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12/29/2004

この愛を忘れない

ジャンル:映画(劇場未公開)1990年製作
監督: マイケル・L・ミラー
音楽: デヴィッド・シャイア
出演: スティーブン・ドゥーフ、パティー・デューク、ジョーン・ヴァン・アーク、デヴィッド・バーニー、リチャード・メイサー、サム・ワナメイカー、マルコム・スチュワート、リンダ・ダーロウ

 
 
この映画の原題は「Always Remember I Love You」
育ての親と生みの親、二つの家族の間で揺れ動く16歳の少年の心を描いた作品となっています。

<物語のあらすじ>
裕福な家庭に育った主人公ロバート。
彼は自分を愛してくれる優しい両親達とともに幸せな時を過ごしています。

16歳になったある日、ふとした事から彼は自分が両親の実の息子ではない事を知ってしまいます。
ショックのあまり狼狽して育ての親達にあたってしまうロバート。
育ての親達が優しい人達であるからこそ、彼らが実の両親でなかったと知った時のロバートのショックは、計り知れないものがあったと思います。

また、育ての親たちも、正式な養子縁組制度でロバートと親子関係になったものばかりだと思っていたのが、実はロバートは当時誘拐されて連れてこられたという事を今になって知り、驚きととまどいを隠せません。

やがてロバートは育ての親たちには何も言わずに家を飛び出し、実の両親を探す旅に出ます。


当時の誘拐記事を元に、自分の生みの親を探しあてたロバート。

眼鏡店で働く実の母親の元に自分の正体を隠したまま行ってみたり、同じく正体を隠したまま実の弟と友達のようにつきあったり、彼らの家の食事会に呼ばれたりと、観ていてもどかしいものがあります。
いきなり自分の正体を明かしても実の家族達はとまどってしまうだろうし、ロバート自身、実の家族達がどのような人達なのか、正体を隠したままで確認してみたかったのかもしれません。

野宿していたロバートは冬の寒さのあまり、実の両親達の元にとめてもらうようになります。
(実の両親・弟・妹には正体は隠したままなので「事情により家出した少年」と彼らからはとらえられています。)

そして一緒になって知った事。
それは、実の両親達が昔息子を誘拐されて行方不明になってしまった事に今でもひどく心を痛めてる事。
「その時の誘拐された息子が僕です。」と言い出せたら、どんなに楽だったでしょう。
しかし、ロバートは自分の事を言い出せません。

やがてクリスマスがやってきます。


このまま何も言わずにやがては育ての親の元へ帰ってしまうのか、それとも生みの親に自分が息子である事を告げるのか・・・・・。

ラストシーンは是非あなたの目で確かめてください。


この映画のラストシーンは、かなりキます。
ラストシーンのとある部分では一気に感情が高ぶって涙が出てきそうになります。

また、物語の合間合間には、出ていったロバートを探し出そうとしている育ての親達の姿も描かれ、必死になってロバートを探そうとする育ての母親の姿、留守電に入っていたロバートからの「はい、僕。元気な事を知らせようと思って。心配ないからね。」というメッセージを涙をこらえながら何度も何度も繰り返し再生する育ての父親の姿は観てて涙が出てきます。
 


残念ながら、現在DVDも出てないようだし、ビデオも廃盤となっていて、非常に観る事自体難しくなっています。
もし、スカイパーフェクTVなどの映画チャンネルなどでこの映画をみつけたら良かったら観てみてください。

この映画を放送してくれた関西テレビのミッドナイトシアター(番組名)には、いくら感謝してもしきれません。

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