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07/20/2005

ネットショップを開業する前に

自分はネットショップを運営しており、ぼろ儲けとはいかないですが、そこそこの利益は出しています。

しかし、そういう自分でも、「サラリーマンをやめてネットショップをやろうと思うんだけど・・・。」と相談されたら、「将来の事を考えたら、ネットショップはまずやめておいた方がいい。サラリーマンを続けた方が断然良い。」と答えるでしょう。

数年前のデータになるけど、ネットショップの実情をまとめたページがこちらの『買いパラ』さんのところにあります。

見てのとおり大半が赤字だし、黒字を出せてるところでも「かろうじて黒字」といった感じのところも含まれているので、実際にまともな利益を上げてるところは全ネットショップの3割に満たないのではないでしょうか。
大きな利益を上げてるところとなると、もっと少なくて、1,2割もいけばいい方でしょう。

雑誌や本の「ネットショップは儲かる」などという文言に踊らされ、成功者の体験談を読んで、自分も同じように頑張れば成功できるなどと思いこみ、ネットショップを始めようとする人も多いようですが、実際ネットショップはそんな甘いものではないと思います。

やる事やっても結果がついてこず、結局時間も金も無駄に浪費した挙句廃業となるネットショップも少なくはありません。

ネットショップを廃業する際にプラマイゼロとなっていればまだいいんですが、大抵はそこそこの借金かあるいは結構な借金を背負うはめになって、「なんでサラリーマンをやめてまでネットショップをやろうなんて馬鹿な事を考えたんだろう・・・。」と激しく後悔する事も珍しくはないです。
(実際知り合いに2、3人います。そういう人が。はっきりいってかなり悲惨ですよ・・・。)

「きちんと利益を出せてないのはやる事をやってないからだ。頑張れば100%でないまでも成功できるはず。」などと甘く考えてる人もいるかもしれませんが、そういう人が実際にネットショップをやると痛い目を見るでしょう。

また、一時的に利益を上げられても、それが10年、20年コンスタントに続かなければ全然意味がないです。
ネットショップは通常のお店以上に競争が激しいため、今そこそこの利益をあげれていても、将来的に同じような利益をあげ続けられるという保証はありません。

途中で風向きが変わってやっていけなくなった場合、ネットショップをやめて再就職という事になりますが、年をとってからだと特に再就職は難しいでしょう。

「所詮他人の人生」などと言ってしまえばそれまでですが、サラリーマンをやめてまでネットショップをやろうと考えている人は、今一度じっくりと考え直した方がいいでしょう。
特に妻子持ちの場合は。

成功してるところ・大もうけしてるところは確かにあります。
しかし、その裏でうまくいかずに悲惨な目にあってるところも数多くあるのです。
自分がその「うまくいかなかった側」になった時の事もよく考えた方がいいでしょう。
悲惨な目にあうのは他人でなく、あなた自身なのですから。

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