ラストファンタジー(星降る夜の贈り物)
フランス映画 1991年
監督 アルノー・セリニャック
出演 ジャン=ユーグ・アングラード、 ブリュノ、 ヴォイチェフ・プショニャック、 カトリーヌ・サミー、 イヴ・アフォンソ
<あらすじ>
不治の病に侵された幼い息子は、宇宙人の存在を信じています。
息子のために父親は、縁日で宇宙船と宇宙人の着ぐるみを借りてきて、庭に不時着したふりを装い、宇宙人「ガーウィン」になりすまします。
必死になって宇宙人になりきって子供を喜ばそうとする父親の姿は、滑稽でそれでいて哀れです。
やがて、「宇宙に行きたい」という子供の夢を叶えるため、父親は子供に睡眠薬を飲ませて、眠っている間に宇宙船ともども雪山へと移動します。
目を覚ました子供には「宇宙船で別の惑星へやってきた」と嘘をつき、雪山での奇妙な生活を始めるのですが・・・。
子供を想う親の愛がこの映画の軸となっており、なんとも胸が熱いです。
それと同時に雪山の映像はなんとも幻想的です。
宇宙人「ガーウィン」の顔立ちは、つぶらな瞳、タレ目、ブタ鼻で、どこか滑稽だったりします。
物語は雪山での奇妙な老人の登場とともに一転するのですが、この老人が行った事を子供だましととるか、あるいは本当に不思議な秘術ととるかで、ラストシーンでは描かれない「子供のその後」が変わってくるのではないでしょうか?
物語最後らへんで、子供の顔に暖炉の火が照り返しているカットは、かなり美しく、強烈に印象に残っています。
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