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07/14/2005

おすすめ漫画:うしおととら

うしおととら (13)

うしおととら
著者:藤田和日郎(代表作「うしおととら」「からくりサーカス」)

 
●この作品の特徴●
「少年漫画の良さが存分に盛り込まれたお手本とも言える作品」「日本の妖怪・西洋の化け物などが登場。妖怪や化け物の恐ろしさ・おどろおどろらしさがうまく表現されてます。」「登場するキャラクター達が魅力的。自分はとらが好きです。」「印象に残る名場面が多い。うしおが○○○したシーンの麻子のセリフは良かった・・・。」「クライマックスの盛り上がりがすごい。」

 

主人公の蒼月潮(あおつき うしお)はお寺の住職の息子です。
ある日彼は自分の家にある蔵に地下室がある事を発見し、そこで何百年もの間「獣の槍(けもののやり)」によって壁につなぎとめられていた妖怪「とら」に出会います。
「とら」のあまい言葉によって「うしお」は獣の槍を抜いてしまい、とらをとき放ってしまうのですが・・・・。

タイトルの「うしおととら」は、つまり『「うしお」と「とら」』というわけですが、このタイトルがなんともシンプルでありながら、この作品をうまく表しています。
物語は「うしお」と「とら」、そして「獣の槍」を軸に話が進展していきます。

主人公の「うしお」は最初は平凡な小学生ですが、獣の槍を持っている間はパワーアップし、「とら」とともに人間に害をなす妖怪達を退治していきます。

物語が進んでいくにつれじょじょに明らかになってくる「獣の槍」の正体、「とら」の過去、妖怪達が恐れをなす「白面(はくめん)のもの」など、飽きさせないストーリー展開でぐいぐいと読ませていってくれます。

強く印象に残る名場面がビシバシと登場するのもポイントが高いですね。

この漫画のクライマックスがサンデーで連載されていた頃は、本当に毎週の展開が楽しみで仕方なかったです。

わりと黒っぽい作画は、妖怪達のおどろおどろしさをうまく表現するのにあっているのですが、それでは読んでて暗くなる漫画かというと、登場する人物が気持ちのいいやつらばかりで、読後感はあまり暗くはなりません。
特に主人公の「うしお」のまっすぐさは読んでて気持ちがいいです。

この漫画は少年漫画らしい「まっすぐな心」「人を信じる心」「心身の成長」などがうまく盛り込まれており、少年漫画の良いお手本ともいえる作品となってると思います。

少年漫画としても、妖怪が登場する漫画としても出色のデキの「うしおととら」。

未読の方は是非一度は読んでみる事をおすすめします。

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