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01/14/2006

「あやかし堂のホウライ」がものすごく良かった

あやかし堂のホウライ(第1巻) あやかし堂のホウライ(第2巻)

  少年サンデーで短期集中連載されていた時になんとなく気になっていた「あやかし堂のホウライ」。
 この度コミックの1,2巻を購入してみました。

で、読み終わった感想ですが、「ものすごく良かった。」のひと言です。 

この漫画はサンデーの増刊号で連載が開始し、一時期週刊少年サンデー本誌での連載をかけて(多分)短期で週刊少年サンデーで連載されましたが、結局本誌での連載は開始されず、その後はまた増刊で連載が続きました。
そして、この度増刊での連載が終了してしまったようです。

サンデー本誌の短期集中連載版を読んではいたけど、増刊の方は読んでなかった自分ですが、コミック1,2巻を読み終わった今では、連載が終了してしまったというのは非常に残念に感じます。


作者の金田達也さんは藤田和日郎さんの元チーフアシスタントという事もあり、この漫画は感じが、藤田さんの代表作の「うしおととら」に非常に似ています。
(あやかとホウライの性格や二人の関係が「うしお(あやか)」と「とら(ホウライ)」の関係にどことなく似てるし、妖怪の描写もうしおととらチック、絵やコマ割などの漫画を構成する感じも藤田さんの漫画に近い)

人によっては「藤田和日郎さんのコピー」と感じる人もいるでしょうが、むしろ自分は「いい意味で藤田和日郎さんの血を受け継いで、それでいてじょじょに金田達也さん自身のオリジナリティも発揮しつつある」と感じました。

この漫画は読んでいて戦闘シーンで魅せられるわ(アクションシーンの見せ場がうまい。タイレンの描写とかは特に)、主人公の少女「あやか」のまっすぐでけなげな性格に心打たれるわ、少年仙人「ホウライ」のあまのじゃくっぷりに苦笑させられるわで、なんだか少年漫画のいいところを存分に楽しませてもらった感じです。
「これぞ少年漫画の醍醐味」って感じ。
主役の小学生の女の子あやかの表情も本当にいきいきとしています。
 
サンデー本誌で短期連載されていた時に自分がこの作品に魅かれる原因となったシーン『あんたの罰の、お手伝い』やラスト場面の「あやか」と「ホウライ」の描写を読み直して改めて魅かれたのはもちろん、サンデー増刊でのエピソードでも読んでて心に残るシーンやカットが連発なのがすごく良かったです。

うしおととらと異なり、仙人のホウライという男の子と小学生のあやかという女の子の組み合わせはボーイミーツガールものとしても発展していけそうだっただけに、正直連載がもっと続いていろいろなエピソードが楽しみたかったですね。

あと、表紙絵も1,2巻とも本当にいい感じの表紙絵になっていると思います。
サムネイルでは表紙絵の良さがわかりにくいでしょうが、一度お近くの本屋でコミックが置いてあったら手にとって表紙絵を眺めてみてくださいな。

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