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08/29/2005

タイトル順 漫画雑感(わ行)

<タイトル順 漫画雑感(わ行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「ワンダービット」 作者・島本和彦
「炎の転校生」や「逆境ナイン」「吼えろペン」などで有名な島本和彦によるオムニバスストーリー。
言ってみれば、島本版「ミステリーゾーン(あるいは「世にも奇妙な物語」)」といった感じ。
当時はパソコン雑誌のログインで連載されていて、短いページ数ながらも毎回うまくまとめてあります。(コミック化にあたり若干ラストが修正された話もあったけど。)
島本和彦らしい熱くて奇妙な話もあったり。
ゴキブリの戦隊ヒーロー「コックローチマン」の話がダイジェスト風でお気に入りです。

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タイトル順 漫画雑感(ら行)

<タイトル順 漫画雑感(ら行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「リュウ」 原作・矢島正雄  作画・尾瀬あきら
当時流行ったSFスリップ(主人公が何の脈絡もなく異次元へ飛ばされるというやつ)ものの漫画で、知名度が低いようですが結構面白いです。
突然異世界に飛ばされた主人公。
しかしそこは実は・・・。
ネタバレなんで詳しく描けませんが、主人公と親友のやりとりとか泣けます。
7巻で終わりますが、話のテンポが良くて物足りなさはあまり感じません。
ラストシーンもなんか余韻があって良かったし。
この漫画は結構おすすめです。

●「リンガフランカ」 作者・滝沢麻耶
アフタヌーンで短期に連載された漫才コンビを題材にした漫画。
元落語家の笑太と、強引に彼を相方にした岸部のキャラクターがいいです。
あと岸部の妹(通称『師匠』)のハリセン少女が個人的に結構ツボにはまった感じ。
(そんな狙ったデザインではないとは思うのだけど。)
笑い一辺倒ではなく、むしろキャラクター達の悩み・抱えている問題などの話がメインといった感じ。
1巻で完結と、短いながらもなかなか読み応えがあり、ラストシーンでの読後感の良さから、ふとした時に読み返したくなる漫画です。

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タイトル順 漫画雑感(や行)

<タイトル順 漫画雑感(や行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「闇のイージス」 原作・七月鏡一 作画・藤原芳秀
「ジーザス」のコンビがお送りするハードボイルドアクション。
依頼人を護衛する「護り屋」として活躍する主人公・盾雁人(たて かりと)。
彼はテロリストにより自分の妻と息子と自身の右腕を失う。
失った右腕のかわりに取り付けられた鉄の義手は、時には強力な武器となり、時には弾丸さえはじく強力な盾となる。
自分の家族を殺したテロリスト「バタフライ」を追いかけつつ奮闘する主人公の姿にはどこか哀愁を感じさせます。
ハードボイルドアクションが嫌いでないならおすすめの漫画です。
(「ハードボイルド」といっても作画はそんなに濃すぎるという事もないです。)

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タイトル順 漫画雑感(ま行)

<タイトル順 漫画雑感(ま行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「マスターキートン」 作・浦沢直樹
主人公の平賀・キートン・太一は保険の調査員。 (時には発掘に従事する学者や大学の講師にもなったりするけど)
基本的に1話完結型の話となっており、世界各国を舞台としたサスペンス・人情もの・ミステリー・アクションものなど、多用な物語が楽しめます。
どことなく「冒険野郎マクガイバー」を彷彿とさせるシーンがあったりもするのも個人的にツボにはまったり。
(1巻では、部屋にあるアイテムを組み合わせて脱出したりするし。)
マクガイバーファンでなくても、おすすめの漫画だと思います。
浦沢直樹さんの作品ではこれが一番好きですかね。

 

●「ムーンライトマイル(MOONLIGHT MILE)」 作・太田垣康男
資源を目指して月に進出する人類を描いた宇宙漫画。
かたくるしい事は抜きにして、映画的なストーリー展開・臨場感を感じる高い作画クオリティによって物語に惹きこまれます。まるで良質の宇宙映画を見ている感じ。
各巻見せ場のシーンがあり、1冊読むだけでも読み応えがあり、満足度が高いです。
吾郎・ロストマン・耕介など、キャラも実に魅力的に描かれているのが上手いなぁと。
これはかなりおすすめの漫画です。

●「魍魎戦記マダラ(摩蛇羅)」 原作・大塚英二 画・田島昭宇 制作協力 阿賀伸宏
今は亡きゲーム雑誌の丸勝ファミコンで連載。
当初からゲーム化を画策していたのか、どことなくRPGっぽい設定(ステータス表示など)が作中に見受けられます。
主人公のマダラは赤子の頃に魍鬼(もうき)達に手足を奪われ、ギミックという義手義足を身に付け魍鬼達を倒す事によって己の5体を取り返していきます。
手塚治虫の「どろろ」へのオマージュでしょうか。
漫画もそこそこ面白かったですが、ファミコンでゲーム化され、ゲーム内容はもちろんですが、特に音楽面で評価が非常に高いです。(自分もサントラCDを買ってしまったり。)
スーパーファミコンでは「マダラ2」も作られました。
漫画の「魍魎戦記マダラ」は、その後に「マダラ弐」「マダラ赤」「マダラ青」「マダラ転生編」「マダラ天使編」「幼稚園戦記マダラ」などの関連漫画や小説がどんどん展開されていったのですが、収集がつかなくなってしまい、いつの間にか終わってしまいました。
大塚英二さん的には「マダラシリーズには108の物語がある」そうですが・・・。

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タイトル順 漫画雑感(は行)

<タイトル順 漫画雑感(は行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「ハムスターの研究レポート」 作者・大雪師走
ハムスターの飼育や生態を題材とした4コマ漫画。
ハムスター達の挙動が実に愛らしく描かれています。
この漫画を読んでると強烈にハムスターを飼いたくなるし、飼えないにしても自分がまるで飼ってるようなそんな感じを味わわせてくれます。
おすすめ4コマ漫画。

●「漂流教室」 作者・楳図かずお
サバイバルホラー。
小学校にいた先生たちと生徒達が突然学校ごと未来へ飛ばされてしまうという話。
荒廃した未来世界で子供達はけなげに生きようとするが、狂った自然災害や異形の未来生物の襲来、蔓延する病気などでじょじょに数が減っていきます。
ホラー漫画家ならではの陰鬱とした作画、ところどころに挿入されるショッキングなシーンは強烈に印象に残りました。
怖い漫画ですが、一度は読んでおいた方がいい名作だと思います。

●「ベルセルク(BERSERK)」 作者・三浦健太郎
ファンタジー漫画の傑作。個人的に今まで読んできた漫画の中で5本の指に入る面白さ。
主人公ガッツのたくましさ、重厚なストーリー展開・画力の高さに惚れた。
ファンタジー漫画に極度の嫌悪感を感じるという人以外は一度は読んでみるべき。
最初の2,3巻は人によっては面白くないと感じるだろうけど、4巻あたりから加速度的に面白くなっていく。

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タイトル順 漫画雑感(な行)

<タイトル順 漫画雑感(な行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●夏子の酒 作・尾瀬あきら
蔵元の娘の夏子が幻のお酒を復活させるまでを描いた漫画。
お酒を製造する過程や酒に関する薀蓄が楽しく読め、また漫画としてもストーリー展開やキャラクターの魅力がかなり良く結構のめりこんで読めました。 
酒を飲める年齢の人は、この漫画を読むと無性に日本酒を飲みたくなってしまうでしょう。
(本当にうまそうに酒を飲んでるんですよ、登場人物達が)
あと「アイガモ農法」というのも、この漫画で扱われて一気に知名度が上がったような。
ちなみにしばらくしてから続編っぽい漫画(奈津の蔵)も描かれたようだけど、そちらの方は未読です。
この尾瀬あきらさんの作品では自分はこの漫画と「リュウ」という漫画が特に気に入ってます。

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タイトル順 漫画雑感(た行)

<タイトル順 漫画雑感(た行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「多重人格探偵サイコ」原作・大塚英二 作画・田島昭宇
とりあえずかなりグロい。
特に最初の方は猟奇系の絵が連発します。
人によっては1巻のあのシーンを見ただけで吐きそうになるかも。
それは置いておいて、「魍魎戦記マダラ」の頃と比べて段違いで画力が上がりまくった田島昭宇さんの絵は非常に魅力的です。
ただ、最初の数巻は非常に面白かったのですが、巻が進むにつれてどんどんストーリーが変な方向にいってしまっていて、正直最近はついていけなくなっていってる感じ。
物語はちゃんと収拾がつくのでしょうか?

●「ディスコミュニケーション」作・植芝理一
アフタヌーンで連載していた作品。わりと好きな作品でコミックも全巻持ってます。
妖怪とか精霊とか、そういったオカルト系というか不思議系というか。
主人公の松笛(男)と戸川(女)を軸に、なんとも不思議な物語が展開されていきます。
シリーズとしては「ディスコミュニケーション」「ディスコミュニケーション学園編」「ディスコミュニケーション精霊編」「夢使い」があります。(夢使いでは主人公は三島姉妹になりますが)
不思議な物語も面白いのですが、この漫画では時々極度に描きこまれた背景が登場するのも個人的にお気に入りだったりします。
作者が子供時代に遊んだおもちゃや小物、アニメのキャラとか神話とかの小物がところせましとごちゃーと描き込まれたコマは、眺めているだけでも時間が経つのを忘れてしまうというか。ここまで来ると一種の芸術でしょう。

●「鉄拳チンミ」 作・前川たけし
月刊マガジンで長期連載中の拳法マンガ。
少年漫画の王道らしいストーリー展開、キャラクター達の魅力で結構はまります。
20巻後半の展覧武道会編は特に面白く、当時は毎巻毎巻新刊の発売日が待ち遠しくて仕方なかったです。
現在はタイトルが変更して「新」が頭について連載中(ちょっと本誌では休載してるようだけど)ですが、正直「新」の方はストーリー展開が冗長になってしまった観が否めないです。
(それでもまぁそこそこ面白いんだけど。)
ちょっと前に外伝の2巻が出ましたが、こっちは昔の無印版の「鉄拳チンミ」風でストーリーが短く完結して結構面白かったです。

●「飛ぶ教室」 作・ひらまつつとむ
週刊少年ジャンプで連載。
突然日本が核攻撃を受けて小学校に試験的に建設されたシェルターに逃げた生徒達と先生のその後を描いた作品。
子供の時にこれをジャンプでリアルタイムで読んだけど、強く印象に残っていて、2,3年前にコミックを買い集めました。(といっても2巻で打ち切り)
小学校を基点として、核によって荒廃したまわりの世界を探索する姿は結構涙ぐましいです。

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タイトル順 漫画雑感(さ行)

<タイトル順 漫画雑感(さ行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「じゃじゃ馬グルーミンアップ」 作者・ゆうきまさみ
「究極超人R」や「機動警察パトレイバー」で有名な「ゆうきまさみ」作。
主人公俊平がひょんな事から競走馬を育てる牧場の手伝いをする事になる。
そこで繰り広げられる人間ドラマ。
牧場のオーナーの4姉妹がそれぞれ異なった魅力を持っており、この4姉妹と俊平のからみが結構まったりして面白い。
漫画が進むにつれその4姉妹が成長していく姿も描かれるが、これも結構見物だったり。
あと、少年誌で○○○の最中のシーンが掲載されたのはえらいびっくりしました。

●「SHOGUN(ショーグン)」 原作・史村翔 作画・所十三
主人公の青年はアイデアマンで、奇抜な発想でどんどんお金を儲けていきます。
最初主人公は汚らしい浮浪者だったのに、どんどんリッチになっていく姿は、当時子供だった自分にはうらやましく映りました。
いい意味で少年漫画らしい強引な展開や後づけっぽい設定など(主人公が実は○○だったとか)で素直に楽しませてくれます。
少年マガジンで連載されていた当時はファミコンブームだった事もあり、ゲームを扱って金儲けをするネタがありました。
確か主人公が16ビットのハードを開発すると、相手に32ビットのハードを開発されてしまい、負けムードがただよってる中、実はアイデアによって主人公は64ビットのスーパーハードを開発できてしまう、みたいな。(ちょっと覚え間違いしてるかもしれないけど。)
ビット数で単純にゲームの面白さがアップしていくわけではないんですが・・・。
こういった風にところどころにつっこみどころのあるアイデアに対してつっこみながら読むもよし、少年の純粋な心で「へぇ、そうなんだ」と思いながら読むもよし。
結構面白い金儲け漫画だったと思います。
ちなみに、この漫画の原作者の史村翔さんが実は「北斗の拳」の原作者の武論尊さんの別名だと知ったのはつい最近の事です。

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タイトル順 漫画雑感(か行)

<タイトル順 漫画雑感(か行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「岸和田博士の科学的愛情」 トニーたけざき
マッドサイエンティスト岸和田博士が毎回迷惑をまき起こすというギャグ漫画。
助手の安川くんが毎回悲惨な目にあったりします。
パンツ一丁の巨大ロボとかも出てくるし。
あと子供が喜びそうな単語が結構連発してます。(やや下ネタ系ギャグとか)
画力は高めなんだけどリアル系なので、正直人を選びますね。
当時は珍しかった3DCGとかも一部の回では積極的に取り込んで描いてたりしてます。
コミックはなんだかんだで全巻集めて今も持っています。

●「黒髪のキャプチュード」 作・見田竜介
ファンタジー漫画。
見田竜介にしてはわりとシリアス系。(ところどころに見田竜介ならではのギャグもありますが)
「黒髪」である事で差別を主人公が受けるシビアな展開で、結構心につきささるエピソードもあったり。
ただ終盤の展開や絵とかは作者が自己陶酔してしまってる感じが多々します。

●「拳児」 原作・松田隆智 作画・藤原芳秀
少年サンデーで連載されていた漫画で、主人公の剛 拳児(ごう けんじ)が、祖父を探しながら、八極拳を極めていくという格闘漫画。
「この漫画がなかったらバーチャファイターやその他の格闘ゲームで八極拳を使うキャラは登場しなかったであろう」と言われているくらい、八極拳の日本での知名度アップに多大な貢献をしています。
ゲームクリエイターはもちろん、漫画家も多大な影響を受けたと思います。
作画は「ジーザス」や「闇のイージス」で有名な藤原芳秀さん。
原作の松田隆智さんはかなり高名な武術研究家という事もあり、作中で描かれる中国拳法やその他の格闘技の解説はかなり濃いです。
また、漫画の中には実在した八極拳の達人・李書文が回想シーンでたびたび登場しますが、その恐ろしいまでの強さには圧倒され、魅了されます。
(非リアル系格闘漫画ならともかく、リアル系格闘漫画なのに、李書文が軽く突きを入れただけで、相手は体中のいたるところから血を吹き出し絶命するとか・・・。)
正直後半はだれる部分もあったりするのですが、格闘系漫画で一度は読んでおくべき名作だと思います。

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タイトル順 漫画雑感(あ行)

<タイトル順 漫画雑感(あ行)>

読んだ事がある漫画を軽く紹介。

●「エアマスター」 作・柴田ヨクサル
格闘漫画。
主人公の女の子(?)は元体操選手で長身の体をしており、ふとした事でストリートファイトに目覚める。
絵・ストーリー展開ともにクセがありすぎて、自分のように「めちゃくちゃ面白い」と思う人もいれば、完全に受けつけないという人もいそう。
「あう」人にはたまらなく面白い漫画なんですがね。
ただ、正直最近の展開はちょっとテンションが下がり気味・・・。

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ジャンプ39号感想

ジャンプ39号感想

<ワンピース>エニエスロビー編はわりと楽しめてるので、敵の強さを数値化して読者に見せたのは正直ちょっと・・・と思いました。
なんか安っぽくなってしまいました。

<ブリーチ>なんかこの流れだと来週では一護がぼろ負けしてそう・・・。

<アイシールド21>「敗者復活戦」のセリフでちょっとテンションが下がった感じに。
それまでの各キャラの悔しさやモン太の絶望感とかがよく感じられただけに・・・。

<みえるひと>サングラスを外したシーンでよくもわるくも(一部の)読者の心をがっちりと掴んだと思います。
来週からはサブキャラクターをメインとする話ではなく、明神さんかひめのんをメインとしたエピソードでもうちょっとこの二人のキャラの掘り下げをした方がいいと思います。

<ムヒョとロージー>最近ムヒョの顔が明らかに女性受けを意識したデザインになってしまってるような・・・。
きつい言い方するとショタっぽい。
初期の無愛想なムヒョは一体どこへ・・・。

<タカヤ>「バトル漫画は中身がない」とはよく言われますが、この漫画ほどそれを強く実感させてくれる漫画も珍しいです。
今週も「闘ってるだけ」で、読者を全然楽しませようともしてないし。
完全に読者置いてけぼり・・・。
しかも唐突に始まるトーナメント編・・・。笑った。
「トーナメント編にすれば必ず人気が出てくる」ってもんじゃないと思うのですが・・・。
実際にシャーマンキングはトーナメント編でどんどん人気が無くなっていったし。(シャーマンキングは初期の頃は結構好きだったんですが。)
商業誌に連載してるんだから、とりあえず最低限読者を楽しませてくれる話作りとか、そういう事を先に編集者と話あった方がいいんじゃないでしょうか?

<金未来杯 バカ in the city>
いろんな意味で微妙。
全てがまったくつまらないというわけでもないけど、純粋に面白いと思えるものも少なかったり。
7,8本の「つまらなくはない」4コマに1本当たりがあるような感じ。
編集部的には箸休め的な4コマの連載を望んでいるような感じがするので、この漫画は金未来杯で1位をとろうがとるまいが内定(連載)は決まっているんじゃないでしょうか?
とりあえず連載するとしても毎週6ページ程度までにしておいて欲しいと思います。
(こういった4コマ漫画は10ページ以上あると、だれてくるので。)

<デスノート>シャワーシーンはもうちょっと色っぽく描いて欲しかったかも。

<切法師>先週から発生した繭の恋愛フラグがどんどん加速していく感じ。
繭ビジョンで見る倫太郎はどんどん美形に映っていくわけで・・・。

<カイン>仕方ない事とはいえ、ティエンに対する読者の感情移入が少ないのがもったいない。
キャラが死ぬシーンの印象は、やっぱりそのキャラにどれだけ読者が感情移入しているかによるなぁと実感しました。

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08/28/2005

商売人にとって消費税の税込み表示(総額表示)は頭が痛い問題

2007年度に消費税の税率を上げるという話があるようで。
 
国家の財政が逼迫してる現在なら、ある程度税率を上げるのは仕方ないにしても、商売をやってる者からすれば、「消費税の総額表示(税込み表示)」というアホな制度を導入されたせいで、消費税の引き上げは非常に頭が痛い問題となってしまってます。
逆に言えばこの「総額表示」というアホな制度がなければ、まだそんなに頭の痛い問題ではなかったのですがね。

商売をしてるお店からすれば、消費税が変更される度に、店舗で販売している全商品の値札シールを貼り替えたり、インターネットで通販もやってるところは全商品の価格表示を変更しないといけないという、非常に頭の痛い問題があるわけです・・・。
全商品ですよ、全商品・・・。)

ほんと、この消費税総額表示(税込み表示)って、どこのアホが考えだした制度でしょう?
そのアホっぷりには恐れいります。

政府のホームページでは「税込み表示の方がわかりやすい」とか言ってるけど、「消費税を含めた方が税金を払ってる事を意識しなくなるし、税率を上げてもわかりにくくなる。」って誰もがわかってるしなぁ。
 
勝手に総額表示を導入した現在の政府(解散したけど)ももちろん、それに反対しようともしなかった他の政党も支持したくないというのが正直なところ。

店舗で販売している全商品の値札貼り替えや、通販のホームページの全商品の価格変更がどれだけお店にとって負担になってしまうか・・・。
値札シール代および変更作業にかかる人件費などのコスト面でも、それにかかる作業面でも負担がでかすぎます。
特に作業量は考えただけで吐きそう・・・。
(実際に前の「税別表示」から「税込み表示」への変更の時も、馬鹿にならないくらいの作業量とコストがかかってしまったわけです。)

比較的取り扱い商品点数の少ないお店でもそれだけで数万~十数万はかかってしまうし、規模の大きいお店だと数十万がこのアホな制度のおかげで無駄にかかるわけです。
しかも、消費税が変更される度に毎回。

おまけに何がひどいかというと、前の「税別表示」から「税込み表示」への変更の場合は、売価(消費税を含めた価格)は実質変わらなかったので、早いうちに少しずつ商品を税込み表示にしておいてもそんなに不都合はありませんでした。

しかし、消費税の税率変更の場合はこうはいきません。

例えば2007年の4月1日から税率が10%に変更されるとしましょう。
お店が毎日午後8時に閉店だとすると、3月31日の午後8時に閉めて、翌日の開店までに全商品の値札を貼り替えないといけないという・・・。
当然スタッフには特別手当を出して閉店後居残りしてもらいますが、とてもじゃないですが数時間で全商品の値札貼り替えなんて無理です。
徹夜して十数時間かけられるとしても間に合うかどうか疑問だし。
あまりの無理な作業にスタッフが死にますよ。
新規に人を雇うと、また余計にコストがかかるし・・・。

考えられる対応としては・・・・

<対応その1>
あらかじめ税率変更前と税率変更後の値札シールを二つ貼っておく。2007年4月1日になってから、順に以前の税率の値札シールをはがしていく。→問題点としては、客にきちんと説明が伝わらないとトラブルの元になる。値札が二つはってあると、まぎらわしい&誤解されやすい。

<対応その2>
4月1日の開店までに値札シールの変更が間に合わなかった商品は前の税率で売ってしまう。→問題点としては、売れば売るほど税率の差の分どんどん損をしていく。あほらし。

<対応その3>
お店を数日休んで、値札貼り替えに専念する。
→店を休むとそれだけで日ごとに数万~数十万の損失が出てしまう。もっとあほらし。

「対応その1」が店にとっては一番コスト面でも作業面でも負担が少なめで、現実的な対応だとは思うけど、やっぱり値札が二重に貼ってある事によるトラブルは免れないでしょう。

 
消費税の総額表示は本当に店側に負担が大きすぎます。
しかも消費税率が変更される度に、毎回この作業とコストが無駄にかかってしまうのがねぇ・・・。
全国でお店をやってるところは数万件はあると思うけど、そのどれもが例にもれずこのアホすぎる制度で損失をこうむるわけです。

自分は消費税引き上げは仕方ないとは思います。
しかし、お店によっては総額表示のせいで税率変更の度にかかるコストを考えてしまい、今度の選挙では消費税引き上げを訴えるような政党は支持しようとはしないというところも出てくるでしょう。
(総額表示でなく、以前の税別表示のままだったら、お店にとっては税率変更はさほど問題はなかったので、反対もされなかったのになぁ。)

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08/22/2005

タイトーがスクエニの子会社化

タイトーがスクウェアエニックスの子会社になってしまうそうで。

正直最近はゲーム部門ではぱっとした話がなかったタイトー。(タイトーメモリーズの発売は個人的には良かったけど)

子会社化する事で、技術や人材流入でゲーム部門がまた活性化するといいのですが。

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ジャンプ38号感想

ジャンプ38号感想

<アイシールド21>
得点をよく見てなかったので、てっきり先週の時点で決着がついたのかと思いました。来週でようやく決着ですかね。

<タカヤ>
今週は背景がほとんど省略されてましたね。(キャラがコマぎりぎりに描かれている絵が多かったので違和感は無かったですが)
『はじめの一歩』を読み返しながら描いたのかなぁ?と疑ってしまいそうな描写がちらほらと見かけられたのはちょっと・・・。
「一撃で意識が持ってかれそうに・・・」って、はじめの一歩で同じようなセリフを見た事があるような・・・。あれは長年の生活で驚異的なパンチ力を身につけた一歩だからこそ、そういうセリフに読者も共感できたんですがねぇ・・・。
タカヤでそのセリフを使われても、正直違和感しか感じないです。

<もて王サーガ>
今週はそこそこ面白かったです。

<赤マルジャンプ広告>
発売前ならともかく、発売後の広告でも、まるで武装練金がこの1冊できちんと完結してるようなあおり文句の広告を載せるのは・・・。

<デスノート>
最近は特に説明くさいセリフが連発しすぎていて、ちょっと読んでて疲れます。
自分はまぁまぁ楽しめてるけど、なんか二部以降はあまり評判が良くないようですね。

<金未来杯 スマッシングショーネン>
先週の野球漫画以上に題材選択で失敗してる感じが。
正直、これを連載で何週も読みたいと思う人はあまりいないのでは?
マイナースポーツでも、きちんと描写してれば充分楽しめるものになると思うけど、今回の読みきりでは描写の浅さが目立っており、連載化すればスポーツ部分もきちんと描写して読者を楽しませてくれるとは到底思えませんでした。
あと、ギャグ部分も真面目な部分もどっちも面白さが中途半端で消化不良気味なのが、さらにいまいちに思えた理由でしょうか。

<カイン>
サブタイトルを見て、今週で終わるかと思いました。
今にして思えば、中身のないバトルものじゃなく、読みきり版の「カイン」のように戦略ものにしていた方が、まだマシだったんじゃないでしょうか?

<切法師>
村人達が今まで長い年月をかけて築いてきたものを失う辛さ、しかしまた頑張って築きあげようという姿などがきちんとかけてて好感が持てます。
最近の薄っぺらい漫画ではこういう描写をきちんとかけてないものが多いですから。
惜しむらくは、序盤の展開の遅さで読者離れが起きてしまった事でしょうか。
残念ながら今から順位を挽回するのは無理でしょう。

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08/20/2005

ライトウェーブ値下げ

20万超していた3DCGソフト・Lightwave8が、税込み13万ちょいに価格改定されてしまいましたね。

shadeも7.5の後半から価格が値下げされたのだけど、機能が時代遅れだったりと、あんまりインパクトはなかったようです。

今まではライトウェーブとshadeは価格差がありすぎて競合しにくかったのですが、ライトウェーブの価格がここまで値下げされてしまうと、shadeproを買おうかと思っているユーザーはライトウェーブの方も比較対照にしてしまう事でしょう。

しかし、一時は3DCG制作ソフトがもてはやされていた時代がありましたが(体感的には2001,2年くらいがピークですかね)、今ではだいぶ廃れてしまい、どこも顧客獲得に苦心してるようですね。

ライトウェーブも値下げでユーザーを増加できればいいんですが。
shadeみたいにどんどんユーザーが減っていくなんて事になったら「開発費が確保できない→新バージョンで追加できる機能が少ない→ユーザー離れが起きて、ますます次バージョンの開発費が確保できない」の連鎖となり悲惨きわまりないですから。

プラグイン開発者もshadeではどんどん開発をやめるところが増えてきて、正直寂しい限りです。

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ホリエモン出馬

ライブドアの堀江さんが選挙に出馬するけど、当選しても政治家業に専念するんでなくて、ライブドアの業務は続けて、政治の方は片手間でやるそうで。
真面目に政治家業に専念してくれるならともかくなぁ・・・。

ただでさえ膨大な借金をこさえて日本の未来がどうなるかという時に、片手間でやるようなやつは立候補さえして欲しくないんだけど。

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08/16/2005

今の少年ジャンプに足りないもの

ちょっと時間があったので、昔少年ジャンプで連載されていた徳弘正也さんの「ジャングルの王者ターちゃん」を読み返しました。
(正確には頭に「新」がつくのだけど)

ジャングルの平和を守るターちゃんとその仲間達が登場する漫画で、当初はギャグ漫画だったのが、途中からジャンプの漫画に多いバトル漫画に変貌してしまったりもしたのだけど、シリアスな展開の最中に下品な下ネタギャグが小気味よく混ぜ込まれていたりと、独特の不思議な感じで読者を笑わせたり、シリアスな話で読者を泣かせたりします。
(今読み返すと、ギャグがかなり下ネタ系で下品だったりして、この部分は今の時代にちょっとあいそうにはないなぁと思いますが。)
 
ジャングルの王者ターちゃんはシビアな話が多く、特に自分が強く印象に残っているのは、双子の兄弟のロド・ソドム(兄)とニド・ソドム(弟)の話ですかね。

MAXという組織によって裏世界の格闘家として兄弟は育てられます。
過酷な環境の中でも双子はお互いを励ましあい成長していきます。
しかし悲劇は起こり、弟の方のニド・ソドムは改造手術を受けて、組織の命令しか受け付けない心の無いサイボーグとなってしまいます。
サイボーグ化された体は、周期的に組織が提供する薬剤を投与し続けないと肉体が壊死し死亡してしまいます。

組織のいいなりになってトーナメントで無慈悲に殺人を繰り返す弟の姿に苦悩する兄ロド・ソドム。
弟は脳をいじられて、もはや兄の事すら覚えていません。
遂には自分の手で弟の命を断ってやるのがせめてもの救いだと決意し、兄のロド・ソドムはビルの屋上に弟を呼び出します。

ビルの屋上で、兄のロド・ソドムが涙を流しながら自分の弟を殺そうとするシーンは、何度読み返しても心にくるものがあります・・・。
 

この漫画を読み返すに、今の少年ジャンプではつくづくシビアな話がなくなってしまったなぁと思います。
人情っぽい話や、「少し悲しい」とまでは思える話はあっても、「悲劇」と呼べるまでには到底達していない。
全体的に描写が浅すぎて、どこか薄っぺらくて、読者の心にあまり波風を立てない。
キャラクターがちろっと涙を流す事はあっても読者までつられて泣きそうになる話は最近はジャンプでは皆無ですね。
(今のジャンプは笑える漫画やキャラクターがカッコイイ漫画は多いですが)

1作くらいは読者が心の底から悲しく、また考えさせられてしまうようなシビアな漫画があってもいいと思います。

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08/14/2005

武装錬金ファイナル

今度出る赤マルジャンプに掲載予定の武装錬金の完結編。
タイトルが「武装練金ファイナル」なのに完結しておらず、どうやらまた次の赤マルジャンプに続くようです。

これで完結してたなら赤マルジャンプを久しぶりに買おうかと思っていたのですが、これと次の赤マルジャンプも買わないといけないとなると、ちょっと自分はパスですかね。

それはそうと、コミックスで収録した場合のおさまり具合はどうなんでしょうね?

ページ数に余裕があったら、もしかして「るろうに剣心」の伝説となってしまった読みきり「弥彦の逆刃刀」が収録される可能性も?

「弥彦の逆刃刀」が収録されたジャンプは今すごい値段になってますしねぇ。

自分はすでに読みましたが。
 

新雑誌が創刊されて、和月さんや藤崎竜さんがそっちで連載を開始するという話もなかなか興味深い話だと思いました。

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08/10/2005

おすすめ漫画:吼えろペン

吼えろペン(7)

吼えろペン
著者:島本和彦(代表作:炎の転校生・ワンダービット・逆境ナイン 他多数)
 
備考:13巻でひとまず完結。(この後「新 吼えろペン」というのも出てますが)

 

●この作品の特徴●
「漫画家 炎尾燃(ほのお もゆる)やアシスタント達の生態がコミカルに描かれたギャグ漫画」「時に熱い話も」「殺し屋や宇宙人が出てきたりとフィクションの要素が強いが、なんだかフィクションに感じられない話も多い。」「昔の少年漫画風の線の太い作画は賛否が分かれるかも。(ただこの作品にはマッチしてます。)」「キャラクター達の発するセリフに笑ってしまう。(中には納得してしまう格言も)」「『うしおととら』や『からくりサーカス』の藤田和日郎さんが元になった漫画家がライバルとして登場したり。」

 

この作品は、元は91年に同じ作者が出した「燃えよペン(全1巻)」という漫画をリメイクしたものといえます。
「燃えよペン」は、若干フィクション風でありながら漫画家やアシスタントの生態が楽しめる漫画として当時は通の間でそこそこヒットした模様です。
 
「燃えよペン」をベースに、より個性的なアシスタント達・編集者などが登場するようになったのが、この「吼えろペン」です。
  
リメイクものは大抵元のよりパワーダウンしている事が多いのですが、「燃えよペン」が1巻で終わってしまったため作者の方でも全てを出しきれてなかったのか、この「吼えろペン」の方が逆に「燃えよペン」よりも色々な面でパワーアップしているように思います。

 
締め切りに追われる漫画家やアシスタント達の悲惨さはあいかわらず面白いですね。
担当編集者との攻防などは時に熱いものがあります。

殺し屋や宇宙人・妖精などが登場する話もたまにあったりして、全体的にはフィクション要素が強いのですが、中にはフィクションに感じられない話もあったり・・・。
なんだかそのまま描いてしまうと多くの漫画業界関係者を敵にまわしそうなので、フィクション風味にして描いているようにも見受けられる話もあったりします。
 
 
作中では、『うしおととら』や『からくりサーカス』で有名な藤田和日郎さんをベースにした漫画家がたびたび登場したりするのですが、このキャラがわりとブラックな感じで描かれており笑わせてくれます。

 
また、各キャラクター達が発するセリフは笑えるものが多いです。
(中には笑いつつも結構「なるほど」と思わされるものもあったり。)

<セリフ色々> 
「そうなのだ!担当がやる気をなくさせるからといって、やる気のないマンガを描く必要などなかったのだ!」
 
************************** 
 
「うむ、いつ読んでも自分の描いたマンガは最高だ!!」
 
************************** 
 
「いや・・・誰も悪くはないぞ!!悪いのは、安易に仕事を受けるだけ受けてここまでのばしてきた自分だけだ!!・・・・くっ、なんかしらんが涙がこみあげてきやがったぜ。なぜ自分が泣いているのか分析する時間も余裕もないけどな。」 
 
************************** 
 
「一度締め切りをのばしたら、次からはその締め切りにあわせて描くようになる・・・・それがあいつら・・・漫画家なのよ!!」(編集者のセリフ)
 
************************** 
 
「もうマンガ家をやめるか!?今、マンガ家をやめれば寝てもいいんだ!!」
 
**************************

などなど。
あまり書きすぎるとネタばれになってしまうので、ここまでですが。
 

 
昔の少年漫画風の線の太い作画や、人によっては熱くるしく感じてしまう演出もあったりはしますが(逆にこれが良いんですが)、「漫画家って実際どうなの?」というのに興味がある人には(多少フィクション風とはいえ)、是非ともおすすめしたい作品だと思います。

ちなみにこの「吼えろペン」は13巻でひとまず終了となってますが、これで食いたりない人は、前作の「燃えよペン」や「新吼えろペン」にも手を出して見ると良いでしょう。

吼えろペン(6) 吼えろペン(7) 吼えろペン(9) 吼えろペン(10) 吼えろペン(8)

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08/09/2005

悪魔城ドラキュラシリーズ

昔プレイしたゲームをふと思い出してみるコーナー。
 

<悪魔城ドラキュラ (ファミコン ディスクシステム)>
当時としてはホラーアクションゲームというのは結構新鮮でした。
今見ると全然怖くないのだけど、当時子供だった自分は結構3面(?)のボスのフランケンシュタインや、白い鳥が落としていく『せむし男』に恐怖を感じてしまったのを覚えています。
あと1面の背景で壁から垂れさがってる毒々しい赤色のカーテン(?)も生理的に何か嫌だったし。(あれ、最初はカテーンじゃなくて、なんか肉でもぶらさがっているのかと思った。肉にしては異様に大きいけど。)
そういえばラスボスよりも死神の方が倒すのやっかいだったなぁ。

 

<悪魔城ドラキュラII (ファミコン ディスクシステム)>
ドラキュラシリーズ2作目。
前作は純粋なアクションだったけど、今作はRPGみたいに敵を倒して主人公がどんどんパワーアップしていくタイプのゲームに変更。(当時RPGがもてはやされていたし。)
基本は横スクロールタイプで、街とかもあったと思う。
このソフトは借りて最後までプレイ。
顔だけのボスが血の涙を落として攻撃してくるシーンが今でも印象に残ってます。
(というか、それ以外は忘れた・・・。)
世間での評判はあまり良くなかったようだけど、自分はそこそこ面白かったと思います。

 

<悪魔城伝説 (ファミコン カセット)>
ドラキュラシリーズ3作目。
誕生日プレゼントかクリスマスプレゼントで買ってもらう。今も所持。
前作のIIは不評だったのか、ゲームシステムは普通の横スクロールアクションゲームに戻されました。
本作ではステージが途中で分岐しており、選んだルートで展開や仲間になるキャラが違っており、そのため何回も楽しめるようになってました。
仲間になるキャラは3人いて、自分は壁にはりつく事ができる盗賊が結構お気に入りでした。(セレクトボタンで仲間と入れ替わる事が可能)
何段階に変化するラスボスが結構印象的でしたね。
(最終形態のパズスのレーザー攻撃とかが特に)
カセット内にVRCなんたらという機能を拡張するチップを搭載していたおかげで、ファミコンにしては結構綺麗な音楽が楽しめたのも良かったです。
そういや背景に歯車がいっぱいあるステージでは、「よくファミコンの性能で画面いっぱいに歯車を出せるもんだな。」と感心したのを覚えています。(どの歯車もにぎやかに動くのが、なんかファミコンのスプライト数の限界を超えてるような気がして。)
ファミコンには回転機能が無いのに、デカイ歯車が回転もしていたし。
今にして思えば、この回転機能とかもVRCなんたらというチップのおかげで再現できるようになっていたのかな?
この「悪魔城伝説」は、後述のPCエンジン用「悪魔城ドラキュラX」とともに、ドラキュラシリーズでは特にお気に入りの作品です。
 

<悪魔城スペシャル ぼくドラキュラくん (ファミコン カセット)>
ファミコン後期に出たソフト。
今までのシリアス路線と違って、SD風のグラフィック(主人公は二頭身か三頭身)になってしまいました。
主人公もドラキュラの息子のアルカード(だったかな?)だったりするし。
ゲームはそこそこ面白かったです。
逆さの術で天井にはりつく事が出来たのが印象に残っています。
球体の中にイカみたいなのが入っているボスが結構お気に入りでしたね。
このソフトはクリアできたのかどうか、ちょっと覚えていないです。

 

<悪魔城ドラキュラ (アーケード)>
近場の遊園地においてあったのをプレイ。
1面か2面のメデューサがやっかいだったのを覚えています。
このゲームはあまりプレイしなかったので、「そういえばゲーセンでもドラキュラがあったよなぁ。」程度の感想しかないですが。

 

<悪魔城ドラキュラX (PCエンジン スーパーCD-ROM)>
ドラキュラシリーズで特に好きな作品。今も所有。
このソフトは純粋に面白かったです。
(たしか、今ではプレミアがついていると思います。自分も金を積まれても売らないでしょう。)
ちなみにPSでも「悪魔城ドラキュラX」という同名のゲームが出てますが、まったくの別物です。
PCエンジンはファミコンと違ってデカキャラをバンバン出せるので、冒頭からデカキャラのオンパレードだったのが特に良かったです。
CD-ROMで容量に余裕があって、グラフィックも美麗だったし。
冒頭の雨が降りしきるシーンで馬車を走らす主人公が印象的でしたね。
ボスも結構色々なタイプがいて、楽しめました。
PCエンジンのCD-ROMゲーという事で、アニメチックなデモ(?)が途中で少し挿入されたりするのですが、硬派なドラキュラシリーズでそこだけちょっと軟派に感じてしまいました。
(ドラキュラの声を冒険野郎マクガイバーの石丸博也さんがやっていたような・・・。記憶違いかもしれないけど。)
途中からマリアという女の子が仲間になって、操作もできるようになるのですが、このキャラクターの外見が、ぱっと見は9歳くらいのアニメアニメした金髪の小柄な女の子なのに、なんか胸が年齢にふさわしくないくらい大きくふくらんでいるのに当時はすごい違和感を感じたり・・・。
そういえばマリアは隠しコマンドでスタンドみたいなのを前方に飛ばして攻撃もできたのですが(コマンドは↑↓→攻撃ボタンだったかな・・・?間違ってるかも)、これが異様に攻撃力があったのを覚えています。

後でスーパーファミコンで続編(?)の「ドラキュラXX」というソフトも出たようですが、当時はもうスーパーファミコンのソフトには興味が無くなっていたので、そっちの方はプレイしてません。

 

<ドラキュラ伝説 (ゲームボーイ)>
ドラキュラシリーズのゲームボーイ版第1弾。
白黒の画面でも結構頑張ってドラキュラの楽しさを再現していたと思います。
転がる目玉が結構記憶に残ってますかね。
続編の「ドラキュラ伝説II」もプレイしたかも・・・。 

  

<悪魔城ドラキュラ (X68000版)> 
パソコンのX68000用に作られたドラキュラ。
当時は結構X68000のソフトを頑張って出してくれていたコナミ。
このX68000版ドラキュラも移植ではなくオリジナルという力の入れよう。
X68000は当時にしては使える色数が異様に多い(コンシューマーハードでは同時発色数が約3万色中256色とかしか出せなかった時に、X68000は6万色近く同時に出せた)ため、美麗なグラフィックが楽しめました。
ドット絵師も存分に腕をふるえた事でしょう。
ゲームとして面白さはまぁまぁでした。
ムチで叩くと縦に伸びていく粘菌っぽい敵や、ボスのうちの骨のドラゴンが結構印象的でしたね。
たしかこのゲームはPSかPS2に「悪魔城年代記」として移植されたはず。

 
<悪魔城ドラキュラ(スーパーファミコン)>
スーパーファミコン版悪魔城ドラキュラ第1弾。
ムチを使ったアクションが増えて、ムチを振り回したり、ムチを使ってロープアクションが出来たりしました。
スーパーファミコンは拡大縮小・回転機能が使えるハードという事で、このゲームでも随所に拡大縮小(ボスを攻撃すると、じょじょに大きさが変わっていったり)や回転機能(ステージがぐるんと回転する)が盛り込まれていたのを覚えています。

 

<悪魔城ドラキュラX (プレイステーション)>
ドラキュラシリーズはこのPS版以降はプレイしてないかな?
(理由は特にないんだけど。)
PS版ドラキュラXは、メトロイド風に主人公がじょじょに特殊能力が増えていったり、行けるところが増えていったりというタイプのゲームになってしまいました。
主人公の武器がムチでなくなったり、どうも全体的にちまちまとした感じで、「なんか変わってしまったなぁ。」と残念に思ったのを覚えています。
でも結構このゲームのファンは多いようですが。

  

ドラキュラシリーズはこれ以外にも結構出てるけど、自分がプレイしたのは上記の作品くらいですかね。

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08/08/2005

甲子園と仮面ライダー響鬼と

関西地方在住の者にとっては鬱な季節がやってまいりました。
高校野球の放送のせいで、仮面ライダーの放送が中止される季節が。

しかも、質(たち)が悪い事に、雨で高校野球が中止の場合は仮面ライダーが放送されてしまうという、より視聴者泣かせな仕様です。

HDD&DVDレコーダーで録画の場合はともかく、ビデオで録画の場合は、放送されるかどうかは前日にはわからないので、とりあえず録画しておかないといけないんですよね。
(ビデオの場合、重ね録りをすればする程、画質が悪くなっていくというのに。)

自分は何故か仮面ライダー系(といっても録画しだしたのはファイズ以降だけど)は、S-VHSビデオで録画してたりするんですよね・・・。

NHKでも放送してるのに、なんでABCテレビ(朝日放送)の方でも高校野球を放送するのやら。

高校野球が終わった後に、他の地方に比べて遅れた回を補填するための放送が行われるのですが、これが結構変則的で、下手すれば録画しそこねる回が出たりしてしまうんですよね。

今年の仮面ライダー響鬼の場合、結構面白いだけに、例年以上に鬱度が高いですよ・・・。

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ジャンプ36・37合併号感想

<タカヤ>
webとかで無料で公開してる漫画とかならともかく、商業誌に載せる漫画としては「お客さんを楽しませよう。」という観点が根本的に欠落してるのがなんとも・・・。
担当編集者、作者ともに、こんな漫画で読者が面白いと感じるとでも思っているんでしょうか?
今の段階ではストーリー、キャラのいずれも、面白味がまったく無いのが・・・。
 

<太臓>
すでに1話目ほどのインパクト無し。
全ての力を出し切って描いて欲しい気がします。
  

<みえるひと>
まぁ、順当なストーリー展開だと思います。
すでにある程度読者を獲得してるなら、6、7話あたりから少し長めのエピソードを始めてしまってもいいんじゃないでしょうか。
ストーリーキングで入賞した人だし、ストーリー展開でも楽しませて欲しいと思います。

<金未来杯 ウサギとカメとストライク>
画力、コマ割、構図は言う事無しだけど、惜しむらくは、なんで野球を題材にしてしまったかなぁと。
すでに野球漫画(?)が1作ある現状では、金未来杯でよっぽど圧倒的な票数を獲得しないと連載化はきついのでは。
漫画の内容はきちんとまとまってる反面、ちょっと面白みに欠けるような気がします。
この続きを連載で読みたいとはちょっと思えないですね。
漫画家としての底力はそこそこありそうなので、野球以外の題材で挑戦した方が良かったと思います。
 

<切法師>
先週と今週でようやく主目的(いわゆる大ボス)を登場させるも、時すでに遅く、現時点で読んでない読者がたくさんいそう・・・。
作画、構図、コマ割、キャラ表現が新人とは思えないほど巧みで力があるだけに、ここまでの展開がスローすぎて読者をつかめなかったのがすごいもったいないというか。
今週号ではジャガーをのぞけば、一番後ろに掲載というのも、アンケートで票をとれてないという結果でしょう。
ここから巻き返しがあるのか、それとも打ち切りとなってしまうのか・・・。
まぁ、打ち切られても、この作者さんなら実力があるので、また帰ってこれると思いますが。

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08/06/2005

冒険野郎マクガイバーDVD化

冒険野郎マクガイバーが秋にはDVD化されるそうで。

気づけば、すでにフルハウスも1stシーズンのDVDボックスの予約が開始されてるし。

ファンなら買っておくべきだとは思うけど、画質とかをあまり気にしない自分は、すでにどっちもHDD&DVDレコーダーで比較的安めにDVD化できてしまってる現状に満足してしまってたり・・・。
マクガイバーは前回のスーパーチャンネル放送の時に全話を両面カートリッジ式のDVD-RAMに録画済み。(両面タイプでも24枚かかった・・・。)
フルハウスは今NHKで再放送してるのをせっせとDVD化中。


なんだかんだで全話をそろえるとなると、マクガイバーもフルハウスも数万かかってしまうと思うし。


なんともファンとしては下手れな感じ。

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08/02/2005

FF12が・・・

FF12は松野泰己さんがプロデューサーをしていたはずが、いつの間にか「病気療養」という事で、プロデューサーから退いて監修という形で関わるようになってしまったとの事。
(FF12のホームページの「トピック>制作スタッフに関するお知らせ」でその旨掲載されています。)

 
FFではないけど、ゼノサーガエピソード2では、ファミ通のインタビューで「若手を育てるため」とか言っていて、ゼノシリーズを作ってきたメインの人は監修にまわってしまい、若手にまかせて作らせた結果、かなりアレな感じのデキになってしまったという前例があるだけに・・・。

FFの場合は残りのスタッフも結構年季の入った人だろうから、そんなに心配する事はないと思いますが。

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今さらながらラクガキ王国2を購入

ソフトが発売してからだいぶ経ってしまったけど、今さらながら『ラクガキ王国2』を購入。
(なんか『ラクガキ王国2天下一武道会』というサイトを見てたら、無性に自分もラクガキを作りたくなったので。ラピュタのロボとか、ドーピングコンソメスープとか、その他色々なキャラをこのソフトで再現していたのには、笑った。)

最近結構ぽんぽんと物を購入してばかりで散財気味だったので、本当はこのソフトを買おうかやめようか何回も悩んでしまいました。
(うちの近くでは販売価格は新品1900円だったのですがね。)
結局買って触ってみた後は、「お、面白い~」って感じ非常に満足しています。
何を悩んでいたんだろ、って感じ。

ラクガキを描くツールは操作方法が洗練されていて、思わずにやりとしてしまうくらい、かなり使いやすいです。
 
自分で描いたラクガキが立体化し、アクションステージでプレイヤーキャラとして使えるのが、なんとも新鮮で楽しすぎます。

今んとこしょぼいラクガキしか描けてませんが、それでも操作してるとなんか味があって良いですねぇ。
パーツは後でどんどん気軽に付け足していけるので、気が向いたらどんどん角つけたり、しっぽつけたり、回転する円盤を体につけたりしてます。(どんなキャラだ?)

ツール類は主人公のレベルが低いうちは一部の機能がロックされてるようですが、ロックを解除できたら、アニメや漫画のキャラを立体化したり、真面目にデザインしたオリキャラを作成したりして遊んでみようと思います。

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08/01/2005

・・・最悪 shade8のデモで

shade8basicのデモを入れたら、7.5の方で設定したコマンドパレットが全て初期化されてしまいました。

7.5使って自分でコマンドパレットの設定をしてる人は、shade8basicのデモは起動しない方がいいです。

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ジャンプ35号感想

ジャンプの35号感想

<ブラックキャットアニメ版情報>・・・絵が原作と近いなら見ない事もなかったけど、この絵じゃ見る気が起きないなぁ・・・。

<金未来杯>・・・来週から金未来杯が始まるようで。この6つの中からいくつかまたジャンプで連載開始するようだけど、正直今回はファーストインプレッションの段階ではどれもあまり面白くなさそうな感じが。絵柄もストーリー設定も好きになれそうなのがない。(漫画を読んでない段階でこういうのもナニだけど)
「鬼より申す」の人がエントリーされてないっぽいのは残念。「グラン・バガン」の山田和重さんももう一回くらいチャンスを与えてもいいような気がするけど。
あと、鈴木新はなんか嫌いな人も多いようだけど、自分はこういう正統派の少年漫画らしい少年漫画がジャンプにもう一つくらいはあってもいいと思う。
「STARTING OVER」はいまいちだったけど、「ダイテング」の方は結構良かったと思うし。

<みえるひと>・・・連載3回目でセンターカラーって事は、1回目のアンケート結果がかなり良かった模様。2話目、3話目は正直普通の展開だと思いましたが。色々なブログで感想を見るに、この漫画の場合はもうすでに現時点で結構なファンを獲得してる模様。

<ムヒョとロージー>・・・正直金未来杯の時や連載開始当初はあまり好きでなかったけど、最近の二転三転する展開は結構好きかなぁ。

<太臓もて王サーガ>・・・なんか今週は笑い所がなかった。セリフとかも結構つめこみすぎでテンポが悪いような。

<Dグレイマン>・・・ここ2、3週は結構面白い展開になってると思う。今週の終わりは「早く来週号が読みたい」という感じになってて良い感じ。

<デスノート>・・・なんか順位が後の方って事は結構アンケートの結果が悪いのかなぁ?あいかわらず面白いと思うけど。次長はどうなってしまうんでしょう。

<いちご100%>・・・最終話にして、ようやくこの漫画のヒロインが西野だという事に気づく。自分はヒロインが東城で、西野はいわばひきたて役だと思いながら読んでたため、ずーっと違和感がありました。

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