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03/17/2006

おすすめ漫画:あやかし堂のホウライ

あやかし堂のホウライ 3 (3)

あやかし堂のホウライ

著者:金田達也  原案:藤田 和日郎

●この作品の特徴●
「主人公の小学生の女の子、宮前綾香(みやまえ あやか)と少年仙人ホウライ達が妖怪を退治していく話」「いい意味で『うしおととら』ゆずりの熱さがあります。」「3巻で終わった作品なのに、クライマックスの盛り上がりが結構すごかったです。」

●簡単なあらすじ●
主人公の小学生の女の子、宮前綾香(みやまえ あやか)は、両親が失踪してしまったために弟と一緒に親戚の家に預けられてしまいます。
そこではやっかいもののように扱われてしまい、やがて親戚の家を飛び出した姉弟の二人は、「あやかし堂」という骨董屋に辿りつき、そこで住み込みで働く事になります。
あやかし堂のスタッフ達は、実は仙人界で罪を犯した仙人達等であり、人間界で罪を償うためにあやかし堂を拠点として妖怪退治などを行っています。
主人公の綾香は、少年仙人であるホウライと一緒になって妖怪退治をするはめになるのですが・・・。

作品の原案者が「うしおととら」や「からくりサーカス」の藤田 和日郎さんである事や、著者の金田達也さん自身藤田 和日郎さんのアシスタントをされていた事もあり、作品から藤田 和日郎さんの影響がかなり見受けられます。
(妖怪が登場する事や、キャラクター、絵柄などの点などいろいろ。)
でもそういう事を抜きにしても、この漫画は本当に素晴らしい少年漫画となっていると思います。
わずか三巻で終わった作品なのに数々の心に残るエピソード、そして物語のラストシーンは本当に素晴らしいものがあります。

「掲載誌での連載が終了し、3巻が最終巻となるらしい」という事を知ったのはコミックスの1,2巻を購入した少し後の事だったと記憶しています。
2巻まで読んだ時は、「まぁ次の3巻で終わる作品だから、ラストもそれなりの半ば打ち切りっぽい終わり方なんだろうなぁ。」などと思ってましたが、いざ購入した最終巻を読んでみると・・・・やられた、きちんと終わってるどころか、本当に読者の心に深く残るような印象的なラストシーンになっており、最終巻を読み終わった後は、半ば放心状態となってしまいました。
キャラの表情、セリフ、クライマックスの盛り上がりとラストシーンの余韻・・・全てのピースがまるで奇跡のようにうまく噛みあわさっており、激しく心を揺り動かされてしまったのです。
(あまりにも素晴らしい作品を観たり読んだりして心を深~く揺り動かされると、見終わった後に心地よい疲労感というか放心状態になる事ってありませんかね?)

1巻の機械人形ルウゲのエピソードは良かったし、2巻のラストシーンも実に良かった。でも物語の終わりである3巻のラスト部分はそのさらに上を行く良さで、少年漫画の名シーンの一つとして数えられるほどの珠玉のデキとなっていると思いました。
3巻途中から突入する『千年王母』編の異様な盛り上がり様と、1巻、2巻のストーリーをうまく伏線として利用したストーリー展開の妙で、わずか3巻で終了した作品なのに読み終わった後の満足感は異様に高かったです。

この作品は、機会があれば是非一度は読んでみてください。
人によっては、『わずか3巻で終わりと短いながらも、珠玉の少年漫画』として、一生物の宝のように大切に扱われる事でしょう。

参考:「あやかし堂のホウライ」がものすごく良かった
(2巻まで読んだ段階のレビュー)

あやかし堂のホウライ(第1巻) あやかし堂のホウライ(第2巻) あやかし堂のホウライ 3 (3)

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