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02/04/2005

おすすめ漫画:特攻天女

特攻天女 22 (22)
(高村と、主人公の翔)

特攻天女
著者:みさき速 
完結(全30巻+外伝1巻)

●この作品の特徴●
「キャラクター達がなんとも魅力的」「結構重い話が多いけど、合間合間にはいるキャラクター達の軽妙なやりとりである程度は救われる。(正直救われない話もありますが・・・)」
 
 

主人公の和泉 翔(いずみ しょう)は「夜桜会」の特攻隊長。
「鬼面党」を率いる総長の高村 大(たかむら だい)に一目惚れ(*)されてしまい・・・。
(*実際は微妙に違うけど)
  
 
自分がこの漫画をつい何度も読み返してしまうのは、やっぱりキャラクター達が魅力的であるからだと思います。
掲示板などでも特攻天女のトピックができると、必ずといっていいほど「(一番)好きなキャラは?」って話題が出てきます。
そして、瑞希が好きな人、伊沢が好きな人、遊佐が好きな人、アキラが好きな人・・・・と、人によって好きなキャラは違えど、「登場するキャラがまんべんなく愛されてるなぁ」とつくづく実感します。
 

121

↑主人公の翔は美形には目がないけど、ふられてばかりです。(高村には好かれてるけど・・・)
高村をあしらう様は見ていて微笑ましいです。
曲がった事が嫌いで、そのために傷ついてしまう事もあるけど、自分の身を顧みずに争いを収めるために奮闘します。

91

↑鬼面党の総長でありながら、翔に惚れてしまった高村 大。
翔の前では猫をかぶっているけど、時々見せる凶暴性がなんともぞくぞくとするものがあります。
翔をふった男を半殺しにしてしまったり、翔が別の男(千里)に惚れたと勘違いした時などは、気持ちのぶつけどころがなく、ホテルの部屋の壁という壁をボコボコにし、高村の部屋をのぞきこんだアキラをびっくりさせるというエピソードなどもあったりします。
(そもそも翔とのファーストコンタクトにおいても、伊沢と盗んだバイクで疾走していた時に犬をはねてしまい、その血まみれの犬に対してさらに蹴りを入れるという始末・・・。残虐すぎ・・・。)
でもやっぱり翔の前ではおちゃめだったりと、そのギャップが面白かったり。
自身の残虐さ故に犯してしまった過ちが、やがて彼本人をさいなむ事になるのですが・・・。

111

↑夜桜会の総長であり、翔が慕う天野 瑞希(あまの みずき)。大富豪のお嬢様だけど、子供の頃の事件のために半ば心が壊れてしまい、翔の前では優しい人を演じるものの、ふとした事でその壊れた心を垣間見る事になります。
彼女の過去話は凄惨としか言えません。

101

↑鬼面党親衛隊長の矢野アキラ。自分の正体を隠しながら、高村をサポートする姿は涙ぐましいです。
女装(?)するエピソードはかなり笑わせてもらいました。

31

↑鬼面党の副長であり、高村の右腕の伊沢 吉成(いざわ よしなり)。
寡黙であり冷静沈着。(登場時はわりとそうでもないですが)
自身の恋心を隠したままで○○○を陰ながら支える姿は、「漢」の一言です。
特攻天女のキャラではこの伊沢が自分は一番好きですかね。

81

↑鬼面党の特攻隊長であり、高村の幼馴染の遊佐 明仁(ゆさ あきひと)。
瑞希への恋心があるも、瑞希には想い人がおり、報われません。

上記のキャラクター達をメインとして話が進み、キャラクター達のやり取りだけでも十分楽しめるのですが、それだけでなくストーリーでもぐいぐいと読ませていってくれます。

特にコミックス中盤から始まるエピソードでは、高村・瑞希・遊佐の3人で犯してしまったつぐないきれない過ちを軸に物語が進み、物語終了まで一気に読ませてくれます。

この漫画は週刊少年チャンピオンで6年にわたって連載されましたが、正直長期連載された漫画では綺麗な終わり方をできてない(少年漫画雑誌では人気がある時は連載を途中でやめる事ができず、人気がなくなったら容赦なく打ち切りという事が多いので・・・)という事が多々ありますが、この特攻天女の場合は本当に綺麗に終われたなぁと思います。
最終巻を読み終わった後の読後感の良さはなんともいえないものがあります。
(最終巻のカバーデザインも秀逸です。表紙の○○姿の翔はなんとも感慨深いです。)

魅力的なキャラクター達によって紡がれる物語は、何度読み返しても面白いと思います。

興味を持たれた方は是非どうぞ。

特攻天女 25 (25) 特攻天女 22 (22) 特攻天女 23 (23)

 

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