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2011年12月

2011年12月20日 (火)

3Dモデル:食堂用イス&テーブルセット

コミックスタジオ・イラストスタジオ用3Dモデル「食堂用イス&テーブルセット」です。



Syokudou001

学生食堂とか社員食堂用の素材なのですが、イスがシーン内に大量に配置される必要があるという事で、イスはポリゴンをあまり使わないような簡素なデザインにしたつもりですが、結局それでも結構ポリゴン数が多く、それでいてデザインもあまり良くないというどっちつかずな感じになってしまいました。

Syokudou002

lwsファイルで親子関係がある造り(tableが親)なので、イスはコミスタ上で個々に選択して移動する事ができます。

3Dデータは以下よりどうぞ。

「syokudou.zip」をダウンロード

上記のデータは一組の物ですが、コミスタ上で1組ずつ並べるのは手間がかかるという事で、あらかじめlightwave上で2x3(計6組)を配置してあるデータも用意しました。

Syokudou003

こっちは一番親が「base」で、その下にtable(と、その子であるchair)が配置されています。
baseを選択状態で一度csoファイルとして書き出し、それを3Dワークスペースのコマンドの「読み込み」でロードしなおすと、また6組追加して配置できます。
(増やしすぎるとメモリ消費が大変な事に)


lightwaveでデータを作る際に問題があったのか、それともコミスタ側の問題かわかりませんが、何故かコミスタ上ではtableを選択状態で位置を調整しようとすると、自由に移動できないという謎の挙動を示します。

しかしchairを選択状態で移動しようとすると、正常にイスだけは位置を微調整できるという風になっています。(何故?)

Syokudou004

上記画像はイスだけ調整したもの。

2x3セット(6組セット)の3Dデータは以下よりどうぞ。
(メモリ量によっては正常に開けない場合があるかもしれません)

「syokudou2.zip」をダウンロード




現在のコミスタでは単独の3Dオブジェクトは簡単に3Dワークスペースのコマンドで複製できますが、親子関係ありの形状の場合、親を選択状態で複製しても親だけが複製されてしまうという風になっています。
(そのため、元のlwsファイルを読み込みなおして追加するか、あるいは親を選択状態でcsoファイルとして一度書き出してから、それを読み込みなおして追加する必要あり)

lightwaveみたいに通常の複製とは別に親子関係ごと複製できる「階層複製」みたいなコマンドもあれば使い勝手が良くなると思うのですが。

また、同じような形状をシーン内にそれなりの数表示する場合、一部の3Dソフトでは「インスタンス機能」というのが搭載されており、あまりメモリを消費せずに同一オブジェクトを大量にシーンに複製・配置できるようになっています。
これも搭載してもらえたら、今回みたいなモデルの場合、イスにわりと潤沢にポリゴンを使ってデザインができるようになります。

コミスタやイラスタの後継ソフトのclip studioでは、初回からでなくてもいいので、何度目かのアップデータでこれらの機能を追加してもらえたらありがたいです。

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2011年12月 8日 (木)

コミスタの名前が無くなってしまうんですかね

・名称について
コミスタ・イラスタの次世代ソフトウェアが発表されましたね。
名前がclip studioとなってしまうようですが、漫画作成機能がある上位版は「コミックスタジオ」という名称を引き継ぐのはダメなんでしょうか?
「漫画を作成するソフトだからコミックスタジオ」ってのはわかりやすくて良かったと思うのですが。
 
 
・ライセンスについて
コミスタのパッケージに付属のライセンスに関する紙では、「購入者本人が使用する場合に限り、複数のPCにインストールしてもいい(ただし、同時起動は不可)」となっており、これが個人的に結構助かってますので、clip studioでもこういうライセンス形式だと嬉しいです。
現在私はパッケージ版はコミスタ4のpro版(正確には3からのバージョンアップパッケージですが)を持っていますが、デスクトップPC1台と、WINDOWSタブレットPC1台にインストールして、その時々で作画環境を変えて使用しています。
(レンタルで借りてるEXの方は主に3DLTの検証にのみ使用)
もしclip studioではインストールできるPCが一台になってしまう場合は、追加ライセンスを安価で購入できるなどしてくれるとありがたいです。  
 
・無償提供について
コミスタproおよびEXユーザーは上位版のclip studioは無償で貰えるとの事ですが、嬉しいというよりちょっと不安になったりします。
機能的に現在のコミスタにある機能がきちんと搭載されてるなら、別に今までと同じようにバージョンアップ代をしっかり取っても個人的には全然かまいません。
最近購入した人はともかく、バージョン4が出た当時に購入した人は発売からもう数年経過して値段分の元はしっかり取ってる人も多いでしょう。
セルシスの経営に悪影響が出て、コミスタ(およびその後継ソフト)が無くなったり、別のメーカーに買い取られて、そのメーカーが漫画作成に必要な機能の搭載にあまり積極的で無かったりバグを放置気味だったりすると多くの人が困ってしまいます。

3DCGソフトではshadeという国産ソフトがあり、これは元はエクスツールスという会社から出ていたのですが、会社が倒産してイーフロンティアにソフトウェアが譲渡されると、「それ必要かなぁ?」と思うような機能に無駄に開発リソースを割いて本来搭載すべき機能の追加が遅れたり、未だに搭載されてなかったり、新バージョン出す度に結構バグまみれだったり(しかもそのバグの修正が終わるまでかなり長い期間待たされる)と、色々ユーザーにつけが来ている状態です。
(まぁでもなんだかんだで文句言いながらも手になじんでしまったツールのため使い続けたりしてるのですが)

セルシスさんには金を取れるところからはしっかりと取ってもらって、今後も何十年に渡って漫画業界を支えるよう頑張ってもらいたいところです。

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2011年12月 3日 (土)

コミスタの3DLTで線を出すための方法

現在のコミックスタジオ(ver4)では、EXに搭載されている3DLTレンダリングに若干クセがあるようです。

以前も平面を分割しても3DLT時に無視されてしまうようですというエントリで書いた事がありますが、現状の3DLTでは分割して意図的に線を出そうとしても曲面上ならともかく"平面的につながってる場合"は、線が出ません。
3D下描きの時は何故か線が出ていても、いざ3DLTレンダリングすると必要な箇所の線が消えてしまったりします。 (線の検出精度を100にしても)

Bun001

例えば上記のように二つの形状があって、離れている場合はいいのですが、隙間なくぴったりとくっつけると・・・

Bun002

という風に別形状なのに真ん中の線が消えてしまいます。

線が出るようにするにはある程度離さないといけないのですが、距離をうまく調整しないと、

Bun003

という風に線が二重に出てしまったり、形状によっては隙間から向こう側の線が出てしまう場合があります。
かといって近すぎるとやっぱり線が消えてしまったり・・・。

で、別の方法で線を出させようとテストしてみました。

Bun004

わりと綺麗に線がしっかり出たようです。

何をやったかというと、線を掃引のラインとし、サイズのかなり小さい四角形を断面として、パイプ状に掃引したのです。
表示が小さいので、断面はポリゴン数を節約するために頂点数の多い16角形や32角形ではなく、四角形で掃引しています。

ただし、これも断面のサイズがあまりに小さすぎると、以下のように

Bun005

線が消えたり途切れ途切れになったりするようです。
3DLTレンダリング時にどれくらいのサイズでレンダリングされるかどうかで同じ形状でも線がきちんとレンダリングされたり、線が途切れ途切れになったりする場合があるようなので、太すぎないように注意しつつ、そこそこの断面サイズで掃引した方が良さそうです。

Bun006_3

上記はパイプ掃引で線を出す事によって平面にレンガ状の模様をテクスチャを使わずに出したものです。
分割した後に距離を離す方式ではこういうレンガ模様を表現するのはわりと手間がかかりますが、パイプ掃引で線を出す方式では、あまり手間をかけずにこういう線が簡単に出せるようになります。
手順としては、平面(の複製)に縦横ナイフを入れた後、横線を4本パイプ掃引→縦線を1本パイプ掃引した後、奇数段用と偶数段用の二つの形状に分割→奇数段の形状を1ブロック分横方向にずらして複製→偶数段の形状はまず半ブロック分スライドさせて、その後横方向に1ブロック分ずらして複製・・・・・で完了。

レンガの線が元の平面とは別形状となっているため、後から不必要な箇所を削除する事によって、例えば

Bun007

みたいに、単純な四角形ではない平面にも、そこそこの短時間でレンガや格子模様を壁面に追加できると。

注意点としては、パイプ掃引した形状はポリゴンの法線の向きが内側になってると3DLT時に線が出ないため、3Dソフト上で面の法線の向きが外側になるようにきちんと調整しておくか、コミスタ上で「両面」チェックボックスをONにして3DLTレンダリングしてもらうようにしないといけないみたいです。

 

 

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