« ライトノベルの売り上げアップ | Main | ジャンプ21・22合併号感想 »

04/23/2006

おすすめ漫画:谷仮面

谷仮面(1)

谷仮面

作:柴田ヨクサル

●この作品の特徴●
「常に仮面をつけた谷君という高校生を主人公とした漫画」「漫画的な強さのバトルが面白い」「谷くんと島さんの変なラブコメが面白い」「柴田ヨクサルならではの独特の展開・キャラクターは慣れてくると結構クセになります。」
 

「エアマスター」で柴田ヨクサル漫画の魅力にはまった自分は、エアマスターよりも前に連載されていたこの作品にも手を出してみました。
ワイド版1巻を読み始めて、最初の方(というか1巻の巻末あたりまで)は、「正直これはちょっと期待外れだったかなぁ……」と感じました。
この作者の絵はエアマスターでもわりと荒れた感じですが、それより前の連載であるこの作品では、もっと変な絵となっており、また序盤の方は仮面をつけた谷くん(主人公)の「少しおかしい」日常が短編形式で描かれており、自分的にはいまいちのめりこめませんでした。
(絵は子供向け小説のクセのある挿絵みたいな感じ。現在発売されてるワイド版のカバー絵は今の柴田ヨクサル絵で、実際の漫画の絵とはずいぶん異なります。)

でも1巻巻末の方の地蔵を抱いたエピソードあたりから「ちょっと面白いかな?」と感じはじめ、2巻、3巻と読んでいくうちに、どんどんとこの非常にクセのあるキャラクター達および作風にはまっていってる自分に気づいたのでした。
(絵柄に慣れた事や、個性的なキャラクターが増えていった事、エピソードが1話短編形式でなく連続ストーリーに変化していったのが原因だと思いますが。)
「あばたもえくぼ」ではないけど、作風に慣れてくると、この変な絵が逆に味になってきたりも。

主人公の谷くんは見た目とは裏腹に、ものすごいパワーの持ち主です。
普通の体形をしているのに、激情にまかせて素手でコンクリートを軽がると破壊したりします。
バトルが多いこの漫画では、そういう『漫画的な強さ』が面白さにつながっており、またこの作者ならではの「子供が考えたような展開や敵達(ほめ言葉)」で、その面白さにますます拍車をかけているように思います。

そういった独特の面白さのバトルとともに楽しめるのが、谷くんが想いを寄せる同級生・『島さん』との恋愛ラブコメ。
といっても、作者が作者なんで、当然普通の恋愛ラブコメじゃありません。
『変な、でも読んでて面白い恋愛ラブコメ』が楽しめます。
 
最後らへんなんか恋愛とバトルがごちゃまぜになっており、両方の面白さが同時に楽しめて、なんとも面白かったです。

エアマスターを読んでた自分としては、シズナマンや皆口由紀(といってもエアマスターの彼女とはだいぶ雰囲気が異なりますが)が登場するのもポイントが高かったですね。

絵および作風にアクがあり、あう人・あわない人の差がはげしいと思いますが、機会があったら試しに是非一度読んでみてください。
あう人にはめちゃくちゃ面白い漫画ですよ。
 

谷仮面(1) 谷仮面(5)完全版 谷仮面(6)完全版 谷仮面(3) 谷仮面(4) 谷仮面(2)

|

« ライトノベルの売り上げアップ | Main | ジャンプ21・22合併号感想 »

Comments

The comments to this entry are closed.