ(しみ状のノイズ)などが発生する場合があるようです。
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