英知出版倒産。あまいぞ!男吾は…
せっかく復刻されたMoo.念平さんの名作少年漫画『あまいぞ!男吾』は絶版となってしまうんでしょうか…。
自分はすでに購入済みですが、自分と同じ年代の人でまだ未購入の方が買えるように、できれば小学館がひきとってそちらで改めて復刻版を発売するか、あるいは文庫版で改めて発売するかしてもらいたいと思います。
・地デジのコピー制御方式見直し,「回数限定で1世代のみコピー可」へ http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20070404/130161/
コピーワンスをやめて、ユーザーの利便性を考慮した新しい著作権保護規格(EPN)を採用すると思いきや、結局EPNの導入はやめて、メディアへのコピー回数を現状の1回から複数回に変更するだけとか。
しかも、お世辞にも魅力的とは言い難いその新仕様に対応するには、新たに録画機を買い替えしないといけないとは…。
馬鹿な決定をした委員会の面々にはあきれるばかり。
そんな中途半端な機器が売れるとでも思ってるのでしょうか?
デジタル放送対応機は、コピーワンスの不便さが無くなればもっと売れ行きがのびそうなものなのに、コピーワンスとたいして変わらないままじゃ、売れゆきに水を差しそう。
番組の権利者が海賊版を気にするのはわからないでもないですが、国内では海賊版については法律の方の罰則を強化して対応するのが適切じゃないでしょうか?
(オークションで海賊版を出品したら著作者の親告無しに逮捕となったり、ネットで違法ファイルをダウンロードしたらこれも著作者の親告無しで罰則を与える事が可能なように今後法改正する予定になってるし。)
今回の委員会の決定では、機器からメディアへムーブする際にエラーが起きて番組が消滅してしまう(メディアにも移動できてない)という問題は多少は改善されるものの、「一度メディアに移した番組は、もう別のメディアへは一切移動できない。」という問題はほったらかしのままです。
HDD&DVDレコーダーが普及していくにつれ、昔ビデオカセットに録画したお気に入りの番組などをDVDにダビングしたという人は数多くいる事でしょう。
「メディアから二度と移動できない」という仕様にしてしまうと、そういうのが二度とできなくなるのはどうかと思います。
また、大容量のHDDを搭載した家庭内ネットワークストレージなどが将来は普及すると思いますが、昔録画した番組をディスクから取り込んで、いつでも気軽に番組を検索してすぐ再生するという事もできなくなってしまいますね。ディスクから移動できないせいで。
将来的な事を考えると、「メディアに書き込んだ番組は二度と別の場所へ移動できない。」という馬鹿な仕様はやめるべきだと思うのですが。
せめて
1.メディアにムーブした後も、別のメディアやHDDにムーブ(コピーではなくムーブ)できるようにする。
当然、ムーブの際のエラーで番組が消滅しないようにもする。
↑これができるようになれば、将来の新メディアへ大切な番組を移動させる事ができるようになります。
2.1とは別に、家庭用ネットワークストレージのHDDに限っては、メディアからコピー可能にする。(ムーブでなくコピー)
ただし、HDDにコピーしたデータは、ドライブでメディアに書き出したり、ネットで繋がってる他の機器へコピーやムーブは一切できないようにする。(*家庭内でつながってる機器のみストリーミングで再生可能に。)
↑これができるようになれば、将来的に家庭用ネットワークストレージが普及した時、メディアからHDDに番組をコピーして番組を貯めておき、気軽に検索と再生が可能になります。
(しかもムーブじゃなくてコピーなので、マスターディスクのデータは消えず、家庭用ネットワークストレージのHDDのデータが何らかの障害で消滅した際も痛くは無いし。)
上記2点をきちんと実装してくれるなら、今回の取り決めも支持できるのですが…。