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03/23/2006

映画雑感:ストレイトストーリー、デッドゾーン

ストレイト・ストーリー

<ストレイトストーリー>
73歳のアルヴィン・ストレイトは、仲違いして以来何年も逢っていなかった兄が倒れた事を知ります。
車も運転できない彼は、トラクターに荷台をつけて、遠く離れた兄の家へと向かうのですが・・・。
スピードの出ないトラクターのゆっくりとした旅、いく先々で出会う人々との交流が描かれたロードムービー。

「自分もいつかはおじいさんになってしまうんだよなぁ・・・。」と考えさせられてしまいました。
老人同士で昔の戦争の事を語るシーンはぐっときましたね。
作中では色々な人が登場するのですが、その中の『鹿おばさん』のシーンはちょっと笑ってしまいました。(最後のセリフなんか特に)
テレビの深夜映画番組で観たのですが、映画が終わった後に「主役を演じたリチャード・ファーンズワースは、この映画の翌年、末期ガンを苦に拳銃自殺で命を絶ってしまった」というテロップが流れた時はかなり衝撃的でした。

デッドゾーン デラックス版
<デッドゾーン(DEAD ZONE)>
交通事故によって5年間眠り続けた男は、目覚めた時に他人の過去と未来を視る能力を手に入れてしまうのですが・・・。

原作はスティーブンキング。
冒頭の音楽からして印象的です。
『ブレインストーム』で主役を演じたクリストファー・ウォーケンが、本作でも主役を演じました。
予知を元にしたサスペンスもので、当時はともかく、さすがに今見ると見慣れた感じがしますが、それでも丁寧に作られたストーリーや演出などに惹きつけられ、またちょっとぞっとするものがあります。
昔の映画は今の映画とは違った特有の色使いが良いですね。

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