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12/29/2004

この愛を忘れない

ジャンル:映画(劇場未公開)1990年製作
監督: マイケル・L・ミラー
音楽: デヴィッド・シャイア
出演: スティーブン・ドゥーフ、パティー・デューク、ジョーン・ヴァン・アーク、デヴィッド・バーニー、リチャード・メイサー、サム・ワナメイカー、マルコム・スチュワート、リンダ・ダーロウ

 
 
この映画の原題は「Always Remember I Love You」
育ての親と生みの親、二つの家族の間で揺れ動く16歳の少年の心を描いた作品となっています。

<物語のあらすじ>
裕福な家庭に育った主人公ロバート。
彼は自分を愛してくれる優しい両親達とともに幸せな時を過ごしています。

16歳になったある日、ふとした事から彼は自分が両親の実の息子ではない事を知ってしまいます。
ショックのあまり狼狽して育ての親達にあたってしまうロバート。
育ての親達が優しい人達であるからこそ、彼らが実の両親でなかったと知った時のロバートのショックは、計り知れないものがあったと思います。

また、育ての親たちも、正式な養子縁組制度でロバートと親子関係になったものばかりだと思っていたのが、実はロバートは当時誘拐されて連れてこられたという事を今になって知り、驚きととまどいを隠せません。

やがてロバートは育ての親たちには何も言わずに家を飛び出し、実の両親を探す旅に出ます。


当時の誘拐記事を元に、自分の生みの親を探しあてたロバート。

眼鏡店で働く実の母親の元に自分の正体を隠したまま行ってみたり、同じく正体を隠したまま実の弟と友達のようにつきあったり、彼らの家の食事会に呼ばれたりと、観ていてもどかしいものがあります。
いきなり自分の正体を明かしても実の家族達はとまどってしまうだろうし、ロバート自身、実の家族達がどのような人達なのか、正体を隠したままで確認してみたかったのかもしれません。

野宿していたロバートは冬の寒さのあまり、実の両親達の元にとめてもらうようになります。
(実の両親・弟・妹には正体は隠したままなので「事情により家出した少年」と彼らからはとらえられています。)

そして一緒になって知った事。
それは、実の両親達が昔息子を誘拐されて行方不明になってしまった事に今でもひどく心を痛めてる事。
「その時の誘拐された息子が僕です。」と言い出せたら、どんなに楽だったでしょう。
しかし、ロバートは自分の事を言い出せません。

やがてクリスマスがやってきます。


このまま何も言わずにやがては育ての親の元へ帰ってしまうのか、それとも生みの親に自分が息子である事を告げるのか・・・・・。

ラストシーンは是非あなたの目で確かめてください。


この映画のラストシーンは、かなりキます。
ラストシーンのとある部分では一気に感情が高ぶって涙が出てきそうになります。

また、物語の合間合間には、出ていったロバートを探し出そうとしている育ての親達の姿も描かれ、必死になってロバートを探そうとする育ての母親の姿、留守電に入っていたロバートからの「はい、僕。元気な事を知らせようと思って。心配ないからね。」というメッセージを涙をこらえながら何度も何度も繰り返し再生する育ての父親の姿は観てて涙が出てきます。
 


残念ながら、現在DVDも出てないようだし、ビデオも廃盤となっていて、非常に観る事自体難しくなっています。
もし、スカイパーフェクTVなどの映画チャンネルなどでこの映画をみつけたら良かったら観てみてください。

この映画を放送してくれた関西テレビのミッドナイトシアター(番組名)には、いくら感謝してもしきれません。

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12/26/2004

おお!!!

「冒険野郎マクガイバー」が、なんとスーパーチャンネルの海外ドラマアワードで6位になった模様。

スタトレシリーズとかERやコロンボ、奥様は魔女などが上位になるのはわかっていたけど、まさかマクガイバーが10位以内に選ばれるとは・・・。

自分はもちろんマクガイバーに投票したけど、結構他の人も投票してたんですね。


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12/24/2004

おすすめ漫画:ガンバFly high

ガンバFly high 1 (1)

ガンバFly High
著者:原作 森末 慎二 
   作画 菊田 洋之

●この作品の特徴●
「体操の事を知らなくても楽しめる体操漫画」「原作をロサンゼルスオリンピック金メダリストの森末 慎二さんが担当」「努力・友情・勝利がきちんとちりばめられた傑作少年漫画」

 

原作はロサンゼルスオリンピック金メダリストの森末 慎二さんが担当。
正直言って、元運動選手がストーリーを考えたという事もあって、読む前は「ストーリーはそこそこな感じかなぁ」という偏見を持っていました。
が、実際に読んでみると・・・素直に面白い!
むしろ、そんじょそこらの漫画よりストーリーがきちんとしてます。
物語には上手く起伏があり、続けて読んでいっても飽きさせません。
キャラクター達の魅力も手伝って、ぐいぐいと読み進んでいく事ができます。
何より、ご自身の運動選手としての数々の体験によって培われたであろう、体操への愛、ガンバる事の素晴らしさが描かれています。
(この作品では「頑張る」を「ガンバる」と表記しています。タイトルの「ガンバ」はそこからきてます)

原作の方が体操選手ならではの、丁寧な体操の技の解説も良いですね。
物語の進行をとめる事なく、うまい感じで技の解説が挿入されていってます。
わかりやすく解説されてるため、体操の事をまったく知らなかった自分でもそこそこ体操の事がわかるようになり、この漫画を読み終えた時には結構体操の事が好きになってしまいました。

(ちなみに、この漫画を読む前はオリンピックで体操はあまり見ていませんでしたが、この漫画を読んだ後は、わりと毎回オリンピックで体操の放送を観るようになったり・・・。) 

この漫画の作画は菊田 洋之さんが担当。
正直最初の数巻は絵がかなり固い感じがするけど、連載を重ねるにつれて独自の素晴らしいタッチを確立していきます。
キャラクター達は立体感があり、表情も実にいきいきとしていて、特に女の子は、少年誌らしい、あざとさのない、かわいらしい感じがして非常に好感が持てます。
(体のラインが妙に生めかしく見える時もあったりしますが・・・)

 
物語は平成学園というところの体操部に主人公の藤巻 駿(ふじまき しゅん)が入部するところから始まります。
入部する時の第一声が「ボク、オリンピックの金メダルを取りたいんです!!」。
唖然とする部員一同。
おりしも部員の一人がタイミングよく負傷してしまったという事で、入部したばかりの藤巻が大会に参加させられるハメに。
そこでなんともまぁ無様な姿をさらすのですが・・・。 

 
正直、最初は絵もストーリーもどことなくギャグ漫画っぽい感じがしますが(最初の数巻は絵もお世辞にも良いとはいえないし)、じょじょに話が進んでいくにつれ、登場するキャラクター達の体操に対する真摯な姿勢が描かれていき、「努力・友情・勝利」(←こう書くとかなり安っぽい感じがしてしまうけど・・・)がきちんとちりばめられながら、物語が描かれていきます。

藤巻の先輩として三バカトリオの内田、真田、東というキャラがいるのですが、この三人が実にいい味を出していますね。
普段は結構ふざけた感じなのに、こと体操の事になるとそれぞれ真剣な表情を見せ、時には協力しながら、時にはライバルとして認めあいながら、お互い切磋琢磨してどんどんレベルアップしていきます。

特に内田というキャラはかなりツボに入ってしまいました。
(25巻~31巻あたりの内田のエピソードはかなり良いです。)

スポーツ漫画ならではの、努力しても選ばれない者、しかしガンバった事は無駄にならない事、そして選ばれたものは彼らの『思い』とともに大舞台へ立つという事などもきちんと描かれており、なんとも『あつい』ものがあります。

読んでいて、実に清々しいというか。

ちなみに、この作品は連載中には小学館漫画賞も受賞しています。
サンデーに連載していた作品だから、「身内びいきで受賞したのでは?」と思われるかもしれませんが、実際に読んでみると、その受賞に納得できると思います。
(結構ところどころに、読んでて体が身震いするくらい感動してしまうところもあったりするんですよね。)

興味を持たれた方は是非ご一読される事をおすすめします。
オリンピックでの体操の放送がきっと楽しみになると思いますよ。

ガンバFly high 14 (14) ガンバFly high 12 (12) ガンバFly high 10 (10) ガンバFly high 8 (8) ガンバFly high 17 (17) ガンバFly high 16 (16)

↓現在一部の巻が絶版となってしまってるため、よろしければ復刊投票にご協力ください。
(自分は、全34巻+外伝1巻の全部をきちんと揃えていますが。やはりより多くの人に読んでもらいたいと思うので)
絶版本を投票で復刊!

ちなみにこの作品はアニメにもなっています。
(アニメ版はタイトルが多少変更されて、「ガンバリスト駿」となっています。)
アニメになって元気に動きまわる駿をみたいという方はそちらもどうぞ。

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12/23/2004

1月のアニメ

ベルセルクが1月からチャンネルNECOで放送開始のようです。
昔地上波で放送されていた時にビデオに録画したけど、S-VHSじゃなくてVHSだったので、HDD&DVDレコーダーでSP画質でまた録画するつもりです。

アニメ版のベルセルクは原作の14巻までのストーリーがカバーされており、作画・構成ともになかなかクオリティが高くて良かったです。
声も全キャラクターかなりイメージどおりでした。
(ちなみにベルセルクはアニメが放送されるようになってから知名度が一気に上がり、コミックスがその面白さから爆発的に売れ出したと記憶しています。自分もアニメ放送後になってからベルセルクを知ったクチで。)

しかし、1月から「ゲートキーパーズ」「ベルセルク」「おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!」「舞HiME」「陰陽大戦記」「グレネーダーほほえみの閃士」を録画視聴する事になるので、結構スケジュール的にきついかも。
(かわりに不思議の海のナディア、げんしけんが終わるけど。)

DVD-RAMのメディア代も毎月2000円くらいかかる事になりそう・・・。
両面カートリッジ付タイプのDVD-RAMメディア(両面で10話入る)が今ではニンレコで700円ほどと、だいぶ安くなってきたけど、やっぱりもうちょい安くなって欲しいですね。
500円切ってくれたら理想なんですが。

しかし、DVD-RAMとかDVD-RWはフォーマットすればまた新品同様に使いまわす事ができるのが結構良いですね。
最後まで録画したものの、残しておく程でないと思ったアニメについてはフォーマットしてしまって、また別のアニメを録画する時に使いまわしたりしてます。

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12/22/2004

声優ゲーム

プレイステーション2で「夜明けのマリコ」とかがすでに出ているけど、ああいう風な感じでふとこんなゲームを考えてみた。
(「ゲーム」というより「エンターテインメントソフト」という事になるかも。)


その名もずばり「声優ゲーム」シリーズ。
内容は、30分くらいのアニメが収録されていて、好きなキャラの声を自分で演じる事ができると。

デフォルトではプロの声優の声が入っていて、そのまま30分のアニメを観るだけでも楽しめます。
(ここがポイント)


で、本題の声優ゲームモード

ゲームの手順としては
1.まず吹き替えをしたいキャラクターを選ぶ。
2.映像を見ながら、そのキャラが担当するパートを次々に吹き替えていく。
シーン単位で納得いくまでリトライも可能。
(カラオケのように下に吹き替えのセリフが出ます。あるいは画面の右から文字が左方向へ流れてきて、ラインに文字が重なった時にその文字を読むと。ちょうど音楽ゲームのような感じで。)
3.場合によっては編集モードでセリフの音量の調整や、再生速度の調整をしたりエフェクトをかけたりします。
4.データに名前をつけて保存。

5.「再生モード」でキャラごとにデフォルトでいくか、吹き替えデータでいくか選択した後、再生が可能。
(通常のDVDビデオのように早送り巻き戻しやチャプタースキップも可能。)

キャラは一人のキャラの声のみを吹き替えて再生も可能だし、全部のキャラの声を自分の吹き替えしたデータで再生させるのも可能。

例)
マクガイバー・・・・デフォルト(石丸博也の声)
ピーター・ソーントン・・・吹き替えデータ 
ジャックダルトン・・・デフォルト(内海賢二の声)
わき役A・・・・・・・デフォルト

(この場合はピーターの声だけ自分の吹き替えになる)

とか


マクガイバー・・・・吹き替えデータ
ピーターソーントン・・・・吹き替えデータ
ジャックダルトン・・・・吹き替えデータ
わき役A・・・・吹き替えデータ
(全部自分の声で吹き替え)

とか。


吹き替えした音声データの保存にはそこそこの容量を食うと思うので、コンシューマーでは無理っぽいかも。
WINDOWS用声優ゲームシリーズとして各5800円~6800円とかでどうでしょう?
(吹き替えしなくても30分のアニメとしても楽しめる事もできるし。)


映像素材はこのソフト用に作ったアニメでもいいし、できるならすでに発売済みの市販のアニメとかでも吹き替えできたら楽しそうかも。

アニメだけでなく、海外ドラマとかでも良いと思うし。

●声優ゲームシリーズ 「ドラえもん その1 さよならドラえもんの巻」
●声優ゲームシリーズ 「カウボーイビバップ Session#2 野良犬のストラット 」
●声優ゲームシリーズ 「冒険野郎マクガイバー ~バリケードコンテストの巻~」

みたいな感じでシリーズ化して売っていくと。

あと、DVD書き込み可能のドライブを装備したPCなら、DVDビデオ形式にエンコードしてDVD-Rに焼く事もできたら、DVDプレイヤーでも再生が可能になり面白いかも。
(これは著作権の関係上無理っぽいかな?)


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12/21/2004

このままでいいのかコピーワンスプロテクト

「コピーワンスプロテクトでは、HDDに録画した番組をCPRM対応のDVDメディアに移動し、将来的にはHDD&ブルーレイレコーダー(あるいはHDD&HD DVDレコーダー)が出た時に、そのDVDメディアからHDDにムーブして、ブルーレイ(あるいはHD DVD)メディアに移動できる」と、ずっと思っていました。

しかし、これはどうやらできないという話が・・・。
詳しい話は省略するけど、DVDからHDDへのムーブができてしまうと、コピーワンスプロテクトのかかった番組を複製できてしまうので、現在DVDからHDDへのムーブができないのはもちろん、将来的にも一切できないと

コピーワンスプロテクトのかかった番組をHDDからDVDメディアに移動した後は、もう別のメディアへは一切移動できないとなると、今まで録画した資産が将来のメディアに引き継いでいく事ができなくなってしまいます。

VHSではコピーワンスプロテクトなんてかかっていないので、HDD&DVDレコーダーが普及した今ではVHSで録画した過去のお気に入りの番組をDVDにコピーしている人も多いと思います。

それが、現在のDVDや、将来のブルーレイ(あるいはHD DVD)から、未来のメディアへコピーはもちろんムーブ(移動)する事さえできなくなると。
かなり先の話になってしまうけど、将来的にそのメディアを再生できるプレイヤーが無くなった時点で、今まで録画した番組が一瞬にしてゴミとなってしまうのです。

そもそも地上波デジタルやBSデジタルなどのデジタル放送では、各番組毎に「コピーフリー」「コピーワンス」「コピー不可」の情報を選んで放送するとか言っていたのが、いつの間にかちゃっかり全番組にコピーワンスプロテクトがかけられて放送されるようになってしまいました。
視聴者不在で、一方的に決められてしまいました。

HDD&DVDレコーダーでコピーワンスプロテクトのかかった番組を録画した事がある人ならわかるでしょうが、コピーワンスプロテクトってHDD&DVDレコーダーの使い勝手をかなり悪化させるんですよね。
(使い勝手の良さがHDD&DVDレコーダーの売りのひとつであるのに、コピーワンスプロテクトでその良さがかなりスポイルされてしまいます。)

通常、コピーワンスのかかってない番組では、番組録画後にチャプターをうち、必要な部分(例えばCMをのぞいた番組部分)だけを選んだ「プレイリスト」というのを作成して、そのプレイリストを『コピー』するとCMをカットした番組がDVDにコピーできるという風になっています。
プレイリストというのは番組本体ではないため、作成は失敗しても、簡単にやり直しができます。

ところがコピーワンスのかかっている番組では、プレイリストでコピーするのはできなくなっており、CMをカットしたい場合は、番組本体のCM部分をいちいち削除していかないといけません。
これでは、CM部分を削除するつもりが間違って番組部分を削除してしまい、途方にくれるという事が起きてしまいます。(人間というのは、気をつけてるつもりでも、時に間違いを冒してしまうので・・・)

これについては「間違ってCMでなく番組部分を削除してしまった自分もある意味悪い」という事である程度慰めにもなるでしょうが。(いや、ならないか・・・)
しかしもっと釈然としないだろう事が、コピーワンスプロテクトのかかった番組では起きてしまいます。
それは『自分は一切へまをしてないのに、万一のマシン側のエラーにより番組が異次元の彼方へ行ってしまう』という事。

自分はHDD&DVDレコーダーを1年半以上使ってきましたが、たまに機器側のエラーで、HDDからDVDへのコピーをしてる途中でコピーの動作が止まり、DVDの方を見てみると何も書き込まれてない(途中まででさえコピーされてない)という事がたった3回ほどでしたがありました。
(ちなみに途中で「ダビング中止」の操作などをしたわけではありません。何もしてないのに、途中で止まったのです。)
これが「コピー」だったので、まだもう一度コピーをやり直しすればよかったので、特に実害はなかったのですが・・・。

ところがこれがコピーワンスプロテクトのかかった番組で「ムーブ」をしてる時となると話は違ってきます。
「ムーブ」中にエラーが起きてムーブが止まると、DVDの方にはコピー失敗の時のように何も書き込まれてない、しかしHDDの方には「ムーブが終わったから」という事でその番組が削除されてしまうという事が起きてしまいそうです。

実際には、幸いコピーワンスプロテクトのかかった番組のムーブ途中で機器のエラーが起きた事はないので、うちのマシンではどのような動作をするかはわかりません。(もしかしたら、ムーブ中でエラーが起きて止まったら、HDDの方では「ムーブが終わってない」という事で番組はまったく削除されないという事もありえるかもしれません。)

しかし、他のメーカーのマシンでは、コピーワンス番組のムーブ中に機器にエラーが起きると、そのエラーが起きたところまではDVDメディアに書き込まれ、HDDの方ではそのエラーが起きたところまで削除されるという事が起きたという話を聞いた事があります。(つまり、強制的に番組を変なところで分割されると)

自分は一切何も悪くないのに、機器側に起きた万一のエラーで、強制的に番組を変なところで分割されたり、最悪、番組はDVDの方には一切ムーブされてない・しかしHDDの方は「ムーブが終わった」と認識して番組を削除しているという事も起きかねないのです。

例えば、大好きなドラマとかをきちんと録画し続けていたのに、機器のエラーで第8話目がまるまる異次元の彼方へ行ってしまい、途方にくれるという事が起きてしまいます。
今まできちんと各話録画してきたのが、機器側の万一のエラーで第8話目だけ欠番となってしまい、一気に台無しにされると。

そんな悲惨な出来事がコピーワンスプロテクトのせいで起きてしまいます。

海賊版対策としてプロテクトをかけるのはわからないでもないですが、正直視聴者不在すぎるのではないでしょうか?(こんなプロテクトをかけてるのは日本だけという話も)
コピープロテクトをかけないと簡単に劣化のない複製がされ、セルメディアの売り上げに悪影響を与えるというのが放送側の言い分のようですが、それについては、例えばセルメディアでは地上波放送より高画質、また特典映像をつけまくったり、アニメでは作画のへぼいところを修正するなどして(どれもすでにやってますが)、セルメディアを買いたいと思わせるようにするべきだと思います。
(まぁこれでは海外での海賊版対策にはなりませんが)

それに、海賊版対策としてプロテクトをかけても、いずれはそのプロテクトも新しい技術で破られてしまい、結局海賊版対策にもならず、視聴者には不便と悲惨な状態を与えるだけという事にもなりかねません。
むしろ、コピープロテクトの解除された海賊版が出来てしまうと、「コピーがかかってないから」という事で手を出してしまう人も出てきたりしそうです。
(だって、コピーワンスプロテクトのかかった番組は、DVDから次世代のメディアへ一切移動できないそうなので。自分の好きな番組は、やっぱり将来の新しいメディアへ引き継いでいきたいと思うだろうし。)

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ココログの全文検索ってあんまきちんと機能してないような・・

ベータ版だからなのかもしれないけど、ココログナビでのココログ全文検索は、きちんとHITする単語があれば、きちんとHITしない単語があるようですね。
これじゃ「全文検索」になってないような・・・。

morrowindを買ったので、「morrowind」で検索したら、Gengorou's Nonexistent AutobiographyというブログがHITしたので、見てみたんですが、このサイトでアニメ・コミックのカテゴリを見てみると、「おまかせ!ピース電器店」についてレビューが載っていたんですよね。(しかもコミックス未掲載の情報も。全然知らなかったのでありがたいです。)

で、他にもこの漫画についてレビューを載せてる人がいるかなぁと、「おまかせ ピース電器店」とか、いろいろ似たような単語で検索しても、他の人はおろか、この人のココログもHITせず。
自分も後日この漫画についてレビューを書いたけど、自分のココログもHITせず。
・・・何故?
(今検索したら、また別の人のココログが一つだけHITしたけど、Gengorouさんと自分のココログはやはりHITせず)

「もっけ」で検索しても、自分のココログはHITしないのは当然として(ちゃんと記事は書いたのに)、他の人のココログも一切HITせず。
(他にも「もっけ」について書いてる人はきっといると思うんですが)


とりあえずきちんと「全文検索」できるようにして欲しいと思います。


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12/19/2004

トゥームレイダーシリーズ

トゥームレイダーIII

おすすめ平均 
やり応え、はまり度・リプレイ度高いです!
操作面で難あり
シリーズのなかでは最高だと思います

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   by G-Tools
↑これは3作目のトゥームレイダーIII

 
ジャンル:遺跡探検アクションアドベンチャーゲーム
 (1作目から5作目まではプレイステーション用、6作目はプレイステーション2用。PCとかその他のハードでも一部プレイ可能。)

メーカー:ビクターインタラクティブ(1、2作目)、エニックス(3作目)、カプコン(4、5作目)、エイドス(6作目)

 
 
●この作品の特徴●
「まるで自分が遺跡を探検してるかのような臨場感がすごい」「高いところに登った時や、崖を飛びこえる時はスリルがあって気持ちがいい」「ステージを縦横無尽にかけめぐる様は、まるでアスレチックのよう」「ゲームはけっこう難しい」


 
<今日もまた遺跡探検の旅に出かけようかな>

時々、また無性にトゥームレイダーシリーズをプレイしたくなる時があります。
正直、1作目から5作目まではPS(プレイステーション)時代のゲームなので、グラフィックが今ではさすがに多少見劣りしてきたけど、このゲームならではの「自分が本当に遺跡の中に入って探検してるかのような臨場感」は、やはり今プレイしてもたまらないものがあります。

なんでこんなにも臨場感があるかというと、多分「カメラの視点」と、「操作方法」によるものだと思います。

カメラ視点は基本的には常にキャラクターのララ=クロフトを少し離れた真後ろから見た視点となっています。(ただし壁を背にした時はこの限りではない)
操作方法は、コントローラーの十字キーの上を押せば奥に進み、下を押すと視点はそのままでピョンと後ずさり、右を押すと右の方をグルンと向く(視点は常にキャラを真後ろから見た感じなので、つまり背景が左の方向に回転する)、左を押すと左の方をグルンと向くといった感じになっています。

こういった操作方法とは異なり、3Dゲームではいわゆるマリオ64タイプ(十字キーを押した方向にキャラが移動するタイプ)を採用してるものが多いです。
(マリオ64、マリオサンシャイン、メタルギアソリッドシリーズ、ラチェット&クランクシリーズ、ジャック&ダクスターなどなど)

このマリオタイプの操作方法は、確かにキャラを操作しやすいという利点がありますが、キャラクターの向いてる方向と、そのキャラを操作してるプレイヤーの向いてる方向が異なる場合があり(例えば右や左や下を押した直後など)、時々キャラとプレイヤーの一体感が剥離する時があるように思います。

トゥームレイダーシリーズで採用されてる操作方法は、正直細かいアクションには不向きだと思いますが、こと『臨場感』という点においては素晴らしいものがあると思います。
(ちなみに「細かいアクションにはちょっと不向き」といっても、ダイナミックなアクションでは特に不都合はないです)

常にカメラはキャラクターの真後ろをとらえているのでキャラと一体感があり、遺跡を探検してる時の「まるで自分がそこにいるかのような感じ」は実に素晴らしく、崖から崖へジャンプした時などは本当に自分が飛んでるように浮遊感とスリルが感じられます。

「操作方法がマリオタイプになったらこの臨場感はなくなってしまうのか?」というと、6作目でそれが証明されてしまいました。

6作目では、何をとち狂ったか、操作方法がマリオタイプに変更されてしまい、確かに細かいアクションはしやすくなったものの、キャラとの一体感や、自分がそこに入りこんだかのような臨場感が大幅に薄くなってしまいました。
ファンの間でも、「なんで操作方法を変更したの?臨場感が一気に無くなった」という意見が多かったと思います。
(ソフトの評価サイトなどで見れば一目瞭然。)

*ちなみに、操作方法については「マリオタイプ」と「トゥームレイダータイプ」のどちらの操作方法の方が「良い」「悪い」という事ではなく、「何に重点を置くか?」ですね。
細かいアクションが多いならマリオタイプの方が適しているし、臨場感を優先するならトゥームレイダータイプの方が良いでしょう。
(ラチェット&クランクがトゥームレイダータイプの操作方法だったら臨場感は上がるけど、正直細かい操作ができなくて面白さは落ちるでしょう)
あとマリオタイプだと臨場感が薄くなるといっても、ソフトによっては結構臨場感を感じられるものもあります。64のゼルダの伝説時のオカリナや、PS2のICOなどは、マリオタイプの操作方法ながら、グラフィックデザインの秀逸さにより、臨場感は結構すごいです。

 
 
このトゥームレイダーシリーズはどういったゲームかというと、基本的にアイテムを拾ったり、銃などで敵を倒したりしながら、各ステージのゴールまでのルート(道筋)を探すというゲームになっています。

一見、行き止まりや、道が途切れていて進めなくなったと思えるようなところでも、L1キーを押しながら辺りを見回してみると、思いもよらないところに先へ進む道(ルート)があったり、閉まっていた扉を開くスイッチがあったりします。

ステージにはトラップが仕掛けられてる事もあり、時にはインディージョーンズよろしく大岩に追いかけられたりもします。


冒険するステージも、朽ちたインカの遺跡、水に沈んだ神秘的な遺跡、スフィンクスと大ピラミッド、コロセウム、一面銀世界の雪山、海中散策、荘厳なチベット寺院、熱帯のジャングル、砂漠の中にある基地、極寒の南極、歴史的な市街地、亡霊のいる島、Uボートなどなど、シリーズで多種多用な舞台を冒険する事ができます。
(各作品毎の舞台については後述)

前述したとおり、視点と操作方法により、各舞台の臨場感はすごいものがあります。
物のスケール(遺跡や建物・船舶の大きさ、高さなど)が実にリアルに感じられて、特に高いところに登って下を見下ろした時などは、高所恐怖症の人だと結構クるものがあるのではないでしょうか?

高いところから落ちてしまうと即死してしまうという事もあって、自分も最初の頃は操作ミスで高いところで足をふみ外した瞬間などは、心臓が一瞬「キュッ」と止まりそうになったものです。
(シリーズをプレイしてきた今ではかなり慣れましたが)

高いところを次々に飛び移っていく場面などは、結構ハラハラしますね。(そのハラハラが快感でもあったり。)

勇気を出して崖を飛び越えたり、よじ登ったり、滑車ですべったりと、ステージを縦横無尽にかけめぐる楽しさは、アスレチックに通ずるものがあります。(こっちは自分自身の体を動かさないけど)
子供の頃アスレチックで遊んだ事がある人なら、結構あの時の楽しさがよみがえるかもしれません。


正直難易度が高いという事がありますが、インターネットで攻略サイトを自由に見れるようになった今では、ゲームに詰まってもサイトで気軽に攻略法を見て再トライできるようになったと思います。
(できるだけ自力でクリアした方がクリアした時の達成感があります。とりあえず先に進めなくなってもあきらめず1時間ほどは粘ってみて、どうしても先に進めないという時に攻略サイトを見るというのがおすすめの楽しみ方です。)

遺跡探検に興味がわいた方は、是非一度はプレイしてみる事をおすすめします。


以下各作品の特徴など。
()内は出ている機種。PS・・・プレイステーション。PS2・・・プレイステーション2。SS・・・セガサターン。DC・・・ドリームキャスト。PC・・・パソコン。

トゥーレイダース(PS・SS・PC)・・・1作目。舞台はインカの遺跡、ギリシア風遺跡、水に沈んだ遺跡、コロセウム、ピラミッド・スフィンクスなど。シリーズでは比較的難易度は低い。

トゥームレイダーII(PS・PC)・・・2作目。舞台は水の都、オペラハウス、海上基地、海底、雪山、チベット寺院など。垂直な崖や壁をよじ登るアクションが追加。滑車や乗り物も登場。今作以降いつでもどこでもセーブできるようになったため、間口が広くなったかと思えば、即死系のトラップも結構あり、そこそこ難しい。

トゥームレイダーIII(PS・PC)・・・3作目。舞台は熱帯の集落、恐竜の闊歩するジャングル、砂漠、エリア51、南極など。シリーズでは一番ボリュームがあるかと。個人的にはシリーズで一番好きな作品です。(2番目はII)。難易度はそこそこ高い。ぶらさがり、ダッシュ、かがむ、などのアクションが追加。

トゥームレイダーIV(PS・DC・PC)・・・4作目。今作ではエジプトが主な舞台に。ロープアクションが追加。

トゥームレイダークロニクル(PS・PC)・・・5作目。舞台は歴史のある市街地、コロセウム、亡霊の島、セキュリティの高いビル、Uボートなど。ボリュームがちょっと少ないかも。(それでもクリアに15時間くらいかかる)。綱渡りが追加。

トゥームレイダー美しき逃亡者(PS2・PC)・・・6作目。舞台は市街地、美術館、研究所など。ハードがプレイステーション2になってグラフィックがより綺麗になったものの、前述の通り操作方法変更により臨場感・キャラとの一体感が大幅にダウン。また、難易度が下がったため、歯ごたえがなくなり、正直かなり面白くなくなった。他の作品は何度もプレイしてるけど、この6作目だけは一度クリアしただけで、もう二度とプレイしようという気にはなれず。シリーズファンからは駄作との意見が大半。
(後で発売されたPC版は、ユーザーの声を受けて操作方法が従来風に戻ったそうだけど、未プレイのため未確認です)


初めてトゥームレイダーシリーズをプレイするなら、やはり1作目からプレイする事をおすすめします。
PS one Books トゥームレイダース


操作方法に結構「慣れ」が必要なので、(特にジャンプの仕方とか、移動時の慣性とか)、従来のアクションゲームの感じでプレイすると結構とまどう事もあるかもしれません。
(あと、作品により操作方法がちょっと異なる場合があります。)
一応、チュートリアルステージで操作方法を学ぶ事もできます。



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12/17/2004

おすすめ漫画:おまかせピース電器店

おまかせピース電器店 21 (21)

おまかせピース電器店
著者:能田達規

●この作品の特徴●
「ドラえもんやキテレツ大百科のような発明系漫画。」

 
時はそんなに先の話ではない近未来(雰囲気はほとんど現在と同じ)。
主人公は物作りが大好きな中学生・ピース健太郎。
彼の家族は、商店街で「ピース電器店」というお店を経営しています。

『電器店』と言っても、そのお店で主に扱われてるのは、父親のピース貫太郎と息子のピース健太郎が作った自家製の電器製品やメカ・おもちゃなど。

本人達は至って真面目に作ったつもりなのだろうけど、ちょっとずれていたり、オーバースペックな商品によってひき起こされるトラブルの数々。

お話は基本的には1話完結型となっており、毎回アイデアにあふれた商品が出てきます。

登場する商品は夢があり、アイデアやデザインに理系の人間ならちょっとくすぐられるものがあるかも。
いかにも漫画的なアイデアの商品が大半ですが、数年後には実際に存在してそうな商品もあります。
(野球の巻に出てきたテレビの前でバットを振って遊ぶゲームは、xavixシステムを使って似たようなおもちゃが最近出たような。)

<登場するキャラクター達>

ピース健太郎・・・本作の主人公。いろいろなものを作ってはトラブルを巻き起こしていたりします。
ピースパパ(ピース貫太郎)・・・健太郎の父親。健太郎と一緒に変なものを作ったり・・・。今現在と、若い頃の姿のギャップがすごいです。
ピースママ・・・健太郎の母。ほのぼのママさん。(だけど・・・。)
ピース則子・・・健太郎の妹。ピース電器の製品のソフトウェアの開発もしていたり。兄のトラブルによくまきこまれる。
ピース康介・・・健太郎の弟。わりとノー天気。終始帽子をかぶっている理由は・・・。

立花桃子・・・ピース家のおとなりに住む健太郎のおさななじみ。大きいリボンとみつあみがトレードマーク。健太郎に思いを寄せている。やっぱり健太郎のトラブルによく一緒に巻き込まれる。
月影アイ・・・ラーメン店に下宿しながらピース電器を監視するスパイ。普段は健太郎と同じ中学校に通っている。
香山リカ・・・健太郎のクラスの担任。やはり健太郎にふりまわされる。

などなど
 

キテレツ大百科などの発明系漫画が好きな人には是非ともおすすめしたい作品です。
 

おまかせピース電器店 18 (18) おまかせピース電器店 19 (19) おまかせピース電器店 22 (22)

peace02

・・・と、おすすめしたものの、現在すでに絶版になっている模様。
(最終巻発売からまだ3年しか経ってないのに・・・。)

知名度が低いだけで、漫画自体はかなり面白いと思うんですがねぇ・・・。
将来的には文庫版などでまた販売されるようになったらいいんですが。

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12/16/2004

やっとわかった

コントロールパネルでどういう検索フレーズで飛んできたかわかるのだけど、その中で「こども 画像 無修正」というキーワードで飛んできた人がいた模様・・・。(このご時世に・・・。まぁリアルで犯罪を犯さなければ別にどうでもいいんだけど。)

そんな変なキーワードにひっかかるようなブログではないので、なんでこのキーワードでうちのブログがひっかかったか悩んでいたら、やっとわかりましたよ。
左の列に掲載してるドリンクの「こどもびいる」の『こども』と、「あまいぞ男吾」の記事内の「画像真ん中のブレザーの制服を着た女の子が操です」という文章内の『画像』、「コロコロコミック版ではコミック収録時に一部修正カットして減らされたページも、こちらの英知出版版ではきちんと収録されています」という文章内の『修正』、「無限の住人」の『無』・・・これで「こども 画像 無修正」にひっかかった模様・・・・。

なんだかなぁ・・・。


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面白ライター

面白いデザインのライターを集めてみた。

ターボライター・ルパン三世愛用と言えば・・もちろんワルサーP38こちらはシルバータイプ
↑ワルサーP38型ライター

M16 卓上 ターボライター
↑M16型ライター

M92Fベレッタ型ライターSI
↑M92Fベレッタ型ライター

ピストル型ライターコルトパイソン357マグナム8inch
↑コルトパイソン357マグナム型ライター

スクーター型ライター ブラック
↑スクーター型ライター

フォークリフト型ライター
↑フォークリフト型ライター

ペットボトル型ライター
↑ペットボトル型ライター

扇風機 ライタ-(グレ-)
↑扇風機型ライター

卓上ミニスロットマシーン型ライター
↑スロットマシーン型ライター

スペ-スシャトル
↑スペースシャトル型ライター
(メインタンク噴射口部分から炎が出ます)

ライフル型 卓上ライター
↑ビームライフル型ライター
(ガンダム?)

【送料無料】ギターライター点火すると光る!(12/24)
↑ギターライター
(点火すると光る)

キセル ライタ-
↑キセルライター

へぇーボタン型ライター
↑へぇーボタン型ライター
(上部の球状の所を押すと、赤いライトが光り「へぇ~」と言い火がつくそうです)

マッチ棒ライター (L)
↑マッチ棒ライター

携帯電話型 電卓ライター
↑携帯電話型電卓ライター
(電卓としても使用可能)

ポスト型 ライター
↑旧郵便ポスト型ライター

面白ガスライター チョコレート NO.1
↑チョコレートライターその1

面白ガスライター チョコレート NO.2
↑チョコレートライターその2

面白ガスライター チョコレート NO.3
↑チョコレートライターその3

パーティーなどのちょっとしたジョーク小物としてどうぞ。
*物が物なので、くれぐれも取り扱いおよび保管には注意してください。

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12/14/2004

おすすめ漫画:死神くん

死神くん (1)

死神くん
著者:えんどコイチ(代表作:ついでにとんちんかん)

●この作品の特徴●
「泣ける」「1回1回話が完結しており、テンポよく読める。」「死神くんは基本的に脇役的存在(主人公は毎回異なる)」

ベルセルクの紹介の時に、「面白い漫画を5つ挙げるとしたら?」と言われれば、まずベルセルクを挙げるといいましたが、「感動する漫画を5つ挙げるとしたら?」と言われれば、この「死神くん」をまず挙げるでしょう。

昔買ったジャンプコミックス版全13巻は、何度も読みかえしてるため、カバーに破れがはいってテープで補修してたりしてます。

本日ここで紹介するために、軽くざっと読み返してみたのですが、昔と比べて涙腺が弱くなっているためか、もうパブロフの犬状態になってるためか、飛ばし読みで読んだにも関わらず、ちょっと泣いてしまいました・・・。
(特に「娘どろぼう」の巻は、やはり何度読んでもイイです。)

えんどコイチといえば、「ついでにとんちんかん」のギャグ漫画を思い浮かべる人も多いでしょうが、この「死神くん」はギャグが一部あるものの、生と死を真っ向から描いた作品となっています。
(背景のエキストラで、ついでにとんちんかんのぬけ作先生に似た顔のキャラも出てきたりしますが。)

死神と言えば人の命を奪うイメージがありますが、死神くん自身が命を奪う事はあまりなく、むしろ人に「余命はあと何日(あるいは「あと何年」)」と伝える事が多いです。

ちなみに死神くんは「死神手帳」というものを持っていて、その手帳に死因を書き込むと人を殺す事もできるようになっています。(といっても死神くんが意図的に殺そうとする話はあまりありませんが)
死神くんのエピソードの中で、いじめられっ子が死神くんの落とした手帳を拾い、手帳を使っていじめっ子を殺そうとするエピソードがありました。
読みきり版の「デスノート」って、この死神くんのエピソードに結構似ていて、読みきり版デスノートが掲載された時は、「死神くんの一エピソードのパクリ」とも一部で言われたものです。
(デスノートは連載版では、そういう事を忘れさせてくれるくらい面白くなったので良かったですが。) 
 
「死神くん」の話は1話完結型となっており、テンポよく読めるようになっています。
1話31ページの中で話を練りこんでおり、時には思いもよらないどんでん返しにうならされます。 
また、基本的に各話のラストのページの左側は縦に長いコマとなっており、これがなんともいい感じで余韻を与えてくれます。 
 

エピソードをネタバレしない範囲でちょこっと紹介すると・・・。

●厳格な性格のため生徒から嫌われていた先生が、死神くんに余命7年と伝えられてじょじょに変わっていく姿を描いた・・・「40人の子供達」の巻
●スパイ衛星に乗った国籍も異なる二人に起こった事とは・・・。ラスト付近のセリフ・シーンはなんとももの悲しいものがあります・・・・「国籍を捨てた地球人」の巻
●わが子を思う親の利己愛によって起きてしまった悲劇・・・・「ふたりの父親」の巻
●美人の真実(まみ)と、自分の顔に劣等感を持ってる友達の福子。真美は事故により顔と目に重症を負う。そんな時、福子は死神から自分があと少ししか生きられない事を伝えられるが・・・「心美人」の巻。
ラストシーン近辺での真美のセリフ、ラストの福子のセリフがなんとも良いです。
●子供の集まる空き地の隅にはボロ家が建っており、そこに住むおばあさんは子供達から「鬼ババ」と呼ばれて嫌われていますが・・・・「おばあちゃんのあき地」の巻
●事故により父親は植物人間に。父親のラーメン屋を継いだ息子の奮闘を描いた・・・「人生ラーメン」の巻。
(これもラストシーンの息子のセリフが泣けます・・・)
●戦争が終わった事を知らずに南の島に40年も取り残された老兵が、余命を前に死神くんに故郷の日本につれてきてもらいます。「平和」なはずの日本で彼が見たものとは・・・・「老兵は去らず」の巻
●死神に余命を告げられた中年おやじは、めげずに本業の空き巣を続けます。ある日空き巣に入った家で、家に残っていた高校生の女の子に見つかってしまい、ひょんな事から二人は意気投合してしまうのですが・・・・「娘どろぼう」の巻
●借金で首がまわらなくなり一家心中をしようとしてる家族を描いた・・・「帰ってきた父ちゃん」の巻。父親のダメ人間っぷりに最初は笑わせられていますが、ラストでは泣いていたりします。
●動物園に閉じ込められたライオンを描いた・・・「コンクリートジャングル」の巻
(このエピソードでは人間でなくてライオンが主人公です。)
●がさつな母親に辟易していた小学生の息子は、ある日遠足でどさくさにまぎれて母親を殺そうとするのですが・・・「母ちゃんなんかいなくなれ」の巻
●自殺するためビルから飛びおりようとしてるところを引き止めたのは、自分そっくりの顔の人間だった・・・「本当の自分」の巻
●サッカー選手を夢見る兄は事故により足が動かなくなる。体の弱い弟に自分の夢を託そうとするが・・・・「兄弟のキックオフ」の巻

上記のエピソードのうち、「心美人」の巻、「おばあちゃんのあき地」の巻、「娘どろぼう」の巻などは特に好きなエピソードですね。
ここで紹介している以外にも、秀逸なエピソードが多いです。
(全部で70以上のエピソードがあります。)
 
 
「感動する漫画が読みたい」という方には、この「死神くん」は是非ともおすすめしたい作品です。

(「感動する漫画」と紹介すると、どうしても斜にかまえてしまって、素直に感動できないという事もあると思いますが・・・。この「死神くん」はそういうの無しで素直に読んでもらえたらと思います。)

死神くん(6) 死神くん(7) 死神くん(4)

sini01

↑死神くんと悪魔くんを描いてみた。
(うまく描けたと思ったけど、時間をおいて見てみたら、死神くんの顔がやっぱちょっと変になっとります・・・。)
悪魔くんってのは、人間の3つの願いをかなえるかわりに、魂をいただきます。
死神くんの良きライバルでもあります。

ちなみに文庫版をリンクしてるけど、買うなら古本屋で昔のジャンプコミック版(全13巻)を買った方がいいと思います。
何故なら、文庫版は、どうやら「心美人」の回のキャラクターの絵が書き直しされていて、この回の主役の福子の顔がより「ぶさいく」になってるようなので。
もともと「美人ではない」という設定だけど、旧版を読んできた読者からすれば、文庫版の福子の顔はちょっといただけません・・・。
(ジャンプコミックス版の10巻で行われた「あなたの好きなエピソードは?」のアンケートで、堂々の第一位に選ばれた「心美人」の巻が、よりによってこのような形で台無しにされるのは、もったいないと思います。)

変に書き直しをされてなければ、今でも生産されてる文庫版をおすすめできたのですが・・・。

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12/12/2004

シャドウタワーアビス

SHADOW TOWER ABYSS

おすすめ平均 
緩やかに崩壊していくゲームバランス
シャドウタワーアビス
正統進化。
とりあえず、体験版レビュー
フロム最高ーーー!!!

Amazonで詳しく見る
   by G-Tools

 
 
ジャンル:主観視点型リアルタイム3DアクションRPG(プレイステーション2用)
メーカー:フロムソフトウェア

 
 
●この作品の特徴●
「キングスフィールド4よりさらに進化したグラフィック」「右アナログスティックの操作により縦斬り・横斬り・突きなど、同じ武器でも4種類の攻撃方法を楽しめる。」「部位破壊が楽しい。」
 
  

主観視点(自分の目で見てるような視点。ちょうどレースゲームでのドライバーズビューのような視点の事です。)で繰り広げられる3DアクションRPG。
アイテム使用や装備変更の時など以外は全てリアルタイムで進行します。
(同じようなシステムのゲームでは、同社のキングスフィールドシリーズが有名。) 

ダンジョンのグラフィックは、キングスフィールド4よりもさらに進化していて、より臨場感が高くなっています。
光の差し込む様子、草の表現、水面の壁への照り返し、水面下になにげにいる魚など、かなり作りこんでいて美麗です。
蟲の巣の中みたいなところを探索するシーンなどでは、足場に蜘蛛の糸(?)のようなものがかかっていて、にちゃにちゃと音も出るわ、移動スピードも落ちるわでかなり生理的にキましたね。
 
 
ゲームバランスは、きちんと考えて行動しないと、結構ピンチになりやすく、歯ごたえがあってかなり面白かったです。(前作のPS版シャドウタワーよりも比較的難易度は落ちてる感じがしますが)
後述するけど、銃を使用した場合、わりと簡単になってしまいます。

フロムソフトウェアといえば「キングスフィールド」シリーズが有名ですが、キングスフィールド4よりもさらに進化したシステムで、よりゲーム性が高まっていると思いました。 

<進化した点 その1.右アナログスティックによる攻撃方法の選択が可能になった。>
従来は△ボタンを押すと攻撃だったのが、今作では右アナログスティックをちょんと倒すと攻撃になりました。
下へ倒すと『上から下方向への縦斬り(ふりおろし)』となり、上へ倒すと『突き』、右へ倒すと『左から右への横斬り』、左へ倒すと『右から左への横斬り』となります。
その時その時の気分によってこの4種類から好きな方法で攻撃できます。

敵によっては突き攻撃に弱いもの、斬る攻撃(主に横斬り)に弱いもの、叩く攻撃(ハンマーを装備してふりおろし=縦斬り)に弱いものなどがいて、ゲーム性が高まっています。
後述する「部位破壊」とも関連しています。

<進化した点 その2.武器によって攻撃回数が異なる事。>
基本的には従来のキングスシリーズでは、1回攻撃する度に、パワーゲージがたまるまで敵の攻撃をよけないといけないというまだるっこしい感じでした。 

今作では、武器毎に連続攻撃回数が設定されていて、複数回連続で攻撃できるようになりました。
例えば3回連続攻撃できる武器を装備した時は、画面左上に●が3個表示され、1回攻撃する度に●が一個減るといった感じで、連続して3回まで攻撃できます。
●は時間が経つと回復するので、2回攻撃した後、少し敵の攻撃をよけながら時間をかせぎ、●が3個まで回復したら、たたみこむように3連続の攻撃をしかけるという事もできます。
当然ですが、こちらが連続攻撃をしてる途中でも、敵の反撃があったりしますから、けっこう気が抜けません。

<進化した点 その3.部位破壊システム。>
敵にもよりますが、武器をもってる腕を斬り落としたり、首をはねたりできるようになりました。(「部位破壊システム」といわれています。)

例えば、一番最初に登場する「ガープ」という敵は、上手くやれば武器を持ってる腕を斬り落として攻撃力をダウンさせてから、首をはねてしとめるといった事ができるようになりました。
もちろん、そんなまだるっこしい事をしなくても、いきなり首をはねおとそうとしてもいいし、斬り落とさずに普通に倒すといった事もできます。
 
(斬り落とせるかどうかは、攻撃時の敵との位置関係や、攻撃方法(縦斬りとか横斬り)、あとは運にもよりますが)

部位破壊の気持ち良さは、もう実際に体験してみないとわからないと思います。

ただ、惜しむらくは、全ての敵で同じように色々な部分を斬り落とせるわけではない事。
敵によっては、まったく斬り落とせる部分がなかったりもします。
 
 
 
このゲームで進化した点もありますが、正直「ここがちょっと・・・」という部分もあります。

<難点その1:全体的なボリュームがもうちょいあれば・・・。>
自分の場合のクリア時間はだいたい13時間でした。(一部いかなかったエリアもありますが)
死んでやり直した時間も計算すると、クリアまで15時間くらいですかね。

ただ、各エリアでの隠し通路の発見や敵殲滅率を100%にする事、アイテムフルコンプリートをめざすなら、もうちょっと楽しめるかと思います。
(ゲーム中のデータベースで殲滅率やアイテム収集率が見れるようになっています。)
「一通りクリアするだけ」という人にはプレイ時間が短めに感じられるでしょう。
(ゲーム中はかなり熱中するだけに、「あれ?もうおしまい?」という感じがします。)
 
クリアまでのボリュームもそうですが、部位破壊システムを設け、敵一体毎にいろいろな斬られリアクションを設定したためか、登場する敵の数もちょっと少ないです。
 

<難点その2:銃を使い出すと、急にバランスが悪くなってくる。(簡単になってくる)>
今作では銃も登場しますが、銃を使い出すと、敵が弱く感じられて、急に簡単になってしまいます。
(銃も一応弾数制限はあるのですが・・・)

このゲームをきちんと楽しみたいなら、銃は拾ってもあまり使わない事をおすすめします。

難点もあるとはいえ、プレイ中の熱中度はかなり高いゲームでした。
特に今作で導入された「武器による攻撃回数の違い」「攻撃方法の選択」「部位破壊」は良かったですね。
ゲーム性がグンと上がってます。
部位破壊は実に気持ちよくて、新しい敵に遭遇すると、体中央を攻撃するよりも、どこを斬り落とせるかためすのに熱中します。
 
  
キングスフィールドシリーズをプレイしてきた人は、是非一度はシャドウタワーアビスをプレイしてみる事をおすすめします。
(キングスフィールドシリーズをプレイした事がない人には、ちょっと難しいので、いきなりこれからプレイするのはおすすめできかねますが・・・。)

「右アナログスティックによる攻撃方法の選択」「武器による攻撃回数の違い」「部位破壊」 は、キングスフィールド最新作へも是非導入して欲しい進化だと思いました。

st02a

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12/10/2004

やってしまった・・・・。

「ニューシネマパラダイス」と「寄生獣」にトラックバックがついていたので、こちらもお返しに相手のブログにトラックバックをしようとしたものの、トラックバックのURLを入れ間違い、それに気づいて「トラックバックの削除」でニューシネマパラダイスと寄生獣を消したら、相手から送られたトラックバックが消えてしまいました・・・。
(てっきり、こっちが入れ間違えたURLを消すものだと思っていたので・・・。説明をよく読むんでした・・・・。)

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12/09/2004

おすすめ漫画:闇のイージス

闇のイージス 19 (19)

闇のイージス
著者:原作・七月鏡一(代表作ジーザス、ARMS、D-LIVE)
   作画・藤原芳秀(代表作ジーザス、拳児、コンデコマ)

●この作品の特徴●
「ハードボイルドの世界」「護り屋<イージスの楯(たて)>こと、楯雁人のかっこ良さと、もの悲しさにしびれる作品」「巻が進むと、‘ヤツ‘も登場します。」

 

 
 
右手には黒手袋、黒いロングコートを着た、”護り屋”、楯 雁人(たて かりと)。
プロの殺し屋やテロリストなど、いかなる者からも依頼人を必ず護りぬくという事から、彼は<イージスの楯>と呼ばれています。
悲しい目をした護り屋・・・彼を中心に物語は進んでいきます。

絵を見ればわかると思いますが、わりと劇画系な絵柄です。
ハードボイルドの世界です。
楯 雁人のかっこよさ、哀愁にしびれてしまいます。

 
物語が進むにつれて、彼の悲しい過去・何故彼が”護り屋”となったのかが描写されていきます。

また、登場する人物達もひとくせもふたくせもあり、楽しませてくれます。

楯の代理人の女の子アナ・リドル。彼女は毎回依頼人になぞなぞを出し、依頼人がそのなぞなぞに答える事ができないと依頼を断ってしまいます。
 
痛みを一切感じない殺し屋ゼロ。口癖は「灰は灰に・・・。塵(ちり)は塵に・・・。」
彼は自分の傷を治すのに、傷口に接着剤を塗って傷をふさいだりします。
ゼロは特に好きなキャラですね。
(ちなみにデザインの元ネタは、ジャ○・レノのようです。)

途中から楯の助手となる「ちひろ」というショートヘアの女の子が登場して、物語に華をそえてるように思います。
彼女にも、またつらい過去があるのですが。

そして、物語が進むと、遂に”やつ”も登場します。
(コミックスの表紙を順に見ていったらモロばれですが。)

しかし、藤原芳秀が描く絵は、なんとも魅力的です。
時々「はっ」とするような素晴らしい「止め絵」を見せてくれます。
特に5巻の61ページで、満月をバックにコートをはためかせながら銃をかまえる殺し屋ゼロのシーンなどは印象深かったですかね。
(そして、そのコートの中には・・・・・)

ストーリーは「ジーザス」や「ARMS」などの漫画原作で有名な七月鏡一さん。
この「闇のイージス」でもリアルで骨太それでいてエンターテインメントにあふれたストーリーで楽しませてくれます。

絵やセリフがもろハードボイルドな感じがするので、苦手と思う人もいるかと思います。
(でも読み出すとそんな気にならなくなりますが。)
あと、登場する女の子とかは普通にかわいいと思います。

「たまにはハードボイルドに浸りたい」・・・そんな気分になった時には是非おすすめの作品です。

闇のイージス(12) 闇のイージス(15) 闇のイージス(14) 闇のイージス(20) 闇のイージス(18)

 
あと、「闇のイージス」を読む前に、七月鏡一(原作)と藤原芳秀(作画)のコンビで描かれた「ジーザス」も読んでおくと、より「闇のイージス」を楽しめるかも。
高校に赴任してきた教師が実はプロの殺し屋だった・・・というハードボイルドアクションです。(昔週刊少年サンデーで連載してました。)
こっちの作品も結構面白くて、読み出すととまらなくなります。
(「ジーザス」は通常のサンデーコミック版、ワイド版、文庫版の3種類が発売されています。)

ジーザス 1 (1)
七月 鏡一 藤原 芳秀

by G-Tools

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12/08/2004

爆笑ブーイング

ビデオを整理してたら、昔録画した「爆笑ブーイング」が出てきました。

昔関西テレビで木曜日(だったっけ?)の深夜にやっていた番組で、今で言うなら「笑いの金メダル(笑金)」に近い番組ですかね。
ああいう風に若手お笑いコンビのネタが次々と見れる番組でした。
笑金はトーナメント式ですが、爆笑ブーイングはコンビ同士を対決させるのではなく、各コンビが順番にネタを披露してる途中で、会場にいるお客さんが「面白くない。このコンビのネタはもういいわ。」と思ったら手を挙げる事になっており、そうして手を挙げた人の数が一定数に達してしまったら途中でやめさせられるという仕組みになっています。
(つまり、面白ければ最後まで見れるけど、面白くなかったら、途中で打ち切られるというわけです。)

各コンビに与えられた時間は5分程度までだけど、最初のつかみを失敗して1分そこそこでお客さん達の手が大量に挙がって打ち切られるコンビもあれば、つかみを上手くいっても途中でダレて手が挙がりだしてネタ終了の直前で打ち切られたりという事もありました。
結構シビアな仕組みでした。

最後までお客さんを飽きさせる事なくネタを披露できたら1ポイント獲得し、計5ポイントくらい獲得したら、年に1回くらいの割合で行われるトーナメントに出れるという事もありました。
(確かそのトーナメントではグランドチャンピオンにはメッセンジャー、矢野兵藤、TKO、のイズ、ジャリズム、中川家、ビリジアンがなったと記憶してるけど。)


爆笑ブーイングは当時すごい楽しみにしていた番組でしたが、この番組が終わって以来、自分の中ではお笑い熱が冷め、そういう方面はあまりチェックしなくなってしまいました。

最近になって、「当時の面々はどうなってるかなぁ?」とネットで調べたところ、あの番組で特に自分が好きだったジャリズム、のイズ、スミス夫人が軒並み解散してるのを知ってショックでした。
(好きだった「T.K.O.」は今でも変わらず頑張ってるようで、なんだか嬉しい限りです。)

といっても、ジャリズムについては、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年になって復活してるのですよね。
自分の場合、ネットで検索してジャリズムが解散したのを知った日に、「そうか・・・解散してしまったのか・・・。」と思いながらテレビを見てたら、その日やっていた笑いの金メダルという番組で復活してたので、同じ日に二度びっくりしてしまいましたが・・・。

ジャリズム復活は素直に嬉しいです。


あとは「スミス夫人」と「のイズ」が復活してくれたらなぁ・・・。

スミス夫人、あの松村さんの変な顔(失礼)をネタにしたコントとかは実に面白かった。
灘儀さんの「亀が立って歩いてるような」とかのツッコミもおかしかったし。
「腕時計を見てるようで見てない」とか「肩幅めっちゃひろ」とかのネタも思い出すだけで笑えます。
(文字だけではこの面白さは全然伝わりませんね。)


のイズ、「あ、映画俳優のウルフ池上や・・・」のネタがもう二度と見れないと思うと、悲しい限りです。
なんか池上さんが仕事をドタキャンしてしまって、仲違いの末別れてしまったようで・・・。
でも、時が経って、そういう傷が癒えたなら、できれば突発的なイベントなどで一時的にでもいいので再結成してネタを披露してくれたらと思います。
当時のファンとしては、本当にそう思います。
(久田さんといえば、昔奈良の学園前という駅のところで、めちゃくちゃそっくりな人に会いました。当時久田さんが住んでるところが学園前に近かった事もあり、本人かと思って声をかけようとしたけど、結局声をかけず終いでした。なんか機嫌が悪そうだったので・・・。池上さんなら声をかけていたかも。)


あと、やっぱり爆笑ブーイングは若手を鍛えあげるのに、かなり最適なシステムだったと思うので、また復活を希望してます。

まずはつかみでお客さんの心をうまくつかまないとだめだし、途中のネタでも中だるみさせてはいけない。
5分という短い時間でも、最後まで打ち切られずにネタを披露するためには、ネタやネタの構成やつっこみ具合などをきちんと吟味しないといけなかったし。

面白くないと手がどんどん挙がりだして途中で打ち切られるので、お客さんの「面白くない」という意見がダイレクトにコンビに伝わったと思います。
(向上心のあるコンビは、途中で打ち切られても何度も挑戦してきますが、向上心のないコンビは1回出場しただけで客のきっついダメ出しを喰らい、もう二度と出場しなくなったという事も・・・。)

今活躍してる中川家、二丁拳銃、ハリガネロックなども、この番組でずいぶん鍛えられていったと思います。

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おや炭くらぶ アイマスク

今日は一日中、注文受けたり在庫確認したり梱包したりと暇無しでした。
年末はやっぱり注文が激増します。

体がへとへとなのはもちろんですが、長時間PCの画面を見てたので、目がかなりしょぼしょぼです。

で、目が疲れた時に愛用してるのが「遠赤外線アイマスク」というやつ。

遠赤外線を放出する素材で作られたアイマスクで、かけていると目の部分がちょっと温かくなり、目および目の周辺の血行をよくして疲労が回復しやすくなります。

そもそもなんで血行がよくなると疲労が回復するかというと、疲労は、基本的には「エネルギー源(ATPなど)の消費」と「筋肉の動きを阻害する疲労物質の蓄積」の2種類でひきおこされるといわれています。

筋肉中にたまった疲労物質は筋肉の活動を化学的に阻害します(=体が重くなり疲れた感じがする)が、休んだりすると、時間とともに血流によって流されて減少していき、結果として疲労が回復していきます。
(ちなみに、休まずに動き続けると疲労物質も生成され続けるので、血流で疲労物質が流されようが、疲労の回復速度が低下したり、疲労が回復しなかったりします。)

で、温めるなりして血管を拡張して血行を良くすると、疲労物質の減少速度が上がり、より早く回復すると。
(お風呂入ったら全身の疲れが一気にとれるのは、体を温めて体内の血流をよくし、体中の血行をよくするから。だから時間がなくても、シャワーだけでなくきちんと風呂に入った方がいいと。風呂に入らずに寝るだけでは、翌日までに疲れがとりきれない事もあるし。)

勘違いしてはいけないのは、「筋肉痛」と「疲労」とは違うので、筋肉痛の時に温めると 逆効果という事もあります。(特に炎症の時など)
まぁ疲労は「だるい・疲れた」と感じ、筋肉痛は基本的に「痛い」と感じるので、ごっちゃにする人はいないと思いますが。

温めるのとは別に、揉んだりストレッチしたりしても血流をよくする事はできますが。

で、話が脱線してしまいましたが、まぁそういうわけで、目が疲れた時は、遠赤外線アイマスクをかけて目および目の周辺を温めて血行をよくし、疲労物質を一気にとりのぞいているわけなのです。

けっこう10分とかの短時間でも、これをかけると目の疲れがだいぶとれるんですよね。

自分は、これをかけてHDD&DVDレコーダーで録画しておいたテレビのニュース番組とかを聞いたりしてます。
(画面は見えないので、耳で聞くと。)
かけたまま、ちょっとの時間寝るのもいいと思います。

楽天でも「遠赤外線 アイマスク」で検索してみる(「遠赤外線」と「アイマスク」の間はスペースをあけてます)と・・・・

ASCAM(アスカム)おや炭(おやすみ)くらぶ癒しのアイマスク【快適寝具】
おや炭くらぶ アイマスク

というのがヒット。

ネーミングが・・・。
(でもこういうネーミングの方がつい「どんな商品だろ?」って思ってしまい、クリックしてしまうのかなぁ?)

価格については、遠赤外線アイマスクとしては1200円と、わりと安い部類に入るかと思います。
(自分が買ったのは2000円のタイプだったし。)

あと、こういう遠赤外線アイマスクを買わなくても、タオルとビニールと電子レンジがあれば、目を温める事ができます。

やり方としては

1.タオルを水に濡らしてしぼった後、ビニールに入れて電子レンジでチンする。(蒸しタオルのできあがり)
2.5分ほどおいてすこしさます。(レンジでチンした直後に顔にかけると、やけどしてしまうので注意が必要です。)
3.さわって熱くないと感じるくらいになったら、長方形にたたんで、目を閉じて顔にかけます。(主に目の上にかぶさるように)
4.タオルの熱がまぶたを通して目に伝わり、目がじんわりと温かくなってきます。

(何度も書くけど、まだ熱い時に顔にかけると顔はもちろん、まぶたを閉じていても目をやけどしそうになるので注意です。)

この方法、実際やってみるとタオルの水分で顔が蒸れて痒くなったり、レンジでチンした後さますまで手持ちぶさただったりと、いまいちなんですよね。
あと、早くかけすぎて目をやけどしそうになったり・・・。(しゃれにならないです。)

いちいちレンジでチンする手間も面倒だし。

一時は蒸しタオル製造機(床屋さんにあるような)を買おうかと思ったけど(これならいちいちレンジでチンする手間がかからない)、価格とかがそこそこするので、思いとどまりました。

で、結局たどりついたのが、「遠赤外線アイマスク」。

1200円~2000円しますが、これがあれば手軽に目の血行をよくして目の疲れをとるのに役立ってくれるので、重宝してます。
(使いまくってるので、もう、かなり汚れてますが・・・)

「目を酷使する事が多い」「疲れ目だ」という方は遠赤外線アイマスクを試して見る事をおすすめしますよ。

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12/07/2004

リッジレーサーズのコース水増し問題

さっきもちょっとこの件で書いたけど・・・。

雑誌やゲーム系ウェブでは「24コース収録」とうたっていたのに、実際は12コース、逆走を入れて計24コースとは、えらい肩すかしですね・・・。

これを知らないで「24コースも収録されている」と思ってゲームを買った人は、実際にプレイしてみて、逆走コースで倍に水増しをしてるのを知ったら、「騙された」と思う人も出てくるはず。
(今時逆走でコース数をサバ読むのもどうかと思うし。)

これなら最初から12コースと発表(あるいはコース数は伏せて)おいて、逆走コースも遊べる、という風な方が良かったような・・・。

ソフトが売れない時代だから数多く売りたいのはわからないでもないけど、だからってこういう誇大広告的な表現はいかがなものか・・・。
結局メーカーの印象が悪くなるだけなんだけど。
(で、ソフトがますます売れなくなる。)

しかし、家庭用5作(リッジ1~5)・業務用1作(レイブレーサー)の中から12コースしか収録してないとなると、各作品2コース程度の収録ですね。
正直しょぼいなぁと・・・。

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12/06/2004

PSP発売まであと6日

PSP、最初は買うつもりはあまりなかったけど、リッジの新作で過去のコースを走る事ができるというのを知って、だいぶ購買意欲が増加中です。
特にグラフィックがリファインされた4のコースを走れるというのは良いですね。

リッジレーサー4(正式にはリッジレーサータイプ4だけど)は当時は馬鹿みたいにプレイしまくりましたよ。
4のコースはグラフィックの陰影が素晴らしく、初めてファミ通で画面写真を見た時は実写かと思いました。
さすがに今プレイするとPSならではの低い解像度でドットのギザギザが目立ちますが、それでも陰影の美しさは今でも見劣りしませんね。
これがPSPでどのようにリメイクされるか見ものではあります。
(でもPSPの画面解像度はそんなに高くは無いですが。あと紹介ページなどでよくみると、リッジ4のコースは4種類しか入ってない?しかも半分は逆走コースなので実質2種類・・・・?)


リッジのせいでPSPの購買意欲がだいぶ高まってきましたが、やっぱり本体とソフト・データセーブ用のメモステをあわせて買うと3万円近くするので、実際に買うかは微妙ですね。

初期型はやっぱり多少遠慮した方がいいかなぁというのもあるし。
(といっても、自分が買ったPS2の初期型は特に問題なく可動してますが。PSの時は初期型ではなかったけど、すぐ故障したのに。)
本体の19800円ってのはかなり破格だと思うので、1,2年はこのままの値段で販売されそうだけど。

あとPSPではワイプアウト新作が出るそうで。
結局PS2ではワイプアウトの新作は出なかっただけに(海外ではPS2でワイプアウト新作が出たけど開発が変わってかなり不評だったらしい)、PSP版のワイプアウトはすごい楽しみです。


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12/05/2004

アニメのOP&ED集

自分がHDD&DVDレコーダーを買ったのは去年の3月頃。
カートリッジタイプの両面RAMが使えたり(カートリッジ式だとディスクにまったく傷がつかない)、ゴーストリダクションチューナー搭載・HDD容量が160Gあるという事で、当時東芝のハイエンド機だった「RD-X3」を選んだのでした。

当時13万くらいしたため、「13万も出していいものかなぁ」と思いながら購入しましたが、買ってから毎日2、3時間は使用してきたので、もう十分元は取れた感じがします。
(今では入門機なら5万円程度、二番組同時録画機能がついた機種でも7万円程度と、非常に買いやすくなってますね。いい時代になったもんです。)

HDD&DVDレコーダーについては、「買ってよかった!これを買ったら生活がまったく変わった。」と本気で思いますよ。
一度HDD&DVDレコーダーのある生活に慣れてしまうと、もうこれが無い生活は考えられません。
(逆に、ある日HDD&DVDレコーダーが突然故障したら、多少パニックになってしまうかも・・・。それほど依存してるとも言えます。ほぼ毎日使用。安くなってきたので、そろそろ保険として二台目を購入するか思案中。二番組同時録画機能と、地上デジタルチューナー・ハイビジョン録画機能がついてカートリッジ式のDVD-RAMが使える機種が出たら速攻で飛びつくのですが・・・。)

HDD&DVDレコーダーでは、HDDに録画した複数の番組を一瞬で切り替えて再生できたり、録画中でもHDDやDVDに録画済みの別の番組を見る事ができたり(ビデオデッキでは録画中は一切利用できないですよね)、現在録画中の番組を巻き戻して見る事ができるのがすごい便利です。
特にビデオデッキのように予約録画でいちいち番組毎のテープをセットしないといけないという事はなくなったのが嬉しいですね。
録画予約をしておけば、毎週その番組は忘れずきちんと録画してくれます。
(録画予約した本人が逆に録画していた事を忘れるほど)

ビデオデッキにテープを入れ忘れたり、きちんとテープを入れたけど「予約待機」状態にし忘れたりして、番組を録画しそこねたって事は、誰でも一度や二度はあるでしょう。
(また、間違った別のテープや、テープは間違ってないけど間違った箇所に上書き録画してしまったとか・・・。)
HDD&DVDレコーダーでは、そういうのとは一切無縁になります。
素晴らしいです。

昔、自分の住んでるところでは、土曜日の深夜は毎日放送のアニメシャワーというアニメ番組枠でフォーチュンクエスト、バイファム13をやっており、別のチャンネルではベルセルクをやっていたという事がありました。
当時使っていた2台のビデオデッキで3番組を録画するには、どうしても途中でテープを入れ替えないといけないため、毎週土曜日は深夜の2時とか3時頃とかの遅い時間まで起きていないといけないのは非常に辛かったです。

それが、今では深夜番組がいくつあろうが、予約録画をしておくだけでHDDに録画しておいてくれるので、ぐっすりと眠る事ができるようになり、つくづくいい時代になったものだと実感しています。
(RD-X3には二番組同時録画機能は無いので、同じ時間に録画したい別々の番組が重なった時は片方はあきらめざるをえませんが。じょじょに二番組同時録画機能を搭載した機種が標準となっていくので、それも過去の話となるかと思います。HDD&DVDレコーダーではないけど、PCのバイオなんかは7番組同時録画なんてのも・・・。)


あと、予約録画の際にいちいちビデオテープをセットするという手間がなくなるので、結構見るかどうかは微妙な番組でも気軽にどんどん録画しておけるのですよね。
で、手持ちぶさたな時間帯(今面白い番組が放送されてないって時)は、HDDに録画したそういう番組の中で面白そうなのを再生したりしてます。

画質についてですが、アニメ番組だとSP画質(DVDディスク1枚に2時間録画可能・CMをカットすれば5話収録可能)でも結構高画質のように思います。
(さすがに市販のDVDなどと比べるとちょっと画質は落ちますが。それでも結構綺麗です。)

実写番組だと、もうちょいビットレートをあげないとMPEG特有のブロックノイズとかがちょっと目立ちますね。
それでもVHSの時と比べて目に見えて解像度が上がっているので、字幕とかがかなり見やすくなると思います。
(動きがはげしいシーンはMPEGは結構苦手ですが)

S-VHSに標準モード(テープ1本に2時間)で録画していたとかならともかく、VHSで録画してきたなら、その画質の向上具合にびっくりするでしょう。特にアニメ番組は。(DVD1枚に4時間とか6時間とか録画できる長時間モードではさすがに画質はいまいちになりますが)

一度この画質に慣れてしまうと、「アニメでお気に入りの作品はHDD&DVDレコーダーで録画しよう」と思うようになります。

当初はビデオデッキ(ちょっと前に買ったS-VHSデッキ)とHDD&DVDレコーダーを使いわけていこうかと思っていたのに、HDD&DVDレコーダーの「画質の綺麗さ・保存性・一瞬で頭出しできる点や録画の際にテープをセットしなくていい快適さ」を味わってしまうと、もうビデオデッキを使用するのが億劫になってしまうんですよね。
(あー、でもCMをカットしてDVDメディアにダビングする手間はありますが。)

そのため、HDD&DVDレコーダーを買ってからビデオデッキをほとんど使わなくなってしまいました。
(昔録画したビデオテープをDVD化する時、再生側機器として使ってますが。)


前置がかなり長くなりましたが、HDD&DVDレコーダーを買ったらやってみると面白いのが、アニメのOP(オープニング)やED(エンディング)ばっかりを集めたDVDを作るという事です。

色々なアニメのOPやEDを連続で見てみると、下手なアニメを30分観るより濃密な時間を楽しめると思います。
絵と音楽がシンクロしたアニメのOPやED集は、良質のミュージッククリップを観てるようで楽しいです。

まぁ、ビデオテープでもOP・ED集を作れない事もないけど、ビデオではダビング時に画質が劣化するのや、再生を繰り返すとテープが劣化したり、DVDのように一瞬で頭だしをするという事ができないですし。

DVDだと、ランダム再生機能がついてる機種なら、お好みでランダム再生も楽しめます。


HDD&DVDレコーダーをお持ちの方や、これから買うという方は、お気に入りの作品のOP・EDばっかりを集めたOP&ED集を作って見る事をおすすめします。
(アニメだけでなく実写ドラマなどでも可能)

だいたい1枚のDVDディスクにSP画質で1分30秒のOP(あるいはED)が70種類以上は入ります。


<以下は、お気に入りのOP・ED>

●ガンパレードマーチOP・ED
●WOLF’S RAIN OP・ED(OPは特に歌が気持ちいい。EDもしっとりとした音楽)
●グラップラー刃牙 OP(OPの筋トレしてる刃牙と歌のシンクロ具合がいい)
●恋風OP・ED(せつない恋心を歌ったOPはもちろん、矢野顕子っぽいEDもいいです)
●ロミオの青い空OP・ED
●灰羽連盟OP・ED(これは音楽がすばらしい。特にEDはつい何度も観てみたくなります。)
●トライガンOP・ED
●仮面ライダーファイズOP(アニメではないけど)
●仮面ライダー龍騎OP(同じく)
●ガンダムSEED OP・ED(OPはTMレボと玉置成美の一つ目のやつ。EDはシーソーのやつ)
●ドラゴンドライブOP(これは、本当にいいOPだと思います。歌がかなりいいし、映像も歌とかなりシンクロしてます。実は本編のアニメはまったく観た事がないのですが、このOPはつい何度も見てしまいます。)
●明日のナージャED(なんかEDはツボにはまったので)
●ヒカルの碁OP・ED(最初のOP・EDと後期のOP・EDいずれも)
●VガンダムOP(STAND UP VICTORYの方)
●ガンダムX OP
●ラストエグザイルOP・ED
●フィギュア17 OP・ED(アルフィーの歌がいいと思います。ファンではないのですが。)
●ベルセルクOP・ED
●なるたるOP(なんか漫画の内容を無視したような明るいOPが結構好きだったり)
●ガンスリンガーガールOP(おだやかなOPが素晴らしい)
●住めば都のコスモス荘OP(なんか好きだ)
●ストラトスフォーOP(岡崎律子さんの曲はかなり名曲だけに、もう新曲が聴けないのが残念です。)
●赤ちゃんと僕ED(「ALLO ALLO TOI TOI」の方)
●GANTZ OP
●愛してるぜベイベOP・ED
●カレイドスターOP・ED
●無限のリヴァイアスOP
●ガンダムSEED DESTINY OP・ED(番組の後半部とEDがつながってるので、切り分けるのが難しいですが)


しかし、HDD&DVDレコーダーを買った後、スカイパーフェクTVにも加入してアニメ番組をじゃんじゃん録画したため、両面タイプのメディアがすでに100枚を突破してしまいました・・・。
(片面タイプのメディアで換算すると200枚を越えてます・・・・。)

まぁ、100枚のうち24枚は冒険野郎マクガイバーですが。
1時間の海外ドラマを140話録画すると、さすがに枚数がかさみますね。これでもビットレートを落として、1時間の番組(実質1話44分ほど)が片面3話は入るようにしてますが。

枚数が増えても、ビデオテープと違ってコンパクトなので、場所はあまり取らないのが良いです。

HDD&DVDレコーダーを買って唯一困った事は、メディア代に結構かかってしまう事ですかね。


ニンレコ

などの安いところで購入してますが、それでも結構な出費になってます。
(でも市販のDVDを買うより、はるかにコストパフォーマンスが良いですが)


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12/03/2004

おすすめ漫画:ラブロマ

ラブロマ 1 (1)

ラブロマ
著者:とよ田みのる

●この作品の特徴●
「星野くんと根岸さんの直球恋愛物語」「わりと天然の星野くんに、ツッコミを入れる根岸さんが微笑ましい。(というか笑える)」「ポップな絵柄となっているため、独特の雰囲気が楽しめます。」 

 
 

月刊アフタヌーンはわりと毎月楽しみにしている雑誌です。
掲載されてる漫画はどの作品も、わりと作者に自由に描かせてる感じがします。
(そのため、作家の個性が強い作品が多い。)
普通の漫画雑誌では読めないような個性の強い漫画も、意欲的に連載を開始させてくれるのが、漫画読みとしては嬉しいところです。
(人気がとれなければ当然打ち切りとなりますが。)

この漫画も、アフタヌーンならではの、一種独特で個性の強い漫画です。
漫画からは、毎回作者が楽しみながら描いてる雰囲気が感じ取れます。

<星野くんと根岸さんの直球恋愛物語>
 
 
主人公の「星野くん」と彼女の「根岸さん」の恋愛物語なんですが、まず星野くんのあまりの正直者っぷり(直球っぷり)、マイペースっぷりにノックアウトされてしまいました。

なにせ星野くんは、クラス全員がいる前で根岸さんに告白するという、マイペース少年。
(告白の時は、全然気負いも無し。)
しゃべり方もなんか独特で、自分の第一印象は「すごい変なやつ」でした。

告白してつきあう事になってからも、星野くんは、自分が思う事、考える事を根岸さんに逐一伝えてしまいます。
(いや、正直すぎるだろ・・・。)

星野くんと根岸さんが、恋愛についてお互い話しあいながら、真摯に考えて行動していく姿は、初々しくも考えさせられるものがあります。

また、天然系の星野くんとちょっと気の強い根岸さんが組み合わされると、そこに生まれるのは絶妙なボケ(星野)&ツッコミ(根岸)。
あいまあいまに入るボケとツッコミのおかげで、読んでて気持ちいいです。

ポップな絵柄とあいまって、独特の作風と味わいを醸しだしています。

 

普通のラブコメの絵柄や展開を期待してると正直肩透かしをくうかもしれません。
ただ、この漫画の独特の雰囲気は、けっこうくせになってしまうんですよね。

今時の高校生にはありえない、でも読んでいて清々しい、星野くんと根岸さんの恋愛物語。
普通の恋愛ものやラブコメに飽きたという人は、一度読んでみる事をおすすめします。

結構恋愛について考えさせられるものがありますよ。

ラブロマ(1) ラブロマ(3) ラブロマ(2) ラブロマ(4)

 

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12/02/2004

おすすめ漫画:あまいぞ!男吾

img/dango

あまいぞ!男吾
著者:Moo.念平

●この作品の特徴●
「主人公・巴 男吾(ともえ だんご)の成長を描いた王道子供向け学園漫画。」「読んでていて実に爽快で、元気をわけてもらえる。」「猿みたいな顔の男吾がカッコよく見えてくる。」
 
 
 
最近仕事の都合でコロコロコミックを見た事がありますが、今のコロコロは、おもちゃやテレビゲーム・カードゲームを題材にした漫画ばっかりなのに驚きました。
なんか誌面のほぼ80%近くがそういう漫画・・・。

自分が子供の頃も、多少はゲームやおもちゃ関係の漫画は載っていましたが、ここまでひどくはなかったような。
これも時代の流れですかね。
(タイトルは変わっているけど、キヨハラくんの漫画がまだ載っていたのはびっくりしました・・・。)

コロコロコミックといえば、やっぱり「あまいぞ!男吾」を語らずにはいられません。
少年漫画の王道かつ名作であり、自分にとってはバイブルです。

通常の漫画ではキャラクターは年をとらない(最初はとっていても、途中から年をとらなくなったり)のが普通ですが、このあまいぞ男吾では、リアルタイムに毎年年をとっていったため、同世代の自分としては、非常に親近感を感じたのを覚えています。
(自分が小学生の頃は男吾も小学生だったし、自分が中学生の頃は男吾も中学生、自分が高校生の頃は男吾も高校生でした。)

男吾の小学校時代を描いた小学生編、中学生時代を描いた中学生編、高校生時代を描くかと思いきや途中から○○になった高校編(さらにその後の展開も・・・)、の3部からなっています。

自分的には中学生編時代が特に好きなエピソードが多いですかね。ファンには根強い人気の男勝りの操(みさお)とかも出るし。(画像真ん中のブレザーの制服を着た女の子が操です。)

連載がコロコロコミックであったという事もあり、小学生向けの漫画であるという事は否めません。

しかし、どのエピソードも読後感が非常によく、社会人になった今でもつい機会がある毎に何度も読み返してしまいます。
読んでて、元気が出てくるというか。

山猿みたいな顔をした男吾が、非常にカッコよく見えてくるから不思議です。
(男吾の父ちゃんのダメっぷりも笑えます。そのくせ、男吾と同じく、ここぞという時はカッコよくなるし。)
 
 

コロコロコミック版の全16巻は現在は製造中止となっており、中古でしか入手する事はできなくなっています。

現在は英知出版というところから「あまいぞ!男吾(壱)」「あまいぞ!男吾(弐)」「「あまいぞ!男吾(参)」の全3巻が発売中です。(本文執筆時点の2004年12月現在)

1冊あたり2700円ほどと、高価ですが、買ってみると、そのページ数の異常な程の多さ、読み応えにびっくりすると思います。
なんせ、コロコロコミック版全16巻を全3巻にまとめた上、作者による各エピソード解説のページもついているため、1冊あたりのページ数がえらい事になってます。
(コロコロコミック版ではコミック収録時に一部修正カットして減らされたページも、こちらの英知出版版ではきちんと収録されています。)

通常のコミックスに換算すると、5冊分が、1冊に凝縮されています。
(弐巻、参巻はページ数が1000ページを越えてます・・・。図鑑並ですね。)

一時はコロコロコミック版(全16巻)のぼろぼろの中古品でさえ、プレミアがついて15000円以上でヤフオクで取引されていたという事を考えると、8000円程度で全話読めるようになったのはありがたい事だと思います。

あと、男吾ファンなら知ってる人も多いとは思いますが、2002年に発行されたトラウママンガマガジン第1号に、あまいぞ男吾の続編読みきりの「だんじて男児」が掲載されました。

男吾の子供の男児を描いた読みきり作品ですが、当時と絵柄やタッチがまったく同じままなのは、ファンとしては嬉しい限りです。
(何年も後に書いた続編ものの場合、絵柄が変わっているという事が往々にしてあるので。)

大人になった男吾やお姫も出てくるので、ファンなら是非手に入れておきたいアイテムですね。
(男吾とは関係ないですが、トラウママンガマガジン第1号の巻末に掲載されている手塚治虫作品の「グリンゴ」を題材にした「グリンゴ2002」も見物かも。まるで手塚治虫本人が描いたようなタッチはちょっと笑ってしまいました。田中圭一、やりすぎです。)

ちなみに「あまいぞ!男吾」のファンサイトとしては「巴道場」というところが有名です。
作者のMoo.念平さんも時々やってこられます。

今日男吾について書くために、改めて巴道場をのぞいたのですが、奇しくも今日12月2日は男吾の誕生日だったようです。
(ファンのくせに男吾の誕生日を知らなかったというのもナニですが・・・。)

ハッピーバースデー巴男吾。
楽しい一時をありがとう。
(あれから何年も経ってしまいました。お互い年をとってしまいましたね。)

あまいぞ!男吾(3) あまいぞ!男吾(2) あまいぞ!男吾(壱)

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12/01/2004

おすすめ漫画:無限の住人

無限の住人 (13)

無限の住人
著者:沙村広明(月刊アフタヌーンで連載中)

●この作品の特徴●
「時代劇剣劇アクション」「画力が高く絵で魅せられ、ストーリーでも惹きつけられる」「登場するキャラクター達が魅力的」

●注意事項●
題材が題材なので斬ったり斬られたりするシーンが結構あります。
(一部のシーンをのぞいて比較的グロくはない描写だとは思いますが。)

 

漫画は絵が全てではないので、画力が低くてもストーリーが面白いなら名作となりえます。
逆に、画力が高くてもストーリーがつまらないと駄作となってしまいます。

ストーリーが面白く、画力も高いなら、言う事はないでしょう。

「無限の住人」は、このタイプ(ストーリーが面白く、かつ高い画力で絵でも楽しめる)の漫画だと思います。

(といっても、最初の数巻は、デビューしたてならではの画力となってますが・・・。巻を重ねる毎に画力がどんどん上がっていき、熟成された現在では「神」レベルの画力となっています。・・・いや「神」はちょっといいすぎですが・・・。)

下書きとペン入れが同居したようなタッチは、独特の味わいがあります。
(時々アフタヌーン本誌では本当に下書きが載る事もあるけど・・・。コミックではきちんとペン入れされてますが。)

血仙蟲という虫を寄生させられ不死身の肉体をえた万次(まんじ)は、逸刀流という組織に親を殺された凛(りん)に用心棒として雇われ、逸刀流の面々と死闘を繰り広げていきます。

高い画力によって繰り広げられる決闘シーンは爽快だし、ストーリーも二転三転して、どんどん先が読みたくなっていきます。
絵と物語の双方でグイグイと読ませてくれます。

正直自分はテレビの時代劇はあまり好きではありませんが(むしろ苦手な方)、この漫画は素直に読んでいて楽しいです。

また、ストーリーの面白さはもちろんですが、登場する人物達(主人公の万次と凛の二人はもちろん、敵である逸刀流の凶、乙橘槇絵、果心居士、逸刀流と敵対する無骸流の百琳、偽一、尺良などなど)も実に魅力的に描かれています。

特に最初は敵として冷徹に描かれていた逸刀流の頭首・天津影久も、物語が進むにつれて人間らしさが描かれ、親しみが湧いてきます。

ストーリー、絵、キャラクターの魅力の3点で読ませてくれる漫画だと思います。
未読の方で興味を持たれた方は是非一度読んでみる事をおすすめします。

 
 

あと物語とは関係ないのですが、この作品を連載しているアフタヌーン本誌で行われた無限の住人キャラクター人気投票では、たった一人が一人のキャラクターに800票近くも送って無理やりそのキャラを一位にさせるという微笑ましいエピソードが。
作者もきちんと個人票という事を知っていた上でカウントするという、懐の広さを見せつけてくれました。
(二位との得票数差が670票もあり、ぶっちぎりの一位って・・・・。)
おまけに、送られた800通におよぶハガキは束にして、側面にその一位になったキャラを描きなぐって送り返すという事まで。

・・・というように、わりと悪ふざけが好きな作者でもあります。
(無限の住人でもコミックス裏表紙のカバー内で暴走してます・・・。本編がシリアスな時でさえ・・・。)

「無限の住人」では比較的お笑い要素をセーブして描いているようですが、リミッターを外して全開の沙村広明を見たいなら、単行本の「おひっこし」(全1巻)も読んでみる事をおすすめします。

おひっこし―竹易てあし漫画全集

あと、プレイステーション2の「どろろ」ではキャラクターデザイン・イラストレーションで参加もされてます。
こっちも良かったら一度プレイされてみてください。

どろろ
どろろ

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